ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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カテゴリ:子供たち( 47 )

巣立ち

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昨日カメの翼プロジェクトのメンバーのH君の就職祝いをかねての食事会をした。
Hくんは大学、大学院ではロボット工学を学び、就職もその技術を生かした企業を選んだ。
4月2日が入社式だという。
彼とは2010年の10月にKAMEの翼プロジェクトが動き出してからの付き合いだ。
私とは20歳の年の差である。
一緒に被災地・女川へ行きボランティア活動をした。
石巻の壊れたホテルの二階で寝袋を並べて雑魚寝した。
一緒に女川で花を植え、カメパオを作り、何もない被災地で食事した。
Hくんは、そのまま石巻に残り1ヶ月ボランティア活動をがんばった。
その後被災地支援のことでいろいろと組織とのやりとりがあり、私の知らない社会の動きを目の当たりにさせてくれた。そして彼もいろいろ考えただろう。
8月被災地の写真展を彼はやった。
たいへんいい写真展だった。私は彼が純粋に被災地の現場を見て心動かされシャッターを切ったんだと感じた。
しかしあるアーティストが彼の写真を「アート」だといった。
彼はその言葉に翻弄される。
私はいやだった、そういう言葉に振り回され、H君の純粋な思いを薄ぺらいものにしてしまっているこの発言がいやだった。
その彼が一年被災地でボランティアしているWくんと関わりながら、社会を感じ始める。
そして巣立つ。
彼は科学の進歩を夢見てロボット工学を学び、科学の可能性を持っている。
10月の時点で、いつか核融合は成功するだろうといっていた。
その後福島のことは頻回にニュースに取り上げられ、原発事故は日本にさまざまな問題を巻き起こし、いつかの核融合成功の話を待てる状態でないことを感じた。
彼がいたことで、私自身いろんなことを思考させてもらった。
昨日は私が医療者だったころの矛盾を話した。
また自分が就職して何をしてきたか、手術室での仕事、2~3年目でとてつもない自信にみなぎっていたこと。
その後の挫折、初任給・・・・。
彼は「へ~そうなんですか?」とたびたびうなづいていた。
彼はどんな社会人となっていくのだろう?
アゴラの先生は言った。
「大学に行ってから子供たちは、社会に、大人に翻弄されてしまう。自分の一番大事なものを捨ててしまう。そうなってはだめだよ。H君は、ものつくりが大好きな子だった。その思いを捨てずに大事にしてほしい。みんな自分を大事にしてほしい。」と。
H君はうなづいた。
彼もまじめな純粋な子だよ、だって私や先生や私と同じくらいの友人と4人で食事をして話をずっとしているのだから。
彼は今日ここに来る前に病院にいるお父さんのお見舞いに行った。
彼は今長男としての自覚と重みを持っていた。
私は「またちょくちょくここに帰ってき~な~」と彼に言った。
カメの翼プロジェクトは、若者や子供たちを支えるプロジェクトだ。
彼という一匹のKAMEが翼を持って羽ばたいていった・・・
私の出会った最初のkAMEという若者がH君だったんだ~。
巣立ち、そして帰ってこれる場所がある・・やさしいコミュニティー。
年齢を超え、性を超え、ちゃんと思考し支えあえる人との関係性。
これがKAMEの翼の趣旨なんだ~。
彼が社会に出て1年2年3年・・・彼の科学への思いはどのように変わるのだろうか?
H君に幸あれ~♪
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by polepole-yururin | 2012-03-31 21:02 | 子供たち | Comments(10)

