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ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
アゴラ20周年企画第一弾 _f0215179_13313213.png

5月9日(火)
藤原辰史先生がやってくる!

*13時〜お花見と歓談
*16時〜講演と食事と歓談  
       講演テーマ:”あの日の食と子どもと生史” 
       ーhondoー沖縄ードイツー?1945〜           
   子ども生史ー生き物?人間?として生きナガラエル

5月のアゴラの花々に出会い、語りあい、お食事しましょう♩
アゴラは1997年5月10日に開設しました。
ちょうど20年目を迎える5月9日、京都大学人文学研究所准教授の藤原辰史先生をお招きしました。
5月のアゴラは色とりどりの花が咲きます。
コデマリ。オオデマリ、シモツケ、シラン、ツツジ、野の花アザミ、もちろんシロツメグサも・・・
庭にはハーブ類が勢いつきます。ラベンダー、いろんな種類のセージ、バラ、ダイコン草・・・
お花見しながら、時には食事して、藤原先生と語る。
これからの社会を考え、思い、語り合いましょう。

参加者は参加費1000円 と 夕食(16時から)の一品を持ち寄ってください。

定員:30名 お早めにアゴラにお連絡ください。(℡:0537-27-1428 )

# by polepole-yururin | 2017-04-01 13:33 | お知らせ!
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先日、教室に絵が大好きな子がいるといって、心の病を持った方が来た。
20代だろうか、少し前のめりで、小柄な子がスケッチブックをもっていた。
側で話を聞いていて、彼女の精神年齢はいくつなのだろうと思った。
一緒に来た人「〇〇だね」
彼女「うん、〇〇」
一緒に来た人「〇〇大好き?」
彼女「うん、〇〇大好き」
先生「好きな色ある?」
彼女「ピンク!」
一緒にきた付き添いの方は大変優しく、たいへん丁寧に、ハイテンションで彼女に一つ一つ言葉をかける。
彼女は、そのハイテンションの声音に反応してハイテンションに言葉は弾む。しかしほとんど単語が並んでいる。
ピンク、・・・うん、・・・好き・・・学校に行っていたよ・・・など。
その後、先生は彼女を山に案内した。
けれど、彼女は山を歩くのも大変そう。
「ここまで来ないか!」先生は言った。
「無理。普段歩かないから」
そして先生の興奮した行動にも反応せずに彼女はただそこにいた。
いつからこういう風になったのだろう。
生まれつきじゃない。
きっかけがあったにちがいない。
もっとふつうにいただろう。言葉ももっと普通に話していただろうに・・・
いつから・・・

世の中にはたくさんの精神障害者がいる。けれどたぶん最初は前のめりではなかった。最初は単語ではなかった。最初は毎日普通に歩いていた。感動もしていた。自ら自分の思いも言えていた。
ある時、症状が出て、ある時病院に行って、病名をもらって、薬を飲み始め、それがずっとずっと続いて、時間が経てば、昔と変わったな〜てことになっていた。

