ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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テレビニュースや時代の変革に対して、大変テンションが下がっている今日この頃。
あ〜あ・・・と嘆きながらも気を取り直して朝のコーヒーを飲み、前に進もうと!とまたアゴラ子ども美術工場へ行って庭作りに勤しもうと意気込んでいた矢先。
被災地・女川から電話があった。
女川町立保育所の前所長さんのE先生だった。
「山のしどけをY先生と採りにいったので、〇〇さんに贈りました。食べてくださいね。」って。
「え〜!ありがとうございます!わざわざ本当にお手間入りをありがとうございます。」
そしてその夜、宅急便が我が家にやってきた。
大きな箱に、濡れた新聞紙に丁寧に包まれた採れたての山菜のしどけが、たくさん入っていた。
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あ〜先生ありがとうございました。
私にとって、このしどけは、思い出深い、大変意味あるものだった。
私は、3・11が起こり、一ヶ月が経った被災地へ知人と支援に行った。
一番被害の大きかった石巻へ向かい、そこのボランティアセンターで子どもの支援している青年に出会い、いち早く子どもサポートに力を注いでいらっしゃった女川第一保育所を、支援の拠点として初めて宮城県牡鹿郡女川町へ足を運んだ。
そこで保育所の先生方と出会い、保育所の先生たちは避難所運営者として動いてらっしゃった。
そして保育所の先生へと子どもたちへと避難所の人たちへ小さいながらも自分たちの支援をしようとたびたび通う事とした。以下2011年の震災の項参照・・・
2011年5月、支援に行った私たちに避難所の保育所の先生は、避難所の方々への食事を作る傍ら私たちにもごちそうしてくださった。
震災後二ヶ月の頃、まだまだ女川は自衛隊しか入れない状態で、食事も服も様々なものが支援物資でまかなわれていた。
そういう場所で、第一保育所では、支援物資のおにぎりとかのできあいのものだけでなく、自分たちで食事を作ろうと奮闘されていた。温かさをモットウに手を加えられた食事を避難所の方へ提供されていた。
スパゲティーとおひたし。
「このおひたしは、しどけといいます。ここら辺の山で採れる山菜です。今日朝採ってきたんです。
わたすらは、この山菜をよく食べるんです。この時期になるとね・・・。」とE先生は言った。
E先生はこの震災で17人の親戚を亡くされた。しかし当時は民生委員をされていたので、自分ごとよりお年寄りの避難の支援や遺体確認をする家族に毎回寄り添い、一緒に確認する作業を手伝っていらっしゃった。当然前保育所所長だったので、現保育士所長のサポートも担っていらっしゃった。
先生は震災前は、食育で子どもたちやお年寄りに食の大切さを教えてらっしゃった。
そういう先生が、もうそろそろしどけの頃だと思い、山に入り避難所の方と私たちにわざわざしどけを採りにいってくださり、旬のものを食べさせてくださった。
何も無くなった・・・無くなる以上に無惨な破壊された女川の街で、私が先生が採ってくださった採れたての山菜を口にするとは思わなかった。
おいしかったと同時に何とも言えぬ深い暖かみをいただいたしどけの味だった。
一口一口噛み締めて大事に食した事を思い出す。
それからも先生との交流は続き、一年後そのやりとりの中で知り得た先生たちの思いを書き記した。
そして今年2月に「はしら雲」という本にして出版した。といっても自費出版なので、まとめたと言った方が的確かもしれない。
その本を女川へも贈った。
E先生は丁重に喜んでくださった。
本にまとめるにあたり、女川の先生の心の奥底に潜む悲しみは、想像を超えるもので、公務員という立場や責任といういう立場で、単純に物事を書き記すには行かず、本当に難しい作業だった。
結ばれた人間関係も複雑な出来事故に、様々な人の思いに揺さぶられた。
そして傍観する事の方が、人って傷つかないんだな〜って事も感じた。
傍観して他人事にして放置して生きる事の容易さと、それに引き換え一生懸命自分ごととして思考し動く事の難しさ・・・
そのあり方に、この社会の縮図とも言うべきものを少し垣間みた。
それでもやはり私は動く事を選択し今にある。
そして今日、女川からしどけが贈られてきました。
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早々にお礼の電話を入れ、料理方法を聞き、熱湯に入れて20〜40秒、そして塩揉みして、おひたしにして食卓に並べた。
ほろ苦いアシタバのような風味がふわ〜っと口の中に広がった。
ほろ苦さが、私の震災への思いと同化した。
そしてあの時いただいたしどけの思いをまた深く噛み締め、女川を思った。
このしどけの優しさを私は忘れない。
この世の中が、どんなに矛盾だらけで、歪まれようと、丁寧に生きる人の中には、人を思う深い優しさがあり、思い、想像し、行動する事が、どれだけ人の心の隅々にまで浸透するか・・・
上等な菓子折のように買って贈る贈答品のやり取りが社交辞令になり、事を単純化し、ありがとうの形までもがマーケティングに乗っかり、戦力となる。
人の心までもが売り買いされる世の中である。
そんな中で、たとえ小さくとも、他を思う心遣いのやり取りは、本当に大事な事なんだと改めて思う。
そのしどけをもってアゴラへ行った。
一緒にあの時しどけを口にしたもうひとりだから。
するとアゴラの先生は、二三本のしどけの枝をビンに突き刺した。
「つくといいな〜♩ついたらまた山に植えよう。女川を思いまた山の再生だね!」って先生は言った。
そしてなにげに「はしら雲」の本の横に置いた。
「はしら雲」の第四章に載せてあるE先生を思い、また本を読み返した。
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*この本には書けなかった先生の事、そして他にも・・・
先生はたくさん遺体を目の当たりにした。手がなく、足がなく、顔も変形し、あるべきところにあるものがない・・・無惨な状態をひたすら震災後見続け、避難所運営された先生だったんだってことを・・・
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by polepole-yururin | 2013-05-30 09:51 | 震災 | Comments(2)
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amazarasi つじつま合わせに生まれた僕ら