手作りの日

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子供たちと手芸の日。
何を作る?って聞いたら「抱き枕作る!」ということになり、二回目に挑戦の子供たち。
実は2月の半ばに「受験生のお兄ちゃんとお姉ちゃんに作る♪」ということになっていたのですが、我が家にいろいろとありまして、今日になってしまいました。
子供たちへ・・・ごめんね。
この子達も4月からは中学生。
だから忙しくなるから、これるのも今日が最後かな・・・
でもちょっと作りたいな~って思ったらおいで♪
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ジャーん!出来上がり♪お兄ちゃん、お姉ちゃん喜ぶかな?
ちゃんとこの子達も使っているそうです、8月に作った抱き枕。
かわいいし、気持ちいいしねって♪
喜んでいただけて考案した私もうれしいです♪
たかが抱き枕だけれど、自分で作るとうれしいし、タオル地と綿のふわふわ感と左右の手の感触と・・・
綿を入れるのも、ちゃんと自分の心地いいを感じてよ!ってたえずいい続けた。
「これぐらい綿を入れるんだとか、この目がかわいいんだよというより、自分がどれくらいの感触を気持ちいと感じるか、どの目の配置、大きさ、すべて自分で考えるんだよ。」って。
すると子供たちは手で感触を手探る。
感覚を大事にすることを教える。
大人が決めたように教えるだけじゃ~な抱き枕を作った意味がないからね。
だからAちゃんは綿多め、Yちゃんは少なめ・・・それぞれの感触があるのです♪
無事高校に受かったAちゃんのお兄ちゃんとYちゃんのお姉ちゃんに合格お祝いのプレゼントができました。
喜んでくれるかな♪
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同時に私は、今日は手作りの化粧品つくり。
今日はアロマテラピーでクリームを作りました。
乾燥肌用の万能クリーム。
私はこのクリームを化粧水の上につけます。
手あれのひどい方にもお勧めで、重宝されています。
アトピーの人にもいいです。
思春期の息子も使っています・・にきびも気にならずに乾燥対策。
精油はラベンダー・アングスティーフォリア(真性ラベンダー)とティートゥリーとグレープフルーツを少々。
この間の化粧水と使っています、私の基礎化粧はこれだけ・・・
子供たちは不思議そうに見ていました。
子供たちには5月の母の日にまたアロマの石鹸つくりをしようね♪って約束して~。
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by polepole-yururin | 2012-03-26 19:54 | 子供たち | Comments(4)

ギャップ

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今日はあいにくの雨だ。
隣では、春休みの息子が、幼稚園からずっと遊んでいた玩具を整理している。
4月から中学だから、部屋も遊びから少し勉強モードとなる?
仮面ライダーの剣は従弟へ?と思いきやまだまだ我が家に置いておきたいものがあるようだ。
いつまでたっても遊び心が消えないのだな~ってと息子を見て思う。
この間知り合いが話しにきた。
ちょっとしたストレスがたまっているようだった。
大体のストレスの要因は、同級生かその前後の母親同士の噂話だった。
だれだれちゃんがどこどこに受かったとか、○○ちゃんはどこどこの塾は行かないの?とか、何で受験しないのか?とか、ピアノがあの子は上手とか、どうのこうの・・・・その話のオンパレードに押しつぶされていた。
なんか懐かしい話だなって思った。
私も関西にいるとき、幼稚園から頑張り屋のお母さんがいっぱいの地区にいたものだから、その類の話はいっぱいいやというほど聞いてきた。
あの頃のお母さん方は今もまだ競争の中にいるのだろうし、子どもの高校、大学の行く末が母親の安心感を得られる唯一の話題となるのだろう。
私は関西のあの雰囲気から外れたわけ~。
が・・・今回知り合いの話を聞いて、私自身変わっていることに気付いた。
ギャップをすごく感じた。
日常の話題が、違うことに~。
私はKAМEの翼プロジェクトに参加している。といってもすごいことをしているのではなく、個人レベルで子どもたちや若者をサポートすることを自分の生活をしながら出きる範囲で支えているだけだ。
大々的に我々は!と宣伝することでもなく、自分レベルで発想し、子どもたちや若者に関わる。
確かに震災があり、被災地に行ったが、そのことも当たり前のことだった。(でも今まではそういう行為は気負っていたと思うが)
原発事故も震災のことを考えたら、考えざるを得なかった。
そしたら、原発事故の問題はフクシマのことだけではなく、子どもを持つ母として当たり前のこととなった。
当たり前の日常が変わったのか?
今私は、60代の方々とお話しする機会が非常に増えた。
被災地に行って話する先生も60代の先生方。
確かに子育てを終えた方々だから、余裕があるのだろとも思うが、大変社会のことに関心をもってらっしゃる。
そして物事を見る目が鳥瞰図的というか、いろんな面からそのことを考えられている。
といっても年がそうだからと言うわけではなく、今私が関わる方々の生き方が利己的ではなく、人のことを考えていらっしゃる。
学生運動はいわゆる暴動となって私たちは理解したけれど、その真を知ると今の私たちより60代以上の世代は、すごく社会を意識した若者だったことがわかる。
今私たち子育て世代は、社会にどのように向き合ってきたのか?声を上げない世代であり、豊かを知っている世代だ。
バブル社会を知る、地位名誉で獲得する生活観。
関西にいたとき、いやというほど見てきた人間模様。
業というのか~
子どもは本来業なんて知らないわけで、もっとシンプルに自分のやりたいことがあるんだと思う。
それなのに、子どもたちの一番身近な子育て世代の私たちが、本当のところ子どもを知っていない。
子どもの悲鳴を知らない。
買って与えられたもので育てられた私たちは、その物になるための過程すら知らない(知らない世代が増えた)
社会も同じで、今ある事実だけを社会として見、その中にある過程を知らずにいる。
そんなものだから・・・とかお金があれば得られるとか、あまりにも即物的な教育を受けてきたように思う。
だから子どもにも伝えることは、社会にあぶれないように学力をつけ、習い事をし、自分を磨くことだと・・そんな感じで。
今の60代以上の先輩たちは、語っている。
この日本が今どんな状況に陥っているのか、思考しようと語っている。前後左右の背景を知っている。
知人に原発事故と放射能の話をした。
その話に花は咲かなかった。
そんなものだ・・・浜岡原発から30キロ圏内だけれど、今ここでは震災も起こっていないし、事故も起こっていない、誰かがどうにかしてくれるし、そんなことより受験だし、習い事だし・・・・
コンサートには行くんだな・・・嵐とか・・・
テレビも雑誌も・・・人の欲を刺激するものばかり。
洗脳、思想統制・・・そんなことを知らず知らずにされているように思えてならない。
そんなこと考えている私たち世代っているんかな?
固いだけの偏屈とも取れるんだろうかな。
震災も原発も他人事・・・なんかな・・・・。