最近、統合失調症と診断された子と御縁がある。
それがひとりではなく、あなたも、あなたも、あなたも、・・・え?????
話を聞けば、急に教室の外から出て行った。急にイライラしてロッカーを殴った。急にある時チラチラと目の前が光った。
などなど・・・
そんで学校から呼び出しが来て、心療内科へ・・・もしくは小児科へと相談されて行く事になる。
そこでは衝動的な行為だけを重要視されて、前後左右の出来事には着目されず・・・。簡単なチェックリストがあって、それをチェックしたら、あらあら・・・統合失調症と診断されて、薬投与が始まった。
親はびっくり、でもそう医者が言うもんだから・・・それも大きな病院が言うもんだからと素直に聞くしかない。
あ・・・病気だったんだ。だから今まで学校が苦しかったのもそう言う事だったのね・・・となっちゃう。
精神薬にはいろいろあって、眠剤からはじまり抗不安薬、安定剤、抗鬱剤、などなどいろいろある。けれど、要は興奮を抑える為の鎮静剤である。ただ神経に作用する為、神経伝達経路に作用する。場合によっちゃ〜不随運動が起こってしまう。つまり自分で動かしていないのに身体が動いてしまう。時に最近使いやすいと処方されるエブリファイと言う薬は、目が上がってしまう。つまり斜視のようになってしまう。このエブリファイの副作用をちゃんと知らない医者はその患者が訴えた副作用の対処法に斜視の手術をとなる。
その副作用をしっている場合は、エブリファイを飲みながら、目を下げる薬を飲む。それでも目が下がらないなら仕方ないというドクターがいる。普通ならエブリファイを辞めれば副作用は消えるのだから、エブリファイではない薬にするだろうが・・・。
急増する統合失調症。それも低年齢化している。薬の服用も早くにはじまり、その薬は一生おつきあいしていきましょうが見解である。
治らない病気、統合失調症だと今の日本の医療ではなっている。
他国に行けば治る?医者を変えれば治る?・・・精神科医の野田先生は、統合失調症は年齢とともに症状は安定し、さらに薬だって辞めていけると言ってらっしゃる。これは先生が長年精神医療と携わってきた見解だ。さらに先生はチェックリストがくせ者だという。
今や鬱の延長が統合失調症となってる事自体間違いである。
つまり中学〜高校にかけて統合失調症と診断される子どもさんの行為は、いじめなど学校の窮屈さから逃げたいが為の衝動的な行為だ。それは当たり前の行為だとも言える。だって今の中学教師の恫喝のひどいこと、理不尽な態度、差別、競争を強い続ける行為、それに伴い子供達のラインいじめ等、大人と同じ事をする。
すると、純粋な子は疲弊するに決まっている。
心の病気になる子どもさんは優しい。本当に優しく純粋無垢だ。ゆえ、社会がここまで歪み汚れていたらおかしくなるのは当然である。
森友学園事件しかり、同時に種子法廃止の動き、水利権をフランスに売り飛ばし、水道事業を民営化するする動きなど、ただであるものをお金で買わなくてはならない状態にし、生きる権利さえ危うくする政府が作る社会がここまで体たらくした実体があるゆえ、敏感な子供達はつぶれていく。
それを救ってもらえると病院に行くと、もう後戻りできなくなる状態になってしまう。

私たちは、世の中が私たち国民の為に良いように法を作り、しくみを作り動いていると信じきってる。
だから世間、行政のいうことは信じきる。
妊娠したら産婦人科に行く、そしてそこで生んで、そこでミルクの飲ませかたの指導をされる。その病院に明治のミルク屋さんが来ていたら、新米ママは明治ミルクを与える。そこに森永ミルクの方が来ていたら、森永ミルクを与える。
紙おむつをパンパースにしていたら、パンパースを使う、メリーズなら・・・初めての病院でいろんな事を教わる(刷り込まれる)あげくにワクチン接種も行政と絡んで母子手帳を貰うから、この母子手帳がこの子の大事な証明書のように新米ママは大事にし、毎度チェックする。
小児科にいってもこの母子手帳は大事なこの子のあかしとなって、インフルエンザも当たり前に打つ。
当たり前がどんどん増えた。
当たり前に今度は幼稚園や学校で言葉の先生とやらがいて、チェックされて心療内科へ相談されたし、という流れが今や出来ている。
落ち着いて暴れずそこにいたらいい。薬っていいね。だって授業の邪魔にならないし、先生も大変だから・・・

確かに暴れる子が教室に来ていた。少しずつ自分の表現をやって楽しそうだった。
でもその子はある時もっと暴れるようになった。「ゲームやりたい!ゲームは楽しい、もう作らない」といってその子は辞めた。
親はもうお手上げ。以前から学校のすすめで心療内科に通い安定剤を貰っていたらしい。薬で一時は安定するが副作用で興奮し、さらに薬の量が増え・・・薬で安定すると思いきや一時的な安定と、薬に寄る副作用と同時に自分から作る意欲がなくなり、ゲームの刺激だけを欲するようになると脳は混乱し、子どもの中でイライラが増す。だから薬はどんどん増える。その子腎臓も悪言っていってた。

ある子は学校に行けなくなったからって心療内科に行った。なら薬のんだ。いっぱい奇麗な絵を描いていた子が、赤でしか描けない。そして絵が仕上がらない。被害妄想が出現。それから辞めた。