遠い国の山の麓 この世で一番きれいな水が涌いたやがてそれは川になり そこに群れを作った魚をおなかをすかした熊が食べて 漁師が熊の皮をはいで それを市場で売りさばいて 娘のために買った髪飾り 悪い人間がやってきて 全部奪い去ってしまった 歴史のちょうど真ん中あたり 
神様も赤ん坊の時代 母親のこぼした涙が 焼けた匂いの土に凍みて それを太陽が焦がして 蒸発して出来た黒い雨雲 

その雲は海を超えた砂漠に 5ヶ月ぶりの雨を降らせた 雨水を飲んで生き延びた詩人が 祖国に帰って歌った詩 
それを口ずさんだ子どもたちが 前線にかり出される頃 頭を吹き飛ばされた少女が 誰も知らずに土に還る

そこに育った大きな木が 切り倒されて街が出来て 黒い煙が空に昇る頃 汚れた顔で僕らは生まれた 
善意で殺される人 悪意で飯にありつける人 傍観して救われた命 つじつま合わせに生まれた僕ら

高層ビルに磔の 価値観は血の涙を流す 消費が美徳の人間が こぞって石を投げつけるから 
金にもならない絵を描いた 絵描きは筆をへし折られて 見栄っぱりで満員の電車が 走る高架下で暮らしている 
喜怒哀楽をカテゴライズ 人に合わせて歌が出来て 悲しいときはこの歌を 寂しい奴はあの歌を
騙されね〜と疑い出して 
全部が怪しく見えてきて 人を信じられなくなったら りっぱな病気にカテゴライズ

不健康な心が餓えて 悲劇をもっと と叫んでる 大義名分んが出来た他人と やましさもなく断罪する
人殺しと誰かの不倫と 宗教と流行の店と いじめと夜9時のドラマと 戦争とヒットチャートと 

誰もが転がる石なのに 皆が特別だと思うから 選ばれなかった少年は ナイフを握りしめて立った
匿名を決め込む駅前の 雑踏が真っ赤に染まったのは 夕焼け空が奇麗だから つじつまあわせに生まれた僕ら

ふざけた歴史のどん詰まりで 僕ら未だにもがいている 結局何もわからずに 許すとか 許されないとか 
死刑に成った犯罪者も 聖者のふりした悪人も 罪深い君も いつか土に還った時 

その上に花が咲くなら それだけで報われる世界 そこで人が愛し合うなら それだけで価値のある世界 だからせめて人を愛して 人生かけて愛してよ このろくでもない世界で つじつま合わせに生まれた僕ら


この前から息子にこの曲聞いて。歌詞を聞いて。って言われてた。
CDを買って車の中で聞いた。
最初早口でわからなかった。
でもひとつひとつの歌詞を聞いて、場面を想像しながら聞いた。
わからないところは、何度も繰り返して聞いた。
言葉を追うたびに、情景が浮かび、だんだんこの歌の歌詞が何を言っているのかが見えてきた。
これは私たちを取り巻く社会を若者なりに羅列し、詩にしたものだった。
あまりに残酷で、あまりにも無惨で、あまりにも救いようのない世界が私の頭の中に広がっていった。
そして泣けた。おいおい泣いてしまった。(車の中で)
私が最近知れえた社会構造とそれまでに知ってた社会構造、そしてテレビから流れる意味のない消費をあおる芸能情報や歪まれた報道・・・
私も若い頃から、この社会に歪みを感じていた。
が、3・11からさらに浮き彫りにされた放射能の事、そして政治のあり方。
当然であろうと思われる事が常識ではなく、歪まれた構造が常識だと言うような歪みを見せている現実。
正しさは金と力であるように事がどんどん加速する今の社会。
安倍政権になってから、その歪みが堂々とあからさまになり、何処まで個人を苦しめるのか!って事が起こりすぎている。
その思いに共鳴したような歌。
医療面から社会を見てもおかしいと思う事が多かった。
騙されね〜と人が信じられなくなったら りっぱな病気にカテゴライズ・・・
鬱、分裂、ストレス障害・・・こんな病気が世の中に増えたのも偶々じゃなく、ちゃんと原因があっての結果。
純粋な人間が生きづらいこんな社会にしたのは、そんなどうでもいいものを商品価値にして売り出し、マネーゲームの中に子どもたちさえも放り込んだ大人たちの過ちだ。
この歌の結末は、結局皆同じ土に還る存在で、そこに花が咲き、一生を愛し合うことができたらそれでいい〜っことで締めくくられている。
でもこんな社会に一生を愛しぬく愛というものが本当に存在するのだろうか?
本当の愛というものを、子どもたちに大人が教えているのだろうか?
息子が感じるこの曲を聞いて、今若者たちがいる場所は、本当に窮屈で、残酷だという事を悲しいほどに感じたのである。
つじつま合わせに生まれた僕らなんていわせね〜!
偶々生まれた君なんてうそだよ!ちゃんと意味あって存在している。
あなたが生まれるべくして生まれてきたんだ。
第二次世界大戦、その後のいくつかの戦争、自然破壊、原爆、原発事故、オスプレイ、TPP・・・
政治家や国の権力者は、自分たちのためには力ずくでも奪い取り、人の命の尊さなんて知りもしない。そして傍観して生き延びる国民性・・・
こんな日本に生まれた君もその前に生まれた私も、それはある時は被害者なのかもしれない。
けれど、いつしか被害者だと思っていた無意識な傍観や無関心が、いつしか加害者になって政治を後押ししている事になるんだよ。
だからこれから社会へ巣立とうとする君を、安心できる社会へと誘うように(いざなうように)私は、声を持ち、関心を持ち続ける。そして小さくとも愛ある世の中を君に伝えたい。
強さは、力ではなく優しさだよって伝え続ける。
「つじつま合わせに生まれた僕ら」ってのは、幻想に過ぎないバーチャルな世界の中の存在に思えるんだ。
だから、ちゃんと君がこの時代に生まれた意味を噛み締め肯定できるように、私は私のこの時代における生の意味をちゃんと噛み締め生きようと思うんだ。
この曲を教えてくれてありがとう。

