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ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin

シンポジウムから学んだ事

[シンポジウム開催!]
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今日本が危ない!山本太郎氏インタビュー早稲田大学法学部学術員教授・水島朝穂紙講演是非見てください!(会員になればしっかり大事な所が観れます)
集団的自衛権行使で戦争に参加する国へ移行しようとする今、私たちは今何をすべきか?
私の息子は18歳になりました。
安保法案強行可決の日に自衛隊、防衛大学への勧誘のはがきが来ました。
40年前、アメリカは選挙権を18歳に引き下げました。そしてベトナム戦争がはじまりました。若者はベトナム戦争へ18歳から軍隊に入隊できる事となりました。
今、日本は18歳に選挙権を引き下げられました。そして集団的自衛権が可能となるよう政治は動いています。
子供達が危ない!
大人たちが今をちゃんと思考し、次世代を担う若者の未来を奪われないように、守りましょう。
おじいちゃんもおばちゃんもお母さんもお父さんもアゴラに集まって当たり前に語り合いましょう

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昨日、シンポジウムがアゴラで開かれた。
けれど私は、もっと生の声が聞ける会になると思っていたが、少し論の行き交いが無かった。
日本の未来を考える、まさに今戦争法案が通ろうとしている今なのに、政治力学の話で話が終わった。
来てくださった方々はあたらしい顔ぶれも含め、中高生のお母さんや教師が来てくださって、良かった。
そしてそこで語られた人の話は本当に今の危うい政治、社会に不安を抱き、どうしたらいいのか、いろいろと明日の自分たちの行動のヒントをえる為に来たのだと感じる。
しかしその答えがジャーナリストたちから、もっとリアルな話が聞けなかった。
アーミテージレポートに沿った安倍政権の動きを指摘したジャーナリスト。そのアーミテージレポートはまさにアメリカの日本に対する要求である。
だからアーミテージレポートを是非読んでほしいとジャーナリストは言った。(ネットでダウンロードできる)
そこに指摘した他のジャーナリストは、アメリカの要求に従ったアメリカによる政治を行っているとする見解もあるが、安倍政権がアメリカを利用し、アメリカに言わせているという見解も考えられ、声の的をアメリカに向けるだけでいいのか?我々は日本国の中の国民であり、その安倍政権により政治を遂行しているのだから、安倍への声をずらしてしまってはいけないどろうと言った具合の意見が出た。
それに対してもっと私は深くその議論をしてほしかった。
他にA級戦犯を奉り拝み続けている伊豆の住職がいる。あの人にとってはA級戦犯が神であるように尊い存在であり、その事に対してあなた間違っているとは到底言えないと言う話も出た。
また70年の抑圧された戦犯たち率いる戦争を肯定した人たちの抑圧が、今まであって今ここに噴出したんだと言う見解もあった。
戦後70年と言う事での戦争を語るだけのシンポジウムならその言葉でいいのかもしれない。しかし今日本はまさに戦争法案を通し、自衛隊をアメリカとともに軍隊として使うようにさせて、武器弾丸をも運ぶ事をOKしようとする現政権が存在する今、そして若者へ選挙権と自衛隊勧誘のはがきが来た今、もっと聞きたいのは、私たち母親、大人が子供達を戦争に行かせないようにする事やその為の教育体制を変えて、共生と言う授業で社会に適応できる国よりの学生を育成すると言うそんな危うい教育に侵される子供達をどう守るべきかということである。
だから、靖国参拝のような議論とよく似た話よりも私たちに明日を観れる話を具体的に聞きたいのである。
読売テレビのたかじんの〇〇という番組がある、その番組はあえて国民に安倍政権の意図を刷り込んでいるようなつくり方になっていて、よっぽど意識していないかぎり、危ないと言う。そのテレビ局への抗議含めてマスコミはなぜ放置しているのかという意見も出た。
この意見をより深めてもらいたかった。
しかし時間の都合上他の話に移行した。
少し涙目をして孫たちに恥じない行動、守りをしたいというシニア世代のおじさんはいう。
高校教師は、今まさに危うい政治が学校へも圧力をかけてきている。子供達の側にいる立場の私たちがいかに子供達に伝えるか・・・今ある出来事を当たり前に語続ける教師でありたいと言った。
市会議員さんも参加し、皆が語れる集会を開いて行こうと提案すると言った。
あるお母さんは、子どもが言った、「どうせ僕たちがとやかく言っても安倍さんが独断で決めてしまうんでしょう、何でも・・・と。」その言葉にいいえ、私たちがおかしいと言い続け当たり前を語ることで事は止められるんだよとお母さんは言葉を修正しているというと話した。

私は1947年に文部省によって作られ、3年間中学生に使われた「あたらしい憲法のはなし」と言う本をコピーして参加者に配った。
憲法は権力の暴走を止めるもの。そしてその憲法によって私たちは人権も自由もあらゆることを守られている。
アーサービナ―ドさんが先日言っていたこと、日本の憲法は生きているんだ。だから死なさないでほしい。神棚に置いておかないで、手元において聖書のようにつかってほしいと言った言葉を伝え、このコピーした嘗ての本当の憲法の本を皆様の知り合いへ渡して考える機会をつくってほしいと言った。

そして思った。
もう私たちが動く番だと。
若者と子どもの近くにいる私たち一人一人が賢くなって、おかしいと当たり前に声を出し続ける事、そしてもうマスコミに任せておかない、委ねる事を辞める時期が来たんだと思った。
生きた声を聞かないと私たちは止まってしまう。
生きた声を私たち自らがもって仕方ないとか、ま〜ま〜なんて言葉ははかない。
そして言葉をはいた責任を取れる大人であり続けたいと私は思った。
これからの事は僕たちの事ではなく、若者自らが考え、思考する事なんだという意見があった。けれど、私は、たしかに若者は自立すべき事であるが、こんな社会を作ったのは大人なんだ。その大人がこれからの子ども自らの責任だと言う意見は、少し、無責任かも知れないと思った。だから戦後の反省をするのなら、大人自らが責任ある言葉と行動をとる、その一人一人が生まれる事だ。

そんなこんなで、SEALD’sのデモの様子を見た。
わかりきったというか賢い大人になりたくないと思った。
そして若者が一生懸命叫んでいる映像を見て少し涙した。悔しかった。
で、おばちゃんもまけない。おばちゃんも諦めない!
そう思っておばちゃんがもっている知恵、知識をお母さんや若者へ伝える時間を作ろうと提案。
只今その提案を具体的に・・・と計画中。
by polepole-yururin | 2015-08-09 22:31