薬は飲まないで!と私は忠告する。
けれど医者を信じ、教師を信じ、行政を信じ切っている人には届かない。

ある時、授産所に行き、病院に行っている統合失調症と診断された子が私に言った。
「ここにいる事が安心して心の安定に繋がります。カウンセラーより先生はカウンセラーです。っていっぱい絵も描けるようになりました」と。
「なら、ここにくる時間を増やして、少しずつ薬やめたら?飲んでも今は単剤投与だよ。」って私は言った。
「え?」と彼女はびっくりした。そして私に言った。
「あの〜、以前も薬辞めれるよっていってくださったので、授産所の人に話したら、その人すごく危ない人やって!今安定しているんだから、これでいいんだよ。あなたは授産所で優しい人に囲まれて、病院で優しい人に囲まれて、そして家・・・その中にいたらいいんだよって言われて・・・あの人たちいい人だから」って。
「三角デルタ地帯だけがあなたの居場所なの?」
「そうなりますが・・・あの〜、この本を読んでください、授産所のカウンセラーに貰った本です」
そう言って漫画の「統合失調症」って本をもらった。
彼女はもう来ていない・・・
彼女はたまにショートステイにて病院にいて、授産所でたまにクッキー売って、家で絵を描いてる。多剤投与のまま。

薬を完全に辞める事は困難だ。それは重々承知の上。
でもとりあえず多剤から単剤へ。
さらに、治るを前提にしているところにいることだろう。

日本財団がいろんな福祉施設を援助している。
時に元気村という施設もある。そこに私も行った事がある。食べに・・・
働くのは精神障害者の方。言われるままに表情変えずにおうむ返しに話すのみ。
食べ物を恐る恐る運んでくる。
それをサポートと言うのだろうが、・・・
精神障害者には行政から障害者認定を受けて10万円ほどのお金を月に貰える。
それで生きている。
授産所と言うのは、単独経営されているのはごく稀で、国の保障を貰って運営している。毎年予算を組んで、入所者の数にあわせて支援が決まる。そこに職員がいる。
運営は患者さんがいてこそ成り立つ。
患者さんが社会貢献できる為の場として作られたと私は思っている。
けれど、良くならないという言葉を言われ、ここに居続ける事が良いのだろうか。
以前彼女に貸してもらった「統合失調症」の漫画の本。
確かに日本の精神医療は・・・と描かれている。
が、その作者は、他の国にはもっとゆったりと薬を飲まずに幸せに存在する人たちがいると言う事を最後に伝えてた。
そこを彼女は見ようとしない。

日本人は与えられた世界から出ようとしない。
本当を知ったらもっと楽しく、可能性ある日常が存在すると言うのに、保障、薬、目先の安定、権力の追従、様々なものに委ねてしまっている。
精神疾患を治すのには並たいていじゃない。
特に薬を飲む時間に比例して離脱するのが難しい。
だから逆戻りして、どんどん深みにはまってしまう。
だから容易く心療内科、精神科に行くのはやめて、生活環境を変え、しんどい事から少しでも外れる事であるし、信頼ある人との関係を築く事だ。カウンセリングより人生長く生きてきた、さらには自分を持っている幅のある人のアドバイスは、アメリカじこみのカウンセリングと比べ物にならない。

今まだ症状が進行していないのなら、動き出そう。
でないと薬はどんどん前頭葉を破壊するよ。
信頼ある精神科の先生が「スマホ、パソコンなどデジタルも前頭葉を破壊するのだよ、長期乱調、依存は脳を疲弊させる。」
とはっきり言った。
今の社会毒は薬とデジタルと・・・種、水、当たり前が守るべきものになってしまった。
産業につぶされていく日本の現状である。
授産所の存在も病院の存在も一から考え直す時が来ている。