ps:愛を学ぶには、「アミ 小さな宇宙人」を読んでみるといいよ♩
『アミ 小さな宇宙人』(あみ ちいさなうちゅうじん、原題: Ami, el niño de las estrellas)はエンリケ・バリオス (Enrique Barrios) の小説。1986年(昭和61年)にチリで出版され、ベストセラーとなった。
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窮屈で、破壊的なこの社会でどう生きるか?
嘆いてボーっとしている時の私もいるが、同時に動かざる得ない私もいる。
福島を奪い取った自然をたとえ小さくともここに作る。
なくしてしまった自然、崩壊した山の再生。
そして山を取り巻く里山のアゴラの庭に、優しい庭を作り出す。
私の街の山がどんどんなくなった。アベノミクスの恩恵か、また開発がどんどん進む。
その光景を見て、また動く。
バーチャルな社会と奇抜な色の社会、そしてその裏で色をなくした灰色の社会・・・しか見れないこんな社会だけがこの世ではない事を子どもたちに伝えたい。
そんな思いで今日もまた雑草を抜き、花を植える。
ただいまアゴラ子ども美術工場でターシャの庭再生中!
8年前に見たターシャの庭の映像を再び観て、ターシャの思いを学びとる。
決して諦めずに 夢に向かって進み 何かをはじめなければ 何も始まらない。とターシャはいつも言っていたという。
夢を持って動き出し、育んで、じっくり待って、そしてまた動く。
確かにamazarasiのいうように戦争はあり、人が殺され、人はいつしか朽ちて土に還る。そこから芽が出て大木になる。
でも残酷の中にでも植物は生まれる。
植物は決して悪意は持たない。
子どもたちを悪意のない自然へと願う。
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by polepole-yururin | 2013-05-27 21:35 | 私のこと | Comments(4)
シュレーゲルアオガエル・日本固有のカエル。日本の里山に静かに生息している。
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最近、新聞を見れば何でやねん!って思う事が多すぎて、嘆いている自分がいる事に気づく。
そういう時、この現実は自分がそういう負に思う事ばかリ意識し続けているからか・・・と反省するときだってある。
例えば、ちょっと前に流行ったスピリチュアル的にいうか、自己啓発的にというのか、もしくは宗教家的にというのか・・・要するに自分の思いが引き寄せる、意識している世界が自分の世界に現れるとそういう分野では言う。よってすべて自己責任という言葉で置き換わり、この苛立ちも自分からの苛立ちがそうさせているだけで、思いようで変わるという。
だから私が最近ブログで書く事は、私自身の怒りからくるもので、怒りをなくして、こういう世の中さえも大丈夫といって政治家に対しても、よくやってやはるわ〜ってすごいわ〜感謝やわ〜って思っていたら事はうまく行くのだろうか・・・?
確かに意識をそらす事は自分がつらい時には大変有効で、自分の事だけを考えて生きていく事は答えだって出やすい。
また自分ひとりが思っていても・・・とか自分ひとりが頑張っても・・・とかそういう言葉で自分を慰めることってよくある事だ。
では、祈りだけで事はいいように動いていくのだろうか?
鎌倉時代に農民にも広まった仏教。唱えるだけで浄土へ・・・。
南無阿弥陀仏と唱えたら浄土にいけるという浄土真宗。何妙法蓮華経と唱えれば・・・仏説真家般若はらみた・・・
キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、・・・
祈りによって心の安定は確かに保たれるが、宗教だけでは本当は救われない。
宗教自体が純粋な域を超え、人の心を縛っているのだから。
だから信仰は大事だと言いながら戦争が消えないのである。
救いは、何処にあるのかわからないが、もしあるとすれば、人間は万物の霊長だと言う意識を外すのが良かろう。そして救われるという言葉をなくし、自分で自分を生きる事を選択する事なのかもしれない。
エゴという言葉があるが、万物の霊長という言葉じたいが、人間の最大のエゴである。
思想をもち、いろんなものを作り出し、便利を追求し、考える事をする人間は高等動物だという。
何が高等だ・・・どんどん自然を壊し、あらゆる生き物を殺し、同じ人間も殺し、あげくに放射能をばらまき、無くならないものをどんどん作り出す。地球の次は宇宙に・・・
英国が宇宙開発へ国力を注ぐらしい。宇宙への旅行も行ける時代となったらしい。岩城滉一が行くらしいって書いていたが・・・
宇宙はロマンだというが、知らない事を知る事はロマンかもしれないが、それを知る事に国費が使われている。
国費が、開発という名のものへどんどん使われる。
開発を重んじて、今まであったものを粗末にする現代人。
どういう思想の下で事を運んでいるのだろうか?
今日もこんな記事が新聞にあった。
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韓国が日本よりも早く農業で欧米と自由協定を結んだ。
が、結果、韓国の農業は、関税を撤廃し価格の安い欧米の農産物が韓国に出回り、韓国の農業は、保っていけず。また競争を重んじて大規模農業に転じた農家も価格競争と借金して大規模農家になったツケが回って、生き抜く事が苦しくなっているという。
TPPを受け入れた日本は、韓国の二の前になっていくのか・・・
農業、漁業、林業は、各国の一番大事なところを担ってきた。
食生活が各国の文化である。その文化を昔から支えてきた人たちの首を絞め、どんなふうに作られたかわからない他国のものがどんどん入り込む。
ルネサンスの時代。コロンブス、マゼラン、バスコ・ダ・ガマらの大航海時代。
ヨーロッパの白人が、アメリカ、アジアにどんどん押し寄せ、原住民の土地も財産も奪ってしまった。あげくに植民地化。
この世界で勝ち抜くには、欧米化・・・グローバル化=欧米化
日本はその代わり原発売ります。そして私たち日本も真似ます、欧米を!
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そして国内の日本人には、悪い情報を流しません。
公共の電波を政府が独占します。
自民党になってあらゆる人事が変わった。
それが政治というんだろうが、これは民主主義ではもうないな〜って思う事多しの、今の日本。
いくら心穏やかにしていても、常識を覆す事がまかり通るこの今の日本の政治や官僚、各企業、そして加担する国民の意向を知ってしまうと異を唱えなければ!って思ってしまうのである。
そこまで安倍政権は、ひどすぎる。
日本の企業は、今他国に移転し、日本は空洞化している。
会社で働く労働者の現状はひどいものである。
潤っているのは上部・・・格差社会という形態をどんどん作っている安倍政権。
たとえ信仰心があったとしても、安全も安定も補償できない今の政治に心穏やかでいられる訳がないではないか・・・
さて、どう生きようか〜・・・冬眠からさめたシュレーゲルアオガエルが思案している。
私を守ってきてくれた人たちがどんどんいなくなったからさ〜って。
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by polepole-yururin | 2013-05-22 20:58 | 思うこと | Comments(2)

歴史はすり替えられる?