すると息子がスーパーボールを見つけて遊び始めた。
弾む不思議に魅せられた時代をさかのぼっているように私には見えた。
こんなもんやではなく、何でやろ?っていつまでも感じてほしいな。
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by polepole-yururin | 2012-03-23 10:49 | 子供たち | Comments(5)

歌遊び

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060.gifぞうり隠しつーりんぼ、橋の下のねずみが・・・
草履を加えてチュッチュクチュー・・・
チュッチュクまんじゅうを誰が食た?・・・
誰も食わない、わしが食た。
表の看板三味線屋・・・裏から回って三軒目・・・
あ、ピン!ピン!ピン!ピン!ピン!060.gif
寝る前になんとなく口ずさんだら、下の息子が何々?と聞いてきた。
「ん?これか~?これは靴隠しの遊びがあって、鬼を決めるときの歌。」
「歌ってよ~」という。
「ぞうりかくし、つーりんぼ、橋の下のね~ずみが、」と歌い始めると・・・
「ぞうり・・かくし・・・つーりんぼ・・・はしのしたの・・ね~ずみが・・・」と追って歌い始める。
もっともっととせがむぞで、「草履を加えてチュッチュクチュ、チュチュクまんじゅうを誰がくたー・・・」と歌い続ける。
息子はずっと追って歌いまねする。
何度も何度も覚えるまで歌を繰り返す。
関西弁のニアンスで歌う調子に心引かれたのか、「おもしろい、面白い♪」と言って聞き入り覚える息子。
最近の息子は漫画に夢中だったり、上の息子の影響で生意気だったり、やさしい感じがなくなってきたのかな~と寂しく思っていた。
そういう感じだったので、息子の突然の食いつき方にびっくりした。
が、久しぶりの和やかな時間に心が和んだ。
そのうち、草履隠しのお遊びの仕方を聞いてきたので、息子の背中を草履に見立て、草履をはじくように、ピン!ピン!ピン!と背中を軽く叩く。
二三回歌を歌ったらいつの間にか、その懐かしい歌が子守唄になって息子は寝入ってしまった。
この歌は、私が子供の頃「草履隠し」という遊びで、隠した靴を鬼が探す遊びがあって、そのときにうたった歌だった。
歌の内容は分からないのだが、面白い話・・・言葉のリズムに、心引かれ覚えた。
歌うリズムを取りながら、歌詞の場面をずっと頭に想像したものだった。
橋の下のねずみが、草履を加えて、まんじゅうを・・・?三味線屋は今だったら京都の先斗町や寺町の様子を思い浮かべたに違いない♪
昔の遊び歌は語呂がいいし、リズムがいいし、なんか意味を掛けていて、子ども心をくすぐる魔法を持っているんだな~♪
いまどきのデジタルに支配されかけていた息子は、その魔法にかかったようだ。
いや~、デジタルの魔法から覚めたのかもしれないな♪
いつまでも伝えたい歌である。
その話の絵をАgora 子ども美術工場で描いていたら、たくさんの子供達が寄ってきて、「何々?」って聞いてきた。
「これはね~、草履隠しの歌の絵。草履隠しつーりんぼ、橋のしたのねーずみが・・・草履を加えてチュッチュクチュー・・・・♪」と歌った。
子供達は、ふ~んと面白そうに聞いていた。
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by polepole-yururin | 2011-11-19 14:43 | 子供たち | Comments(0)
ただいま作業中!
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ビデオ中の絵
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バザーで模造紙いっぱいに描いた看板。あの時既にワンピースを描いていたようで・・・知らないキャラクターを描かされた、役員さんの要望で。
今息子はワンピースに夢中。
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お遊戯会・・・ピーターパン