先生は山から下りる彼女に言った。
「毎日歩きな。もっと自然の中にいたほうがいい」

病気を治すのは、薬ではないんだ。人間らしい、生き物らしい生き方が私たちに本当に求められている。


PS:最近の医療について思った事。それは県立or国立〇〇病院といかにも信頼される専門の病院で、統合失調症と診断し、次に紹介した病院が、いちばん薬を多剤投与する病院だと言う事だった。
大きな病院がいいと昔は思っていた。最先端医療を受けられると安堵していた。私も医大で働いていたからそう思っていた。
しかし、2001年〜小泉内閣時代、竹中平蔵氏が、経済財政政策担当大臣になったと同時に、規制緩和という言葉と大学病院や公立病院が法人になって、まず事務が解体されて、臨時雇いの民間の事務職員が入り込んで、病院の赤字経営から黒字経営へとスローガンが出され、病院経営は行き詰まる。
公的機関は赤ではいけないのである。儲けを出すべきだと言う見解が出されていった。皆賛同した。しかしそのおかげで、医療は、人の命を守る助ける医療から、経営・・・つまり儲け、ビジネス、産業としての医療となってしまった。
だから病気がふえれば医療費は増える。医療費が膨大することで国の赤字は拡大するが、個人病院や法人化された病院は儲けを生む。さらに一番もうけるのは製薬会社と東芝や日立などの原子力を医療機器に利用するメーカーやその他の医療メーカー。メタボ、いろんな検査も若年層にまでどんどん広げ、予防医学と言う言葉を巧みにつかっての医療行為が幅広く展開されているのである。
プライマリーヘルスケアとは、生まれるまえから死ぬまで一連の流れを医療がタッグ組みフォローUPしていくしくみである。が・・・これでは、病院とずっと抜けられない関係にあると言う事で、昔は病気したら病院へ行くはずが病気せずしてずっとずっと病院に管理されていくのである。とんでもない!
人々は科学、医療と言う言葉を行政やマスコミのいうニアンスにまんまと騙されてしまったのである。

あ〜それと今病院に行けば生花を見かけず、作り物の花や観葉植物が飾ってある。日本と言う国は・・・心の病の闇_f0215179_20451661.png
えええ?と思いきや、病院条例のようなもんで、生花には菌がついているので汚いのだそうだ。感染の原因になるので原因となる生きた花は菌の温床なのだそうだ。
うざ〜!
消毒薬だらけの無機質な病院と化してしまった。
心の安心感よりも菌撲滅の抗生剤等の薬の活躍でしか病気をみようとしない医療がこの日本にはびこっているのである。
これじゃ〜『アゴラ森3−さきのくにの風ー』の無菌の国の項そのものじゃないか!?
ちょっと怖くなった。




# by polepole-yururin | 2017-03-31 18:21 | 思うこと
ジャーナリストが書く雑誌『Lapiz 春号 2017』好評発売!私の記事も載っています!是非!
いろいろ崩壊してきた社会のしくみ_f0215179_19081964.png