暮れ行く夕日。
株価上昇・・・目先の浮かれ話で、大事な事を見失うな!
バブル景気がどうなったか・・・皆が知っている歴史だからね。
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日々新聞では憲法改正についての記事が続いている。
憲法9条改正、96条改正、あげくに99条改正・・・。
99条って今度は何に手を出そうとしているのか?と思い新聞記事に目を通すと・・・

「憲法尊重、国民の義務に」自民、99条改正を主張
衆院憲法審査会は16日、天皇、国務大臣、国会議員と公務員に憲法尊重擁護義務を課した99条について議論した。自民党は尊重義務の対象を「国民」すべてに広げるよう主張した。ほかの6党は現行条文を維持すべきだとの考えを示した。

 自民党は憲法改正草案で「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」と明記した。国会議員や国務大臣、公務員は「擁護義務を負う」とした。審査会で同党の保岡興治氏は「憲法制定権者である国民も憲法を尊重するのは当然だ」と主張。船田元氏は「国民の行為規範を一定限度、明記することも憲法の一つの役割だ」と語った。

 だが、みんなの党の小池政就氏は「国民の尊重擁護義務は倫理的責務にとどまる。法的義務として規定することはない」と現行条文の維持を主張した。生活の党の鈴木克昌氏も「国家権力をしばり、国民の権利を保障する立憲主義の観点から、国民が対象とされないのは当然」と指摘した。

 改憲に慎重な議員からは、安倍晋三首相が憲法改正を訴えること自体が99条の憲法尊重擁護義務に反するとの声が上がった。

 共産党の笠井亮氏は「憲法尊重擁護義務を負う首相が『改憲するんだ』と宣言して、(6年前の)参院選で厳しい審判を受けたことを肝に銘じる必要がある」と牽制(けんせい)した。民主党の辻元清美氏も「憲法を最も守らなければいけない首相が特定の条項について改正を推進することを平気で言う。為政者が(憲法尊重擁護義務を)理解していない結果、憲法改正を提案していくことは立憲主義の危機」と批判した。

 これに対し、自民党の土屋正忠氏は「職務権限を行使する際に憲法違反をしてはならないという規定であって、政治家として意見を開陳するのは当然」と反論した。(デジタル朝日新聞5/17より)

憲法尊重擁護の義務を国民にも課せるというもの。
自民党は何処まで蝕んでいこうとするのだろう。
絶対義務を重んじて、国民をどんどん管理下においていく。
やりにくいやつ、反発するやつは法の下で罰していこう。そして勝ち抜いていこう。
政府が決めたものを誰にも邪魔されず独走していこう!
そう聞こえるのは私だけか・・・
今、日本の舵を取っているものはめちゃくちゃだ。
軍国主義にまっしぐら!
橋下氏の慰安婦の問題発言も情けないし、橋下氏を擁護した石原氏も同等で・・・。
安倍総理は、第二次世界大戦のあり方さえも変えようとする。
侵略ではなかった。・・・
でも戦争に行った人たちが、朝日新聞の声で訴えている。
靖国神社のあり方。祀られた人と祀られなかった人の差は、軍に関与する病院で亡くなったか、他の施設だったかでも違うという。
祀っているのは、戦犯の方々・・・
朝日新聞5/17にはこんな記事も載っていた。
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記者有論 オピニオン編集部 駒野剛 
安倍総理 祖父の「柔」も兼ね備えよ

憲法改正は岸氏が首相に返り咲いても自らやり遂げたいと考えた宿題だった。
安倍総理は、祖父の墓前で、誓った・・・「祖父は混乱の時代に安保条約を改正した。同じ信念と決断力で恥じない結果を出していく」と。・・・

私はこの論もなんともそうだとも思えなかった。
だって戦犯とされた岸信介首相。
その人がいいとか悪いとか、そんな問題なのか・・・
それに1960年の日米安保条約改正した総理大臣だ。
学生運動が活発だった頃、「安保反対!」と叫び続けた学生や国民を機動隊の手で持って押さえつけた。ガス弾。デモを押さえるために武器が使われた。
そして教育さえもこの時から変わり始めた。
「産学協同」・・・
50歳代から下の世代は、統制された教育の申し子となる。競争社会への突入だ。
そして声をもたない世代へと変わっていく。
今この日本の政治の舵取りをしているのは、その申し子たちだ。
勝ち抜くという言葉に弱く、資本主義社会をまっしぐら。
またその世代は学校で科学の進歩を熱く教えられ、未来は科学の進歩と共にあるという言葉に支配された。
戦争を知る世代が少なくなって、傷ついた人の思いも本人からの思いは消え去り、受け継いだものの思想により思いは変化していく。
いくらひどい現状でも証拠が消えれば、その事実は、薄まり、ひどい時には消滅し、そしてすり替えられていく歴史。
おじいちゃんはすごかったんだ!って孫は、知らないおじいちゃんの英雄談義に憧れを持ち、そして無念だったことを、何も知らない孫が、その無念を晴らすために動く。
それが、僕の役割だから!って。
これが仇討ちのチャンバラやドラマならまだ娯楽として流そう。
しかし私情を挟む立場ではない公の人、国を動かす政治家が、自分の中にある固い決心が個人的なエゴからくるものとすれば、これはとても恐ろしい事である。
人間は、純粋に存在できない生き物のようだ。
ナチスのヒットラーもそのひとり。
生い立ち、子どもの頃の育てられ方、そして人間形成の中で自分が存在意義を持つために欠けていたものへと執拗に結びつく。いわゆる執着・・・
人種差別、民族差別、地位名誉、お金・・・自分を大事にしてくれる方への結びつき。
橋下氏の発言、安倍総理の発言、その他政治家の動きや発言、官僚、様々な方が今やろうとしている事は、個人的エゴからくるものなのか、もっと大きな目線で思考したものかどうか・・・
政治家は、国民の代表であり、個人レベルで云々する職業ではない。
これこそが憲法違反であろうに・・・
どうしてわずかな権力者?の経済連関係者の思惑や政治家の私的な志を全うさせるために、国民が平和と自由を脅かされなければならないのだろうか。
今の日本は、男社会の暴走社会である。
憲法改正して、言葉で人を縛ってゆく窮屈な見張られる社会とならぬよう、私たち一国民はちゃんと思考していこう。
守るという言葉は、「守る」のみである。
あ〜だから、こ〜だからという理由づけはいらぬ。
命を守ること、人権をまず守ることが絶対である。
憲法11条「基本的人権の尊重」をまず政治家は守れよ!
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by polepole-yururin | 2013-05-20 09:14 | 思うこと | Comments(4)