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この幼稚園の運動会のクライマックス!すばらしいお囃子踊り。
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年長の息子が年少の息子を教えてる♪全体お遊戯。
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八年後の息子達・・・
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今ビデオからDVDへダビング作業をしている。
やらなくてはやらなくては・・・と先送りしていたことにようやく手をつけ始めた。
実は私は息子が幼稚園に行っている時、役員で、ビデオ係になった。
アナログ人間の私は、デジタルビデオを操作することもままならない状態で、たまたまあったった係だったが、がんばった。
ちょうどあの頃はパニック障害という病気で、人と話が出来なくなり、辛い毎日を送っていた。
引きこもりになりやすかった私を、外に出さしてくれた、自立へと導いたのがこの係りだったような気がする。
人とは話できないが、薬を飲みながら、ビデオを子供に向けて撮影した。
人と話すことが苦痛だったので、家での作業をがんばった。
バザーの絵等を全て引き受けた。
ビデオの絵も曲も操作も・・・
他のビデオの係りのお母さん3人も皆デジタル音痴で、すったもんだでかつかつ形にした。
ただこのお母さん達は、子供に向き合っているお母さん達だったので、愛情こもった偏りのないビデオになったと思う。
幼稚園の子供達ひとりひとりビデオに出てきているかチェックした。
これが一番たいへんで、おとなしい子が画面に出て来づらいので、年間を通して度々チェックし、写ってない子を後で追ってみたり・・・
ビデオ係は、あまり引き受けてもらえない係りだったが、私の性格は、引き受けたら楽しもうという感じなので、それが幸いし、下の子の時も飛び入りでビデオ作成に参加した。
その時のお母さんも、やさしいお母さん達で、デジタル操作をさらにバ-ジョンアップして作った。
その味を覚え、上の息子の友人達のオリジナルビデオまで作って渡したものだ。
最初にビデオ作成をした子供達は今、受験を前にして勉学に励んでいる中学3年生となっていた。
「大きくなったら、ポケモンになりたい!」「お花やさんになりたい」「イルカの調教師になりたい」・・・など夢をひとりひとり語ったが、あの頃の夢と今とではどれくらい変わったのだろうか?
そんなことを思い出しながら、息子のビデオに移り、嘗ての息子の姿を追った。
じ~んときてしまう。
あの頃は可愛かったな~。食べてしまいたいくらいに♪
行事をこなすにもいっぱいいっぱいで・・・ひとつひとつが成長で・・・。
最近の息子は反抗期大!
恐ろしいぐらいの変化で、ほんとに私はこれでよかったのかと、子育てに反省すらしてしまう。
とがった息子・・・会話もなく・・・寂しいもんだ。
と昔の面影を思い出し、感傷に浸っていると、「あ~お母さん若いな~!今めちゃ違うくない?」と・・・
上の息子が作業部屋に入ってきた。
そのうち下の息子も見に来て、「あの子は誰々ちゃんだった?お母さん、あの子のお母さんに怒られていたな~。」て。
あちゃ~・・・けっこう覚えているものだ。
「あの頃に戻ってくれ~、なあ~○○ちゃん!」と上の息子に言ったら、「それって今のぼくを否定してない?それってちょっとやばいんじゃないの?」と言われてしまって・・・。
でもビデオの中に出てくる絵に反応して、「あの絵ってお母さんが描いたんちゃうん?今の絵もあの頃の絵も変わっていないんやな~。」と息子。
意識してないようで、知ってるんやな~私のこと・・・なんも話さない息子だけにね。
そう思うと、今も昔も私の活動は変わっていないんだなって思う。
子供達と関わり、制作活動する醍醐味は面白い♪
今は息子たちとは同じかかわりは出来ないが、今KAМEの翼プロジェクトで被災地・女川で子供達と関わったり、アゴラで子供達と関わったりしていることは、ほんとあの頃の思いと同じなんだと感じる。
いつまでもいつまでも子供と関わっていたい♪