旧暦の正月からいろいろありすぎて、・・・
その間もう一つのブログ「里と湖のポレポレ日記」に記載。

日本は終わっている。
安倍晋三氏の国会答弁はなんて幼稚なものだ。奥様も同じ。
稲田防衛大臣の幼稚な答弁も・・・さらに服装も・・・
森友学園の問題も自民党、日本会議、大阪維新・・・様々に楼呈している。
もともとその輩が同のような人々かどうかは、言わずもがなだが、ここまで気色悪さが露呈したと言う事は、私たち国民の民意も最低に達したと言うことか・・・
産学協同教育を受けた全体教育の成れの果てが今だろう。
森友学園の幼児に体する対応は気持ち悪いくらいだが、よく思い出してみたら、私たちも近い教育を受けていた訳であった。
保育所の先生も、幼稚園の先生も恐かった。
無理矢理給食を食べさせられた。脱脂粉乳を毎日飲まされた。まずい給食を食べさせられた。食べれなかったら昼休みはなしだった。
大きな人参、ジャガイモ、牛乳汁・・・まずい。
私は偏食した。家では食べれるのに・・・
先生が恐くって授業中に先生トイレって言えなかった。だから幼稚園のパンツをはいて帰ってきた事しばしば・・・
みんな同じ事をした。言う事聞けない子は違うクラスに連れて行かれた・・・
小学校のときは、運動会に鼓笛隊があった。回れ右!右向け右!
大将がいて、笛を吹いて並んで歩いた。親たちはこの鼓笛隊を絶賛した。
息子を鼓笛隊の長にしたい村の有力者がいた・・・
全校体育があった。スパルタだった。
学校の先生はひいきがひどかった。学校の先生はほとんど寺の住職や奥さんやその家系だった。なんでだろう・・・
ま、要するに私たちは森友学園の教育の小ましな教育を受けていた。
戦前なんてもっともっと恐ろしい全体主義教育。
何で天皇を神と拝むのか・・・天皇は意志あるひとりの人間だ。
何もあの方は愛を施していない。国民の税金の中に存在する。宮内庁も・・・宮内庁は平安時代の公家で、あのドロドロのにまみれた藤原家の同類。
国民は本当に思考する事を出来なくさせ、当たり前におかしい事をおかしいと言えない人に、思えない人に、思ったらタブーにさせられていただけだ。
森友学園の出来事がテレビでちょっと作られ報道され始めているが、この事で国民が自分たちが昔させられた事を客観視できたらいい。
人はその中にはまっている時、何も疑問にもてないものだ。初めて囲いから出たとき、自分がいた場所が見えるのである。
安倍晋三氏は、内閣総理大臣だ。
内閣総理大臣になりたいとある子どもが言っていた事を思い出す。
内閣総理大臣をえらい人と思っていた子ども時代・・・
今、安倍晋三氏を見て内閣総理大臣は選ばれた人ではなく、野望と、誰かの利用価値のために選ばれた役者だと知る。
内閣総理大臣も、内閣閣僚もあそこまで幼い人たちでもなれるのだ。
追従する事をよしにする汚い人たちだからこそ、今ある地位にいる。
環境破壊がおこり、人々が戦争で苦しみ、公害で苦しみ、今いろんな病気で苦しみ、貧困で苦しみ・・・さらに欲毒にまみれるのは、欲毒をまき散らす輩がいるからである。
「この世界の片隅に」と言う映画が巷で話題になっている。
私は批判的だ。
あんなに淡々と戦争を受け入れるか?戦争により被害を日常の流れに流していく事が出来るか?
それをしてしまったら、戦争責任者の思うつぼである。軍産複合体の思うつぼである。
でもかつての私は、主人公と同じような生き方をしていたように思う。
何も知らない。ただ言う事をひたすら聞いた。さらにいい嫁をやっていた。頭をへこへこ下げていた。
いろんな人の苦情を受け取って、頑張ろうと前向きに節約や、地球に優しい事をせっせとやっていた。
いつも家族の下の仕事・・・つまり汚い仕事、力仕事、雑用・・・みんなやっていた。
これが私の役割だと信じて・・・
でも・・・
無知は一番の罪である。
無知故に子どもをもっとしっかりと社会毒から守れなかった。
彼等の生き方を今更ながらに応援できてももっと小さい時から本当の自由を教えてあげれなかった。
親の無知は、悪とも言える。
戦時中無知な国民を作った権力はぜったい悪い!しかし無知な国民は戦争を拡大させ、さらに戦争責任さえ出来ぬ・・・自分の責任を逃れる思考を子孫に受け継いだのだ。

沖縄の山城ヒロジさんが釈放された。
5ヶ月ぶりに・・・何もしていなかったヒロジさんだったのに・・・
安倍さんはそろそろ終わりを告げるのか・・・そんな空気だ。
沖縄を本当に向き合う事がこれからの日本の行く末だ私と思う。



# by polepole-yururin | 2017-03-22 19:01 | 思うこと

高江に思う

高江に思う_f0215179_17283332.jpg
二月になってインフルエンザにかかり、このところ寝ていた。こんなにきついとは・・・久しぶりで弱ってしまった。
ふと思えば、インフルエンザって私の子どもときにそんなにインフルエンザ、インフルエンザとうるさくいわなかったし、私も病院に行ってワクチンうった覚えが無い。
打ち出したのは医療者になってから強制的にだ。
それにインフルエンザって毎年かからない。今年はたまたま。
思い返せば5年、10年の単位だろうか。
確かに熱が上がる時、その一日二日はつらい。でも薬飲まないでも治る。
いつからこんなにやかましい社会になったのか・・・巷ではトランプの報道がすごい。
オバマの時は静かだったのに、どうしてだろう。オバマだってどんなに悪い事をしたか。
今何が善か悪か、真実報道はマスコミを見るとよくわかる。日本のマスコミの劣化がひどい。
うそ、と思ったほうが正しいとも思われる。

