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ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin

琵琶湖に行って思う事、(子どもの未来)

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11月3日(月)、琵琶湖造形教室を開催しました。
9月21日に高橋匡太さんのワークショップが盛大に行われ、一ヶ月ちょっと、琵琶湖はもう紅葉の季節となりました。
あの興奮冷めやまぬまに琵琶湖の子どもたちに会いたいと思いました。
琵琶湖へ行った掛川のスタッフは、琵琶湖の子どもたちと親たちに初めて会いました。
そこで見た光景・・・関西は熱い!親御さんたちの率先した自発的な動きには感心したよ!って言いました。
そうなんです、13時から19時まで続いたワークショップに楽しんで関わってくださった琵琶湖の子どもたちや親御さんたちの姿は、未来を期待できると確信しました。
琵琶湖のアゴラをなぜ、作ったか?・・・先生がなぜ静岡、滋賀を行き来するか?
それは、子どもたちが生き生き出来る、安心していられる人々の存在が感じられ、その地域に本当に揺るがない環境があるんだと子どもたちに肌で感じてもらいたい。そして日本のあっちこっちに出来たなら子どもたちが巣立ち社会へ出て行っても、出て行った先に優しさがある。そういうまんざらじゃない社会を作って次世代に伝えて残したい。そんな気持ちだった先生。
今の社会は・・・競争を強いられた子どもたちが大人になった。さらに原発事故が起き、政府はどんどん国民の暮らしを窮屈にして行きました。
国民の年金を株投資したり、雇用の問題も派遣社員をいつまでも使える法律をつくり、正社員になれない現状を作っています。
医療、福祉様々なことなどの保障は縮小し、さらに国民への課税等深刻な問題になっています。
真逆に企業の法人税減税、原発推進、武器輸出、企業を守り、戦争をする国作りを着々とつくっています。
あるBlogに、格差社会がどんどん生まれ、貧しい人々をあえて作る事によって戦争に行く兵士を就活できるようにしていると・・・
この話を聞いて、嘘だ〜!政府は国のため、国民のためにあるんだよって思う方が大半でしょうが、アメリカは既に格差社会がブッシュ大統領の時代に出来上がり、9・11が起き、愛国者法が出来、イラク戦争が勃発しました。そしてたくさんの若い兵士が戦場に行きました。
その若い兵士は、貧困層の子どもたちで、その子どもたちは勉強もできない(いまや塾、大学は多額のお金が必要で、格差社会において貧しさは勉学にも大変影響を来たし、お金がある事で勉強の出来るできないも左右される話になります)
貧困層の若者は就職難の時代に何をする?
そこに軍隊への勧誘が来るのです。
職業としての軍隊であるのだから、これはいい話だという事で、兵士志願が増え、戦場に行きます。
今アメリカは軍隊の自殺率が大変多いというのです。
軍隊・・・日本で言えば自衛隊です。
集団的自衛権行使を閣議決定された日本が、今中学、高校、大学生に平和を守る仕事ができますと言って封筒が送られてきているようです。さらに図書館、市役所に自衛官募集のポスターが堂々と貼られています。
憲法9条がちゃんと機能し、武器を持たない、売らない時代が今年4月までで、政権は、言葉解釈変更だけで、武器三原則を見事にスルーし、原発輸出、武器輸出を行っています。そして集団的自衛権行使とは、他国と共に自国を守るという口実を前に武力行使できるのです。いわゆる戦争をするのです。
戦争をしないという憲法9条があるのにです。
という事は、自衛官はアメリカの軍隊と同じ扱いになっていきます。
今子どもたちが本当に危ないのです!食の問題、心の問題、放射能の問題すべてにおいて・・・
それでも何処吹く風と言った具合で川内原発の再稼働についても声が聞こえない。
どうして・・・
マスコミが報道しません!そしてあっち向いてホイ!っといらぬ報道をじゃんじゃん流しています。
これが大きな問題です。
今子育て世代の親御さんたちがいちばん関わりの深い話です。
一番忙しい世代ですが、一番意識を持たないといけないのです・・・私達の子どもが危ないのですから・・・
政府が子どもたちを守らないという事は、その下にいる行政も子ども側ではないのです。
その行政は何処の身方?
教育も医療も子どもたちを大事にしているかどうか、今ひとつ考えてください。
今までも子どもたちは登校拒否、いじめ、競争の中で心が壊れていました。
その延長ではないのです。もっともっと危うい社会へ移行してるのだと・・・
たいへん前置きがハードで長くなりましたが、だから琵琶湖のアゴラに動きました。子どもたちの悲鳴が聞こえます。
お母さん、お父さん、子どもたちの幸せは、勝ち組になる事、いわゆる競争に勝つ子を育てるのではないのです。
それをやっていてはこの現状は救いはない。
だって、大人の言う事、強い人の言う事を聞く人を作っている教育で、それが安定では、子どもたちは救われません。
童話で子どもたちに善意を教えていても、実際の社会は嘘も方便がまかり通り、命よりも金が一番だと言うのですよ・・・
だからアゴラの先生は、動くのです。
子どもたちを大事にして向き合うのです。その表情、態度を大人たちに見せて、その場の空気を感じてもらい、大人たちも気持ちよくなってもらう。
これが優しい関係で、コミュニティーなんですよ。
そういうところで子どもは安心して自分を出して、自分のいい所を伸ばして、自信を持って、自分を持ち、自力で生きて行けるのです。
過保護、過干渉、・・・子どもたちはどんどんロボット人間になります。(大人にとっては言う事を聞く子どもは大変都合がいいのですが、これがいつか力に発言できない長い物にまかれていく大人になっていく。この日本はいまやそういう大人の集合体だから、原発事故が起きても被害を受けても嘘を言う権力に従う・・・

様々な塾を見ました。
大人は一瞬で変化する子どもを望み、習い事をさせます。
一瞬で変わるって、それは洗脳、宗教と同じであって、自らが動くのではないのです。犬の調教のように大きな声と報洲とパターンを植え付けさせる。
私はアゴラで不思議な体験をしています。
アゴラをやめる子は、やめる少し前に言葉使いが汚くなり、死ね、殺すぞ、意味ないもんとか、寂しい言葉をはきます。そして作品を壊す行為を見かけます。そして武器を作り出します。戦車や戦闘機に憧れを持ちはじめています。
優しさが消える子どもたちはたいへんよく解ります。
ヘイトスピーチを生み出すのも競争社会の成れの果てなのだと私は思います。
優しい空間は人々の心に安心と余裕を持たせ、他人をも思いやれます。だから互いに支えあおうとします。けれど、今の社会のままでは、自分勝手な人を生み出します。
今の安倍政権の政治献金の話は、その自分勝手な人々を生み出した結果なのです。
力は武力ではない!力は優しさである・・・それが本質である。それを伝えたいから琵琶湖に行き来するのです。


以下里山のアゴラBlogに〜・・・

16時・・・
「クワークワークワー・・・」急に頭の上から声がした。
上を見上げると鳥が群れをなして飛んで行った・・・
「あ!みんな、見てください!白鳥ですよ!カメラある人は撮ってくださいよ!」って職員が大声で叫びました。
そしてカメラを向けた。
美しい白鳥が飛来する琵琶湖。
これから琵琶湖は野鳥でにぎわいます。次回は11月30日!
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by polepole-yururin | 2014-11-10 08:16 | 子育て(思うこと)