ps:下の息子のビデオ制作が6年間滞り中・・・今の勢いで作ろう!あっという間に来年は中学生だから・・・008.gif
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by polepole-yururin | 2011-10-05 19:42 | 子供たち | Comments(4)

震災で子供たちは

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気仙沼市 小学校4年 祥太くんの作文
「おもいきり泣いてくれた友達」

3月11日6時間目、そう合の授業をした。
グラットゆれた。
ガタン、机がゆれた。
グラグラ、みんな机に入った。
グラグラ、まだゆれている。
先生がドアを開けた。
みんな防災頭巾をかぶって、地震がおさまるのを待っている。
グラグラ、ガッシャン。
蛍光灯がわれた。
2個ぐらい割れた。
ようやく地震がおさまった。
もうみんな半泣きになった。
僕も泣きそうになった。
まず外に出た。
みんな校庭でしゃがんでいる。
もう泣いている人もいた。
ウーウーウーという音が聞こえた。
「宮城県に大津波警報が発令されました」と聞こえた。
ぼくも泣いてしまった。
みんあ「大津波だったウエーン」とみんな泣き出してしまう人が大勢いた。
もう怖くて怖くてたまらなかった。
先生達は心配そうに僕達たちを見ながらいった。
「もう波が来るので、お母さん達が来るので、落ち着いてください」
先生の声がだんだんおちついてきた。
しばらくしてばあちゃんがむかえにきた。
ばあちゃんと思いっきり坂を走って逃げた。
走って走ってもうへとへとだけど、坂をあがって逃げた。
坂から見ると家や車やお店がどんどん流されていく。
「ドド、ド、ガッシャン」
土煙が上がって、家が流されていく。
じいちゃんは車で妹と逃げた。
じいちゃんといっしょにグランドでごはんを食べた。
電気がまで炊いたごはんに、塩をかけて食べた。
ごはんはあまり好きでなかったけれど、とてもおいしかった気がする。
水を飲んでテレビを見た。
背中がゾクゾクした。
次の日お母さんが会社から来た。
ボクはとてもうれしかった。
もうなみだが出そうだった。
しばらくして、僕の親友が気中にきた。
そのとき、思いきり泣いてくれた。
どうしたときくと、「友達だろう」といった。
ぼくはうれしくて、うれしくて、たまらなかった。
ぼくは、ぼくのために泣いてくれる人こそ、「友達」だと思った。
この大地震、大津波で、友達が転校してしまった。
クラスの人も、かなり減ってしまった。
けれど、ぼくはがんばる。