ローマさんのBlogに高江の動画があった。
ゆっくりじっくり見させていただいた。
そしてマスコミ報道と、自民党議員、嘘っぽい話をひょうひょうと話す姿に憤りを感じた。
「ニュース女子」の問題はネット等で知っていたが、この動画を見て、大変気分が悪くなった。雇われて抗議デモしている人たちだというが、こうも嘘を顔を出して言う議員も議員だ。その後その議員は恫喝までしているし・・・嫌らしい。
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私は自分で高江に行った。何度か行った。
そこで出くわす人と話しすれば、皆自分たちの思いで来ているし、実費だ。
他に高江に寄付を持ってきてくださったシニア夫婦もいた。
沖縄の人もいっぱいいた。
ここに活動家が寄付も貰って寄り集まってるというのは何処を見て言うのだろうか。
沖縄の基地問題を金で・・・と言う言葉で終わらせることってひどい事である。
もっと根深く、それも基地は沖縄の人の意向でもなく強制的に作られた訳で、その被害もあらゆる所にあって、あげくに沖縄の人が本土の人間をヤマトンチューは!と罵倒する空気まで作るのは、それだけ沖縄の実体を知らなさすぎるのである。
ただ沖縄を知れば知るほど複雑で、沖縄県の中にもいろいろあって島の問題、本土でも北南中央と違う。
あくまでも権力につぶされていく弱い物いじめ構造の果てに出来上がるものとも言える。
薩摩に利用され、明治政府に琉球処分され、昭和天皇とその内閣は、戦争時沖縄を捨て石にした。
その後アメリカに支配され、収容場に80%が入れられ、出てきた時には自宅、田畑は基地になってた。
生活基盤を戦争当時からつぶされ破壊され、翻弄された人たちである。
それに明治から差別された沖縄。
沖縄の歴史を見れば、人権とはなんなのか・・・そう考える気持ちがわき上がる。
こういう事を知らなさすぎるのは、やはり教育の問題であろう。
私は社会が好きだった。歴史が好きだった。成績も良かった。
でも本当に沖縄を知らない。戦後史を知らなさすぎる。
それを学校教科書で理解し、テストに出る範疇の勉強など自己満足であった。
なにも役に立たない産物だった。
沖縄戦さえ語らないよ、社会の先生。先生のせいにしてはいけないとよく言われるが、いい点とれていて、その義務教育と高校教育の中で同じような事しか学ばなかったら、自分が歴史にもっと好奇心をもって動かない限り無理である。
ましてや理系にその後目指せばいつ知り機会があるのか。

これ、意図的だ!



昨日政治評論家の森田実氏の事を知り、YouTubeで見た。
戦後日本はいつ独立したのだ。まったく出来ていなかったと。
戦後沖縄は占領されたまま。
日本本土にも多数の基地をアメリカに提供した。
アメリカに与え続けた日本である。
天皇責任も問われる事無く、天皇は象徴になった。
しかしだ、象徴は効力がなくなる訳でなくあがめられ続け、別格の存在に居続ける。
しゃべらぬ象徴となってしまった。
沖縄に昭和天皇は一度も行っていない。
皇太子が行った時には火炎瓶が投げ込まれた。
私は天皇を拝まない。教育されていないから拝まない。人を拝む対象にしない。
だからもし私が沖縄戦の犠牲者だったら、戦争責任の謝罪を求めたい。
戦争責任者が雲隠れして、アメリカの笠の中に隠れ互いが利用しあいしている権力構造に負の根は存在する。
沖縄の人の翻弄され続ける日常をクリアーにするには、その負の根を土から掘り起こすことである。
現政権の下に蠢く人たちの心根は何処まで腐っているのだろうか。
ここまで嘘ばかりを報道するメディアとは何であろう。
うさんくさい人たちがはびこる世でいいのであろうか・・・