アレロパシー効果

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我が家の庭、5月半ば・・・
今バラが咲き出して、一斉に彩りを添えている。
一年で一番色づきがいい季節ではないだろうか。
北側の玄関には、コーネリアが大きく育つ。
北側だからと、あきらめていた場所だったが、半日陰でも育つバラを探して植えた。
このバラは5年ほど前に、新苗の小さな398円のバラだった。
日も当たらず、大丈夫かな〜、駄目もと・・・って感じで植えたバラだった。
それが3年ぐらいから前からつるバラらしくなり、この季節、かわいいを連発してしまうほどに成長した。色もパッションピンクからうすピンクに変わり、美しい。
真ん中が黄色く、その色の変化にうれしくなる。
米ぬかが大変良く効いているようだ。
コロンと咲くかわいい表情は、桜のようだ。
いつの間にか玄関のポストやポーチの明かりを覆うように垂れ下がる様はいとよろし。
夜桜を観ているような気分になるのは私だけかな♩
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玄関の西には、白のソンブレイユが今年も垂れ下がって咲いてくれている。
香り良し、表情よし。
南の庭には、イングリッシュローズのメアリーローズが満開に♩
その横のトーマスは今年は少ししか咲かない・・・
去年馬糞を投入し、咲き方が今一だったのでもとの牛糞に変えてみたら、また戸惑ったのか・・・
来年は、そのまま牛糞で様子を見る事にしよう。
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この花は今年買った、イングリッシュローズのアブラハム・ダービー。
トーマスの後ろでちゃんと大きく咲いてくれますように〜。
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牛糞は、この鉢植えのこの子たちには好評で、四季咲き大輪の赤いタイムレスと四季咲き中輪のオレンジのアンネバラはみごとに咲いた♩
去年の夏は忙しく、このバラたちの面倒が手薄になった。
案の定、枯れた鉢植えのバラがいくつかあった。
生き残った地植えのバラもちょっと勢いをなくした。
でも二輪、三輪ときれいに咲いてくれる様は美しい。
白色のウィンチェスターキャシードラル、黄色のサンシャイン、赤の一重のカクテル。
そして隅っちょにピンクのフェリシアが小さくとも咲いていた。
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我が家の庭は最近、野性的だ。アゴラの庭を作っているせいか、整いすぎている庭から脱皮している。
多年草、宿根草はそのままに、子孫繁栄したいように〜。
だから勿忘草が、草のように群生し、その後を追ってピンクの月見草が種や根を伸ばし威勢良い。
あまりにも威勢良いものだから、アゴラに堀り起こしもっていった跡がこのハゲ状態。
ここで合わなかった草花は今、里山アゴラで、自分らしく生き生き咲いている。
その植物にあった環境で育てると、植物は自分を取り戻したように自分を表現する。
人間も同じだ。その子らしくいられるいやすい居場所に住み着けば、その子は自分のいいところをどんどんのばしていく。
家でその子がもしくすんでいたら、この子が今この家やいつも通う環境に適応していない。
自分を隠さざるをえない環境にいるってことかもしれない。
人生で、自分をどれだけちゃんと表現して生きていけるか・・・それを左右するものはその子を育てるあらゆる環境である。
大事な芽を摘まないように、そしてちゃんと根がはれるように手をかけ、過保護にしないこと。
作られたバラは、確かに惜しまなく手をかけないと花が咲かない。
今の子どもたちのようだ。
作られ見事に咲くバラもいいが、手を離しても生き生き咲く植物の方が今の私は好きかもしれない。
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今年は一個しか咲かなかったセイジ・・・。
でもその代わりになんかわからないけれど、球根を彼方此方に忍ばせていたおかげで、今名も知らない球根花が咲き出している。
あなたはだあれ?って聞いても教えてくれない。
でも、あなたが大変存在があるから、そろそろあなたの名前は知りたくなった。
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作られたバラも、農薬、化学肥料を外して地植えして、米ぬかで育て始めたら、ぐんぐん勢いついたバラもある。
アンジェラが今年も旺盛。
隣のバフビューティーも健在です。
あまりにも大きくなって、凶器と化したアンジェラとバフビューティーは、去年切りもどして〜。
そうそう、今日のお題を忘れていた。
アレロパシーについて・・・このアレロパシーはこのブログをはじめた年の秋に、セイタカアワダチソウについて書いた時に記した。
そのアレロパシーで去年やられた木があった。
アゴラで長寿桜を植えた。ヨモギの島がアゴラにあって、その中に植えた。
ヨモギの美しさと長寿桜の紫が良かった。
でも去年秋に枯れた。
根ぐされしてた。
何でだろう・・・暑さにやられたと思って、枯れた場所に今年は庭さくらを植えた。
でも二ヶ月経った頃、桜の勢いがない・・・
ムムム・・・ってことでヨモギを調べたら、・・・アレロパシー。
他の植物を阻止するんだって。ヨモギも・・・
ヨモギはヨモギの島で置いておこう。
そして植物の不思議をまた知った。
阻止する植物、増殖する植物。
うまく相性のいい植物を植えて互いのいいところを伸ばしあう。
害虫を駆除し、守る。
バラとゆり、バラとゼラニウムは相性がよく、成長を促すのだそうだ。
ヤロウもそうだという。
だからか、アーチのアンジェラ、バフビューティーの下にはゼラニウムが5苗が咲いている。
日陰ゾーンで弱っていたところに百合とヤロウとニュードーンを植えた。
するとそのゾーンは日向のゾーンよりもいい感じで咲いている。
なるほど、なるほど・・・。
阻止する植物、助長する植物。
人間も同じ。阻止する人間、成長を助ける人間。
自分の…子どもの環境はこれでいいか?成長を妨げられていないか?生き生きしているか?
自分を磨く事も大事。でもその原石を原石として扱ってくれる環境がここにあるかどうか・・・
また植物に教えてもらった♩
さて・・・これから日陰ゾーンのニュードーンの出番が来たよ!
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by polepole-yururin | 2013-05-15 09:45 | 花のこと | Comments(6)