この作文は、文藝春秋のつなみという被災地の子供80人の作文集の中の1つ。
フリージャーナリスト森健さんが、震災を感じ、自分の足で被災地を回り、子供達に作文を書いてもらったものを文集にした。
強制的に書かせたもにではなく、自主的に書いてくれる子に原稿用紙とペンを配った。
ひとつひとつの作文に、まだ歳かさもいかない子供達が、体験した自然災害の脅威、そしてそこで感じた思いがつめられている。
上記作文の祥太君のように、感受性豊かな子供達が、震災でリアルな現実を体験し、今にある。
恐怖の連続・・・その中で人との結びつきを強烈に感じ取る。
「ぼくのために泣いてくれる」
私が女川にいって感じ取ったことは、本当祥太君のいうように、互いに思いあい、同調し、時間を共にすること。
どれだけ相手の気持ちになろうとしても、その体験までは共有できない。
けれど、何度か行くたびに、先生方や子供達が、重い口を開いて語られる・・・その淡々とした行為の連続性の中に、確かなものを感じとるのだろうと。
今回8月17日~19日まで女川に行き、先生方と時間を共にしてきた中で、祥太君のような話が、個々の物語としてたくさんあることをまた再認識した時間だった。

震災は終わっていないのです・・・どうかどうか忘れないで下さい。
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by polepole-yururin | 2011-08-24 08:57 | 子供たち | Comments(5)
休憩には、お手製の梅ジュースと六花亭の六花のつゆ・・・ちょっと梅酒が入った砂糖菓子。
梅ジュースはおいしいといって好評でした♪
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今日は久々の手芸教室の日。
今回は、フエルト人形じゃなくて、女川の保育所に持っていった、抱き枕のキャンディー人形を作ることにした。
子供達は、見本の抱き枕の心地を感じながら、タオルの色を選ぶ。
「この抱き枕は、何かどこかにあったの?」と子供が聞いた。
「これはね、東北の被災地の子供達のことを思ってつくったんだよ。避難所で、窮屈な思い、辛い思いをしている子に、気持ちい、やわらかい感触を届けたくってね。」
「すっごい!可愛い♪気持ちいい。」と子供達は絶賛してくれた。f0215179_18495419.jpg
そしてブルーと、オレンジのキャンディ人形を作ることとなった。
綿入れには、感触をひとりひとり感じながら、これくらいがいい♪入れすぎは硬くなるし・・・と感触を感じている。
最近の子供達は、感触をゆっくり味わうことがあるのだろうか?
そんなことを思いながら、楽しそうに作っている子供達の様子を見て、こちらもうれしくなった。
顔の表情は、自分達の好きな表情をアップリケしよう♪
ブルーのキャンディ人形を作った子は、紫が好きで、紫のハートの目を入れてみた。
だんだん形になっていく様子に、子供達はワクワクし続ける。
子供達は、ほんと、手作業をしながら、いろんな話をしてくれる。
勉強の話、友達の話・・・その会話の流れを聞いていると、この時間は、ゆったりとした緊張のない時間なんだと実感し、こういう時間は、子供達には大切なんだな~とつくづく思う。
そして出来ました!
この抱き枕・・キャンディ人形は夏休みの家庭科の宿題となったようだ。

大事な目を入れる・・・魂が入る?♪
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可愛い枕・・・キャンディ人形が出来ました!
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「気持ちいいね~」といいながら、ひとやすみひとやすみ♪
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ps:キャンディ人形のその後~お母さんからのメールより
この抱き枕・・・キャンディ人形を仕上げたАちゃんは、このキャンディ人形を肌身離さず抱いている。
大好きな本を読んでいる時も離さずに♪
そしてそれを、7月29日の子供会のお泊り会のときにも持っていくとうれしそうだったと~。
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by polepole-yururin | 2011-07-27 18:58 | 子供たち | Comments(10)