# by polepole-yururin | 2017-02-05 17:29 | 政治(思う事)
正月あけても去年と変わらない生活が続く。
今年の年賀状は、意外な人からの励ましの年賀や思いを書いてくださる年賀が多く、世間体を超えた人間関係に本当の年賀の意味を知った。

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インターネットニュースにど〜んと上がっている記事に驚く。

内閣支持率67%に上昇、JNN世論調査

 安倍内閣を支持する人は先月から6ポイント増えて67%となり、2013年11月以来の高い水準となったことがJNNの世論調査でわかりました。(TBS系(JNN))
[続きを読む]


国民がどちらにむいているか・・・それさえもう捏造だろうと思ってしまう。
ちょうど三宅洋平氏が参議院選に出馬しての街頭演説でいっていたこと、山本太郎氏が言っていたことと同じ事がおこっているのだろう。
選ばれた人への電話聞き取り調査。それもいまや本当に反映された声だろうか・・・それをTBSがニュースとして流す。日本のメディアはほとんどが支配されている。
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先週の朝日新聞の一面を見て、もう朝日も終わっているのだと確信した。
新聞記者のプロパガンダ。視覚をうまく使う。
どの写真を選び、どういう風に一面を構成するか・・・
アレッポの記事と、大きな写真。老夫婦が崩れた町の中を呆然と歩く写真。
その下にはオバマが英雄のごとく写真がアレッポの写真を見上げている。
作られた視覚・・・
アレッポの記事には、アサド政権に支配されているアレッポ西部と書き出しがある。
その下のオバマ大統領の記事には「多様性、未来へ」と大変いいイメージの見出しがあり、オバマ大統領の最後の演説が書かれている。オバマケアを遂行した救世主となり、チェンジを掲げ、アメリカ国民を救ったと言っている記事。
さらに「天声人語」には、オバマの事を良い大統領と言っている。
なんだ・・・この記事は。
もう、朝日新聞はやめてしまおうと思った。

そっと中の記事もそうなのか?とペラペラとめくる。
池田了氏の記事。オピニオンで書いている。あれあれ朝日頑張っている人もいるのか・・・と思いきや・・・
この紙面の構成もうんざり。
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最初に豊橋技術科学大学の大西隆氏の記事が先にあり、その後ろに名古屋大学名誉教授の池内了氏の記事。
その下に大きく○×がついてる。
大西氏に○。池内了氏に×が大きくついている。
この記事は軍事研究への記事であるが、この視覚的操作は如何せん。
いろんな意図がちりばめている大本営だ。

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次の日の新聞記事にはなんと、トランプ大統領の暴言の記事で一面が始まる。
オバマを良い人に仕立て、トランプを悪魔のようにいう。
トランプはヒトラーのごとくにかき立てる。しかしオバマはいい人か?戦争を続け、拡大し、移民を受け入れ、グローバル企業の言われるままの政治をしただけではないか。
沖縄にオスプレイヘリパット建設が強行されたのも、辺野古基地の問題も、京丹後のレーダー基地の問題も、TPPも、佐賀、岩国基地にオスプレイを配備したのもオバマ政権だし、安倍政権が出来たのもオバマ政権下のCIAの意向ゆえ、日本官僚システムもその意向で動いているわけである。
アーミテージレポートだってオバマ政権下で動いた事だ。
オバマも安倍も共にグローバル企業に使われている政治家である。
金で政治を買い、破壊と虐奪を繰り返す。アメリカも日本も同じである。
そんなこと、まだわからない人がいるのだろうか・・・不思議でしかたない。