夏八木勲氏逝く・・・

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夏八木勲氏が、膵臓がんで亡くなられたそうだ。
朝、テレビニュースから流れて、え!うそ〜!!・・・とショックを受けた。
この間、「希望の国」を観たところだった。
久しぶりのいい映画だった。夏八木さんの名演技に心奪われ、原発事故後の人々の生き様を本当に深く感じ、夏八木さん演じる小野泰彦の人柄と発する言葉と、行動に、人間の幸せと生きる事、守る事、愛する事の意味を深く感じた映画だった。
映画を見終わっても、ずっと残る安堵感が私の中にあって、その日は小野泰彦のゆるがない深い愛情に包まれて就寝した事を思い出す。
そして、久しぶりに観た夏八木勲氏の映画をまた見直そうと思った。
そう思った矢先の訃報だった。
この映画は、夏八木さんの主演映画だった。そして毎日映画賞受賞、第63回芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞された作品だった。
渾身の演技に、見入ってしまったはずだ。
本当にいい映画だ。
「希望の国」について・・・
2012年7月、福島県南相馬市の民家で、完成したばかりの一本の映画が上映された。タイトルは「希望の国」。描かれているのは、原発事故だ。その物語は、上映会に集まった南相馬の人たちが、大震災後の1年あまりの間に体験してきたことと重なる。
撮ったのは、映画監督・園子温(そのしおん)(50)。園は、福島に通い、取材を重ねて、「希望の国」を作った。
園はこれまでも、実際に起きた事件を取材し、エピソードを組み合わせてオリジナルの脚本を書いてきた。それを過激な映像で映しだし、出来事の裏に潜む社会の本質をえぐり出した。
今回も、放射能災害の現場を歩き、被災した人たちから直接話を聞いた。そして、南相馬市でのひとつの出会いから、「希望の国」の着想を得ることになる。
原発事故を映画にするため、園は試行錯誤を重ねた。目に見えない放射能をどう映像化するのか。被災地の人たちにふりかかった不条理な出来事をどんな物語にするのか。
去年3月11日の東日本大震災は、さまざまなジャンルの表現活動を揺さぶった。かつて経験したことのない大災害の後に、芸術や思想にいったい何ができるのか、問われている。
園は、アーティスト集団・Chim↑Pom(チン↑ポム)、そして社会学者・大澤真幸(おおさわまさち)と、それぞれ対談し、大震災後の表現の可能性について語り合う。_NHKETV特集より_

この映画が上映された2012年の秋、夏八木氏は膵臓がんを宣告された。
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この映画は、まだ夏八木氏がふっくらしていらっしゃる頃の最後の映画となった。
この間のブログにも書いたが、この映画を是非たくさんの人に観てほしい。
参議院選挙までに政治家も官僚も・・・原発推進している方々、そして有権者にちゃんと観てほしい。
震災後の二年二ヶ月経った5月11日に逝ってしまった夏八木勲氏の最後のメッセージだ。
病魔と共存しながら、放射能汚染された南相馬市で撮影された夏八木氏は、多分いろいろ感じていたはずだ。
そして福島の方々の思いを一身に受け止めたに違いない。
もう一度ブログに投稿する。
「希望の国」を是非観てください。
ps:DVDで借りれます。
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by polepole-yururin | 2013-05-13 19:59 | Comments(0)

