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ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin

バラとの出会い

                   こぼれ落ちそうに咲いているアンジェラ
バラとの出会い_f0215179_19283958.jpg

バラを育てて5年。
最初バラを育てる予定ではなかった。
バラは虫に弱く、病気にもかかりやすいといろんな方に聞いていたものだから、その先入感からと、とげがあるので、子供が小さかったこともあり、栽培するには至らなかった。
栽培していたのは、とげのない、育てやすいモッコウバラだけだった。
こんな私がバラを栽培することになったきっかけは、有機、無農薬栽培をはじめたからだった。
本などにかかれてあった、「古くなった土は捨てる」という行為が、あまりにも不自然だと感じた。
肥料も化学肥料を投じるといっぱい花は咲くのだけど、その方程式みたいなやり方が人工的な感じがしたのと、化学肥料や農薬を使った土はやせていくことに違和感を覚えたからだ。
EMという発酵機材が、残飯を肥料に変え、土は循環していくし、植物の成長も違うとある本に書いてあったので、徹底的にEMというものを調べて、実践した。
最初の1年は失敗の連続。
残飯を肥料にするのもにおいはあるし、虫はわくし、液肥を植物に散布すると肥料やけして、かれてしまったり、化学肥料から有機肥料に変えて、土の環境が変わり、害虫が大量発生してしまった。
何度となくEMに問い合わせしたり、有機栽培の本を読んだりいろいろ試した。
そんな中、枯れずにいたのが園芸店で半額以下になっていたので、なんとなく買ってきた無名のバラだった。
バラは、このEMと愛称が良いかもと思い、バラに興味がわいたわけである。
バラは種類によって育て方が違うらしく、名前を知っておくべきだと、バラ研究家の高木さんが言っていたので、名前を見てはてじめて買ったバラが、アンジェラというバラだ。
とげがあるバラは、最初あまり通らない奥の場所に植えたのだけど、1輪、2輪ぐらいしか咲かず、うどん粉病にもやられ、どうしたものかと考えた。
植えたバラの背丈ぐらいにかがみ、日光のあたリ具合を、1年を通して調べたり、冬を待ってそのバラの良き場所を選んで植え替えたり・・・いろいろ試みたわけです。
そして、アンジェラというバラはうちに来て3年後、見事にたくさんの花を咲かせたのです。
そして、その苦心して育てた時間があったからでしょうか、またはバラの美しさに魅せられて、バラにはまっていったのです。
そして育てやすいという品種を選んで、1本、1本・・・年々増えていき、今では50本のバラが我が家にいるわけです。
今は亡きアメリカのガーデナー、ターシャ・テューダさんは、あのすばらしい庭を18年の年月を要して作り上げた。
単純に植えたのではなく、1年1年植える場所を変えてみて、この花や木や球根はどの場所が、一番この子にはいい環境なのか試みていったのだという。
私もターシャさんに見習ってそれに近いイメージで庭造りをしているつもり。
子育ても同じかな~。
その子の良さを十二分に発揮できる環境があってこそ、その子が生き生きできるのだと~。
日々私も母親として、よき環境つくりについて模索している~009.gif
by polepole-yururin | 2010-05-24 19:39 | 花のこと