ツボにはまる

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今日から夏休み。
といいながら、上の息子は、部活へ行き、下の息子は、市の水泳大会だ。
だんだん息子達も忙しくなってきたな~と思う。
で、ふと下の息子の勉強机を見てみると、夏休みの宿題用のファイルが無造作においてあった。
この紙のファイルは、1年生の時から変わらず学校からもらってくるもので、低学年の時には、カブトムシ、クワガタ、虫キング系の絵を描いていたものだ。
今年、何気に描いていたものは・・・・
地デジカ・・・・地デジ済んでいますか?   デジサポさん!・・・
思わずプッ!と、噴出してしまった。
なんで、宿題ファイルに地デジカ・・・・
ツボにはまった。
シュールなギャグも面白い。
いつの間にかそんな年頃になったのだな~と思う。
最近絵の細かさに、成長を感じる。
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昔から面白さを持ち合わせていた子だったけれど、シャイすぎて表には自分の本心を決して出さない息子。
その息子の世界を少し感じたような~。
地デジカ・・・ほんと、我が家も急いで地デジ対応のHDDデスクを買いに行った。
買ったはいいが、いまだ接続していないので、意味がなく・・・・
昨日は、テレビを息子達に取られ・・・寝るしかなかったので、9時に寝た。
地デジカも、それに添わなくなったら、健康的な生活となるようだ。
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by polepole-yururin | 2011-07-25 08:26 | 子供たち | Comments(0)
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                                    母‘いくわよ~!‘
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夕方、下の息子に誘われて、誰もいない公園で、草野球もとい、草ソフトボールをやった。
キャッチボールにはじまり、私が投げて、息子が打つ。
時にはファール、時にはヒット、時にはホームラン。
下の息子は楽しそうにソフトボールに打ち込む。
久しぶりに見た、息子のはしゃぐ様子。
最近めっきり、運動をしなくなった。
幼稚園から習っていたサッカーをこの3月でやめた。(5年から選抜となるからだ)
学校で力を入れているタグラグビーにもがんばっていたが、主要選手に最初はなっていたが、はずされてしまった。
運動神経のいい子だったが、急に高学年になって、競争重視のスポーツに疲れてしまい、あどけない笑顔が少なくなった。
学校の友達、近所の友達、みんなスポーツ少年団等に通っている。
いろんな習いごとを経験したが、本人の意向でやめた。
そんな息子がはしゃいでた。
次はノックして!っと私に求める。
私も調子つき、100本ノックのごとき~♪
フライ、バント、ライナー、息子は笑いながら、時には真剣にボールを追う。
うまい!うまい!ナイスキャッチ!そんなことをいいながら、私も中学時代を思い出した。
遅くまでキャッチボール、ノック、素振りの練習をやった。
私はセンターで、セカンド、ライト、レフトのカバーに入り、走り続けた。
そういえば、今日から中学の部活の大会がはじまっていた。
私のメールには、中学から各部活の勝敗が伝えられた。
上の息子の中学はソフトボールの会場となっていて、たくさんの父兄が中学の通学路を歩いているのを見かけた。時代はかわった。
私の時代は親が出る出番はなかったし、小学校からスポーツ少年団などの習い事にいっている子は少なかった。
公園に行けば、男の子たちが、野球、サッカー、キックベースボール等やっていて、まぜてもらった。
砂場に足で四角形のベースを描いた。
そのあやふやさが良かった。
真剣にスポーツに取り組みはじめたのは、中学からだ。
といっても、勝敗も大事だが、スポーツを楽しんだ♪・・・そんな感じでゆとりがあった。
今日のような光景は、私が息子をもうけたときにイメージした光景だ。
男の子ならいっしょにキャッチボールでしょう♪と。
でも食いつかない息子たちで、私の出番もなかった・・・・
今日は、自分も昔にかえって、楽しんだ♪
帰りに、息子に「どうして今まで野球にとかに興味がなかった?」と聞いた。
すると「だって、今までサッカー習ってたじゃん!サッカーも楽しかったけど、もういいわ。こういう風な野球やサッカーなら楽しい♪明日も、あさってもやりたい!お母さん特訓して♪」と息子が言った。
「そうね!やろう♪明日、筋肉痛になっていなかったらね♪」
いつの間にかあたりは、群青色に染まり、涼しい風の中に、夕飯の匂いが混ざり、急激にお腹がすいた。
子供達の今・・・
子供達のスポーツも、競技となった。
何かしら、習い事をやらねばならぬ生活環境。
我が家もそうだったかもしれない・・・しかし続かない・・・息子がそれを拒んだのかもしれない。
親は、子供に関心を持ちすぎているようで、親の期待を一心に背負う子供達の様子を垣間見る。
意味のあることや一生懸命がんばることを強いたために、苦しんでいる子供達がいる。
その子に親がたとえ躍起に言わなくとも、学校を含め、子供を取り巻く環境がそうだから、いやおうなしに子供は、素にスポーツ等楽しめない。
公園にいないものね・・・・暇な子供。
子供達のゆとりはもはやこの日本にはないのかもしれない・・・・。
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by polepole-yururin | 2011-07-17 07:13 | 子供たち | Comments(11)