壊れゆく日本という国

新聞の記事、本、・・・読むべきもの多し・・・ただいま野本貫一氏の「生態と民俗」を読んでいる。震災と民俗・・・人が培ってきた真実は、人間を超えた科学ではなく、自然と共に生きる知恵である。
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日ごとにいやなニュースに心揺れる私である。
テレビでは、強気の安倍総理の答弁が流れ、安倍総理の中東への原発セールスも停まることなし。
支持率は高いという・・・誰が支持してんねん。
昨日のニュースでは、東電が放射能汚染された地下水の行き場がなく、海に放流するとあった。
で、それでいいんかいな!?
海やで・・・海は日本だけのもんちがうねん!
福島の漁業権侵害に対して問題あり・・・とあっただけで、もっとちゃんと答弁すべきだろう!
自民党が出てこない。安倍総理が出てこない。
東電の・・・原発事故に関する出来事に対して何も論じない。おかしいやろ!
で、原発他国に輸出するってどないやねん!
日立、東芝、三菱、…日本の原発産業は電気屋さんが製造してる。
この木なんの木きになる木の日立さん。サザエさんでおなじみの東芝さん。優しいイメージの電気屋さん。ちなみに医療のレントゲン機器も日立、東芝が作っている。
昔三種の神器のテレビ、洗濯機、冷蔵庫をつくって国民の便利を提供してくださっていた電気屋さんが、時代と共に開発!研究!と言われ続け、とうとう原発に行き着いた。
そして防衛産業にも知る企業が軒を連ねる。三菱、川崎重工、NEC、富士通、東芝、コマツ、IHI、日立、富士重工・・・企業は儲かれば何を作ってもいいのだろうか。
その真逆の話。以前オリンパスが初の内視鏡を作ったというドラマがあった。が、そのオリンパスの研究者は、以前は戦時中零戦を作っていたという・・・人を殺す武器を作っていた俺が、人の命を救う機器を作る事ができてよかったという場面が今も思い浮かぶ。
企業もその中の科学者も、常に平和と命の尊さをもって存在してほしい。
その意識を欠いてとんでもないものを作ったのが、原爆を作ってしまったロバート・オッペンハイマー・・・そしてアメリカは、平和のために・・・戦争をやめさせるために・・・日本に原爆を投下しました。そして平和利用として1960年代アメリカから原発が輸入されました。
福島の人たちをあんな状態にして、そして今も続いているのに、そして行き場をなくして汚染水を海に流すのに・・・平和だというのか、原発が!?f0215179_2319788.jpg
農業、漁業の方がTPPで大変な状況に置かれるであろうと嘆いていらっしゃる声を聞いた。
福島の事故での放射能汚染で一次産業の方々がどんな痛手を被ったか・・・食の安全の確保もできず、海に流すという事は、どうなる事になのか誰だって想像できるだろう!
福島だけではない!三陸、千葉、静岡、…海は、魚はどうなるのだろう。
だからTPPで安全な食べものが他国から贈られるんだよって戦法かい?
日本の食料自給率が低いのは、政府の政策のおかげ。米が余っているとか言って減反政策とって、安い農作物をアメリカから輸入して、一次産業を守らず、上記企業を筆頭に自動車産業等を保護した日本政府。
すべてアメリカ式。
戦後の給食がパンと牛乳になったのもアメリカからの小麦、牛乳など輸入する戦略をとったわけであるし・・・。生活形態もすべて輸入。ライフスタイルを宣伝するマスコミを使った戦略に国民がはまっていった訳である。あこがれやこれが未来の・・・ってこの台詞でいとも簡単に〜。
戦後日本を動かした自民党が、今また返り咲き、戦争好きのアメリカに寄り添い歩む政権である。
日本の政治を知るには、アメリカの政治を知るとよくわかる。
アメリカ政府が戦時中から戦後、そして今に至り、何に関与して動いていたか・・・
今日も、NHK・BS1で「オリバー・ストーン監督が語るもうひとつのアメリカ史」が流れている。
政治とは、平和の為にあるはずである。
しかし、あんな悪夢があってもいいのか!?
そしてもう終わったんだろう?って思っていたのに、最近安倍政権が、おかしい動きをしている。
国民の平和なんて考えていない。
平和を崩す存在は、もう21世紀には必要ない!
国民よ、本当に子どもの事を考えろ!
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2013年、5月8日、朝日新聞朝刊、オピニオンの記事。
「企業利益は国の利益」国民に犠牲を迫る詭弁 政権与党が後押し
国民国家の崩壊だと内田樹氏はいう。
政府は、もはや企業を守るために動いている。
その企業も、起業したのは日本国内で、創始者は日本人であるが、既にそれはずいぶん昔の話で、株主も従業員も今では多国籍であり、生産拠点も国内に限定されていない「無国籍企業」のことである。この企業形態でないと国際競争では勝ち残れないと常識では語られる。・・・そして企業のグローバル化が最も正しい選択であるという。
国際競争力のあるグローバル企業は「日本経済の旗艦」である。だから一億一心をあわせて企業活動を支援せねばならない。そういう話になっている。そのため国民は低賃金を受け入れ、地域経済の崩壊を受け入れ、英語の社内公用語化を受け入れ、消費税増税を受け入れ、TPPによる農林水産業の崩壊を受け入れ、原発再稼働を受け入れるべきだ、と。この本質的な要求を国民に「のませる」ためには、「そうしなければ、日本は勝てないのだ」という情緒的な煽り(あおり)が、どうしても必要である。これは、「戦争」に類するものだという物語を国民に飲み込んでもらわなければならない。
中国、韓国とのシェア争いが「戦争」なら、それぞれの国民は「私たちはどんな犠牲も払ってもいい。とにかく戦争に勝ってほしい」とめを血走らせるようになるだろう。
国民をこういった上ずった状態に持ち込むためには、排外主義的なナショナリズムの亢進は不可欠である。だから、安倍自民党は、中国韓国を外交的に挑発するのがきわめて勤勉なのである。外交的には大きな損失だが、その代償として日本国民が「犠牲を払う事をいとわない」というマインドになってくれれば、国民国家の国富をグローバル企業の収益につけ加える事に対する心理的抵抗は消失するからである。私たちの国で今行われている事は、つづめて言えば「日本の国富を各国(特に米国)の超富裕層の個人資産へ移し替えるプロセス」なのである。
現在の政権与党の人たちは、米国の超富裕層に支持される事が政権の延命とドメスティックな威信の保持に大変有効である事を良く知っている。戦後68年の知恵である。・・・
今私たちの国では、国民国家の解体を押し進める人たちが、政権の要路にあって国政の舵を取っている。


朝日新聞購読者でない方は、図書館で朝日新聞のこの内田樹氏のオピニオンの記事を全文、読んでください。そして考えてください。本当に今の日本の事を今ひとつ思考してください。
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by polepole-yururin | 2013-05-09 20:00 | 思うこと | Comments(7)