そんなこんなで朝日新聞の罪は大きい。
読売、サンケイ、日経はもともとどっちよりとも言わずもがな。安倍政権、アメリカの言いなりである。
朝日新聞は戦時中、朝日のマークでおなじみの旭日旗をはためかせながら、日本国民を政治の嘘にひたらせながら、他国へ侵略戦争を行わせていた。皆同じ方向につれていき、国民を戦犯に仕立て上げた。
国民みんなが戦犯にならされたゆえに、戦争の反省をもせず、黙り自分の行為を飲み込み、時には正当化してこの71年やってきた。
洗脳とは怖いものである。
その張本人、先兵のマスコミ・朝日は、戦後アメリカの方針に追従し、日本がすべて戦争責任者だと言いながらリベラル風潮を作っていった。
朝日新聞記者の故・むのたけじさんは朝日を退職し、ひとり本当のジャーナリストとして東北で声を上げ続け、最後まで安倍政権は危ない!と訴えた。
我が家はずっと朝日新聞だった。読みやすかった。天声人語は母が切りとり大事に溜めよ!と言ったぐらいだった。子どもの頃活字が嫌いだった私は、唯一天声人語のみを読み続けた。
東日本大震災後、テレビを信じきっていた自分が、実際見た震災と映像の違いに違和感を抱き、徹底して新聞を読みあさり、真実を探した。
意図的に福島が閉じられるゆえ、福島情報をいっぱい探した。朝日のプロメテウスの罠は画期的だった。ジャーナリストたちに、プロメテウスは頑張っているよ。新聞社も頑張っているんだよってきいていたので、それを信じ、朝日を応援した。
しかし、朝日への慰安婦問題や原発の内部告発についていろんな圧力が来て、朝日の社長は安倍氏に取り込まれたようだった。その後、朝日の崩れよう・・・
朝日新聞の罪は読売、サンケイ以上に重いと私は思う。
世論の動きに追従するジャーナルは、ジャーナルと言えず。
いい顔をして悪に追従する悪魔。オバマ氏も黒人という外見や演説のやり方、吐き出す言葉は善である。しかし、言葉と裏腹な政治。実体。
安倍さんはそれをまったく真似ているだけに過ぎない。

正月あけても、ずっと沖縄を読み、安倍政権の動きを見て、いろいろと考える事があった。
iwjを時折のぞく。
1月3日の小説家辺見庸氏の「1937」を中心に語る日本の体制。
戦争の反省をしない日本国民。メディア終焉・大本営化に_f0215179_23173067.png
ジャーナリスト以上に小説家の役割は大きいと辺見は言う。
ジャーナリストの放つ情報は、流れてしまう事もある。しかし小説家の書く文章は人の中に入り込み感情を揺さぶり、深い所に浸透させるゆえに罪は大きいと言う。
小説家の阿川氏、火野葦平氏・・・ならば玉砕を煽った花岡氏はどうなんだろう。
プロバガンダが横行する。

同じiwjにて、面白いインタビューをみつけた。島根大学教授・井上寛司氏の柳田邦男氏のドグマについて・・・
柳田邦男と言えば民俗学の大変リベラルな人と言うか、いい人のイメージのある方だと理解していた。
しかし、柳田氏は、明治政府において、農政の官僚であり、朝鮮支配化の時に日本の政府の大事な役職に就いていた。そしてそのような国の中枢にいた時期は1944年までおよぶ。
戦後柳田氏は、急に民俗学者になっている。そこで国家神道的意識は縄文時代より変わりなく日本人の遺伝子の中に続いていると言っている。
井上教授は、今ここにある神道は政治的に作られた政治的支配構造であり、それは古事記編成からはじまり、いろんな力に影響を受けながら変容し、いいように付け足され存在したのだという。
明治に体制化された国家神道は、日清日露の戦争を通して宗教から教育、そして強制的支配構造に膨れ上がったものだったのだと。
戦時中の国家神道は第三次国家神道といい、ファシズム国家のためにつくす国家神道になりあがり、
日本に原爆が投下させられても仕方ないと言う概念にまで持っていってしまったのかもしれない。

不穏な日本の空気を感じつつ、今だから今までの歴史をほんとうにそうなのか?
と思い正す意識を持ち、プロパガンダの波を避けていこう!
売れる、話題性など、何処からくるのか・・・すべて権力構造のなせる技・・・

12/6堤未果インタビューアメリカと言う国は!?オバマ大統領と言う人は・・・!?
オバマ大統領の嘘をこの動画で伝えてる。是非!








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# by polepole-yururin | 2017-01-16 12:38 | 政治(思う事)