母の日のプレゼント 2011

今年で4年目となる母の日のアロマ石鹸つくり。
近所の子達が20人くらい来てくれた年もあった。
今年は、被災地や病院のボランティアのこともあり、ちょっと準備が遅かった。
しかし、10人の子達が来てくれた。
去年のブログ「母の日のプレゼント」にも載せているが、アロマ石鹸と我が家の庭の花を添えて、お母さんにプレゼントする。
こういう石鹸つくりは、女の子が興味を持ち、創作意欲の在る子達は、その時間を有意義に使っているように思う。
特に中学二年生の女の子は、50gの石鹸機材を元に、15個以上の石鹸を丹念に作っていた。
色にもこだわり、香りにもこだわる。
昔、紙石鹸が流行っていたが、その域に達しているようにも思える。
小学生の子供達は去年よりも上手に、去年よりも要領を得て作る。
ローズの粉を混ぜ合わせると、どんな色に変色するかも私以上に覚えている。
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どの香りにするか?たくさんの精油を嗅ぎ分ける。 ↑
そして、型をどれにするか探してる♪
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石鹸機材と香りを混ぜ合わす♪ ↑
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コネコネ、石鹸をこねまわす。↑
1年生の女の子は、お菓子つくりの型を、わざわざ自宅から持参した。
イルカ、アヒル、音符、クマ・・・かわいい型がいっぱいあるのだな~。
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中学生の子供達は、いっぱいいっぱい石鹸を作った。↑
時間をかけて、この時に集中する。
この作業が面白い♪という。
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石鹸つくりを終え、手を洗う。
「あ~泡がいっぱい!すごい、すごい、ほんとに石鹸だ♪」
と水洗いした自分の手が泡だった様子に感動する初めての子。
そして、庭に出て花を探す。
今年は、バラが少し遅い・・・満開とまではいかないが、ポツリポツリ咲き出したバラを下さいと♪
「いっぱいあって迷うな~。」
「わ~すごい匂い!このバラもすごい!」
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中学生の子達のプレゼント ↑
「この花とこの花とあわせると・・・きれいでしょう♪」
「私はこの花がいい♪」とバラにこだわらず、かわいい小さな花に興味を持ったのは、去年も忘れな草を選んだ子。
「かわいい小さな花が好きなんです。」と。
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わが息子とその友人の作。(小6) ↑
わが息子は、イースター島のモアイだという。
息子の友人は、豪快に!ざくざくとつくり終えた。
「これで決まり!」
骨だそうだ!!・・・ちょっと男の子の発想にびっくりした。
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その子の母の日のプレゼント。
終わりかけたクリスマスローズを指差して、これを下さい!と
これでいいの?と聞いた・・・「はい!これがいい」
去年はオレンジのガザニア一輪のみを選んだ子だ。・・・去年のブログ見てください♪
なんかいい♪君って。
そんなこんなの母の日企画のアロマ石鹸つくり。
今年は、この子達に、被災地のお話をしました。
石巻、女川の写真も載せたレポートを子供達向きに作り、それぞれに渡した。
来週被災地に行きますから~と。
すると、夕方、朝一にきた小学校6年生の女の子、3人が、色紙と、折鶴を持ってきてくれた。
「これをもっていってください」
「あ~ありがとうね。もっていくよ。ちゃんと渡してくるね。」
そんなやさしさを今日もいろんな子達に感じた日でした。
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by polepole-yururin | 2011-05-09 08:43 | 子供たち | Comments(10)