希望の国

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5月3日、憲法記念日。
新聞では、憲法改正に異論を唱える記事が相次ぐ。
その反面、自民党の石波幹事長は「自民党は憲法改正する政党です」ときっぱりという。
そして同時に安倍総理は、アラブ諸国に原発輸出の段取りをつけている。
あげくにトルコへ原発輸出へ話が進む。
トルコは日本と同じく地震大国である。
その状況下で原発建設するトルコの思いはいかなるものか・・・
何処の国の政府も、安全・守る・平和の意味を理解していないのではないか・・・
トルコは日本と友好的な国である。
明治時代、トルコのエルトゥールル号が和歌山のある漁村に漂流したのを、日本人が助けた事をきっかけに大変友好的な関係にある。
地震大国日本の耐震技術を駆使した橋の建設に対しても日本はトルコに多大なる協力をしている。
私も数年前に、トルコを訪れたが、小学生の息子たちに「おー!ジャパニーズ♩」っといいながら頭をなでて親日的な民俗だと感じたものだった。
そんな印象であったトルコが、安倍総理のセールスで、原発を日本から輸入するという。
安倍氏も安倍氏なら、トルコもトルコである。
あんな美しいトルコになぜ、原発を作るのだ!
黒海沿岸のシノプに四基の原発を建設するという。
黒海に面する国は、南岸がトルコで、そこから時計回りにブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、ロシア、グルジアである。
そしてその黒海に面したトルコの都市はイスタンブールもはいる。世界遺産もあったもんじゃない。
また、黒海の水源はトルコのみならず、先の5つの国にも大事な水源である。
福島第一原子力発電所の事故の収束もないまま、安全な原発の技術を提供するとよくも言ったものだと思う。
福島第一原子力発電所の事故を起こした原発は、昭和40年代の時にアメリカから輸入した原発であるが、だからそれ以降は日本が作った原発であり、福島と何ら関係ないとでも言うのだろうか・・・
原発事故後の人たちの現状をこうも無視した政府でいいのか!?
美しい街イスタンブールも幻へと変わってしまうのか・・・嘆かわしい・・・本当に・・・
原発事故が起こった時、福島は、どうなったのか、人はどうなるのか、どう希望もって生きるのか・・・そんなことを本当に各人が自分に引き寄せ考えただろうか?そして今も考えているだろうか・・・
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ふとこんな映画を見つけた。
双葉町出身の映画監督が手がけた映画かと思って借りてみた。
が、その映画とは違って、愛知県出身の園子温監督が手がけた双葉町を題材にして新たにつくった話である。
長い長い映画だった。けれど、訴える。原発事故後の人々の事を訴える。
原発事故が起こり、行政がどう動き、原発の街がどうなって、原発の街の人々がどうなったか・・・
最後の救いさえ見つからず、それでも人は希望を見つけてさまよい、そして守る事を選択していく各人。
差別、隔離、偏見、不安・・・の乱舞。
壊れて当然であるほどに事の悲惨な現状。
不安を不安と言えない事の重大さ。
守る事を当然におこなえない、集団という恐怖。
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引き裂かれる家族。
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行き場をなくした生き物たち。
原発事故後の幸せの選択は、何処にあるのかこの映画は問いかける。
遠くへ遠くへ・・・放射能から身を守るには、遠くへ遠くへずっとずっと遠くへ・・・
この映画を政治家は見ただろうか・・・
168人が一斉に靖国神社に参拝する暇があったら、国会で、この映画を上映し、各人が見て考えてほしい。
フクシマ後のまた新たな原発事故が起こった時、あなたはどう生きますか!?
もう先はないのですよ・・・
気にしない、そして無視する事で原発産業を推しすすめ、経済大国になることは、この地球に対する冒涜である!
今の各国の政治は間違っている!
フクシマは消えて、もう元の福島になったのか・・・
ゴールデンウイーク、福島県会津にはたくさんの観光客が来ているという。
経済が先立つ日本のあり方、そして世界のあり方が狂ってる。
狂いを戻すには、真摯な態度で今の問題に向き合っている人や、ものや事に触れることである。
「希望の国」を是非観てください!

ps:DVDで借りられます。
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by polepole-yururin | 2013-05-05 22:03 | 原発 | Comments(5)

千里眼

今日の朝、インターネットニュースより
<首相>「参院選後に改憲勢力結集」 96条改正へ呼び掛け
 【ジッダ影山哲也】安倍晋三首相は1日、訪問先のサウジアラビア西部・ジッダのホテルで記者団に対し、憲法改正の発議要件を定めた96条の見直しに改めて意欲を表明した。そのうえで首相は「(発議に必要な)3分の2の勢力を衆参(両院)で形成するよう努力していく」と述べ、夏の参院選後、96条改正に賛成する与野党の勢力結集を目指す考えを強調した。(毎日新聞)

原子力協定締結へ=安倍首相、UAE皇太子と合意
 【アブダビ時事】安倍晋三首相は1日夜(日本時間2日未明)、アブダビでアラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のムハンマド皇太子と会談し、日本とUAEの間で原子力協定を締結することで合意した。原子力協定は原子力技術の軍事利用などを防ぐための2国間の取り決めで、締結により日本からの原発輸出に弾みがつく。(時事通信)


着々と事を進める安倍総理。
原子力輸出と、憲法改正において核の扱いについての幅を広げている。
多国間の政治調整は、平和利用という名の下ごまかされた核の行き来。
平和という言葉が薄らんでいるように見えるのは私だけか・・・
民間テレビからのニュース、情報は、この商品が売れているとか、富士山が世界遺産にとか、国民栄誉賞とか、お祭り騒ぎばかりの景気のいい?話が乱舞する。
自民党の戦略は、着々と進められている。
国民には、身近ななんかいいよね♩て思う情報を流し続ける。
景気いいよ。株価上場、世界遺産で観光客が増える、国民栄誉賞にあの人が選ばれたよ。って・・・
さ〜こっちを向いておいで、国民よ。
いい事づくしの自民党政権だよ!ってね。
この社会状況は、あの頃に似ている・・・。
第五福竜丸の事件後、核の見直しの抗議が広まり、食の安全へのデモが各地で起きた。
当然、アメリカへの非を問う事となるだろうし、当然原発はこの国に入り込む余地はなかった。
のに・・・ある有名新聞社が、核の平和利用という事をすごくアピールし、原子力博覧会等のイベントを各地で開催した。
鉄腕アトムも宣伝に使われた。
科学の進歩!未来のエネルギー・・・原子力。
そして月日は流れ、原子力発電所は日本に54基建設された。
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騙し舟という折り紙の遊びがある。
やっこさんを作る時の途中で船に変形させ、「目をつむっていて、その船の端を持っていて・・・」て。でしばらくして目を開けてって言うと、違う船の端を持っている事に気づき、嘘〜!ってことになる昔の折り紙遊び。
幼い私は、そのトリックにびっくりし、興奮した。
でもなんか違和感だけが残った。

情報操作が甚だしい。
千里眼が国民にあったなら・・・と思う。
いや国民の目が節穴なのかもしれない。
富士山の世界遺産登録を喜ぶ前に、今一度、憲法を読んで下さい!
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by polepole-yururin | 2013-05-02 09:07 | 思うこと | Comments(5)