追記7月17日7月11日より、子ども達の日々の展覧会に変わりました。是非日頃の子供達の作品を見に来てください。今いる子供達だけでなく、卒業した先輩方の作品も展示されています。先輩たちがアゴラの生徒時代に作った作品です。当時を思い出す作品です。勢力的な作品、アイデアある作品が揃っています。懐かしく・・・こういう風な作品を作っていたんだなって思えます。スケッチブックも展示しています。子供達の日常描く素描画はいい。時にらくがきのように思える素描画ですが、これが大事な記録です。親御さんたちは、このスケッチブックを宝物のように大事にしてほしいと思います。捨てるなんてダメ!自分が描いたもの、作ったものを捨てられたら怒るでしょう!?子どもだから・・・そんな感覚は子どもを無視しています。子どもはちゃんと人格あるひとりの人間です。らくがきと思えるものもあの当時の精一杯の表現です。大人が見てどうか・・・という判断はおかしいのですよ。大事にされるってことは、自らだけでなく、本人から生み出された作品一つ一つ大事なんですよ。先生はアゴラでゴミのように扱われたものも作品として大事に飾っています。いらないものは本当はないんです。よく整理整頓・・・掃除すれば幸運がまいこむという本が出ています。スピリチャル本のようなそう言う本。他に宗教でも整理整頓が大事と強く言われたり・・・すると大人は幸運が大事だから、幸運の為に整理整頓します。掃除は大事な事だと思いますが、整理整頓のための子どもの作品をゴミと扱う人が多い。これ絶対に間違っています。ゴミ扱いされた作品は子どもにとっていらないものになってしまう。なら生み出す意欲は無くなってしまう。子どもを大事にするってのは、子どもの表現を大事にする事なんです。表現は自分なんです。その一つ一つをもう一度考え直してほしいのです。
もうひとつ。子供達の作品がいろいろ触られていました。いくつかの作品は無くなっていました。タイルばりの棚のタイルがわれていました。私たちは毎日展覧会場に行って整理します。が・・・昨日はびっくりしました。子どもの工作作品も遊ばれていて、ねんどの作品がちがうところにありました。他2個なくなっていました。タイル棚は持ち替えり修復しました。この作品は今高校生のAちゃんが小学生の時に大事に作った作品で、彼女は今も大事に家で使っていました。私の宝物だとして。その記憶を先生は一つ一つの作品に持っています。だから修復して・・・一つ一つの子供達の制作作業を私たちは見ています。だから言葉を添えて名前をつけて、大事に飾ります。作品を触る気持ちってなんだろう?私にはない。子どもさんがなにげに作品で遊んでいるのを親さんは放置するんだろうか?ものの大事さが今わからないようになってしまった。ブランド、数十万もするようなものは大事?ってなことになってしまったの?そんなものいくつもつくれるんだよ、子どもの作品はこの今の瞬間しか生まれないんだよ。このこれ!って特別なもの。これが子供達の作品なんだ。大切な作品をどうか大事に見てください。そして親御さん、子供達へ、また自らが大事なものの感覚を麻痺させず、思い出してください。
世の中は、いろんなおかしなニュースが湧き出ております。
さらにいろいろと政府が強引に法律を作って動いています。
そんな中、私たちは何処を向いて生きるのか・・・私たち一人一人に問われているようです。
そんな世に光り輝く子ども。
子どもは宝と言いますが、汚れない子どもの存在は、尊い!
震災後に生まれた子供達が今年で1年生になりました。
はや6年。
一年生の子どもにとっての6年は、長い長い6年です。さらにその子どもを育てた親にとっての6年は、一生忘れられない内容の濃い貴重な6年です。
今の世は誰が作ったの?
政府がつくったの・・・いいえ政府だけでない・・・政府を生み出し、さらに政府を応援した大人が作ったの。
好き放題。お金大事。勝ち抜いて、既得権益守る事。保身。
だって勝ったんだもん。ボクの地位を揺るがす者はもういらないの。
うまく生きて行く方法は、強い者についていくこと。空気読める子いい子。黙る子はいい子。
何か悪い事をしたら、お母さんや誰かがなんとかしてくれるから。
学校の勉強できる子いい子。走り、水泳、野球、サッカーうまい子いい子。賞状もらえるのいい子。
・・・
そんな子が大人になって社会を作ってる。・・・全体の中のひとり。
自分をもつ。個の確立。
生まれた時はちゃんとあったんだ。自分。大事な自分。
『愛』で育てられてきたなら・・・自分も他者も大事にできる。
デジタルは、指示を与えられて動くロボット化の助長。もうやめよ。
あなたは生き物。自らの意志があって、思いがあって、そうぞうして、生きてるの。
あなたの他にも生き物がいる事が感じられるの。
無限に広がる喜びを私たちは知っていた。
それを子供達が教えてくれる。知らない子は知ってる子が教える。知ってる大人が教える。
子どもは未熟・・・うそ!
汚れ荒んだ社会で学んだ術を生きる事だとした大人より、いっぱいいっぱい大事な事を知ってる幼子。
子どもを大事する事。それがこの世の光だと。
それをずっとずっと感じて・・・阪神淡路大震災時後、原点に戻ろうと里山に子どもの居場所を作ったの。
そして20年の月日が経ちました。
20年という時間を、続けて・・・そしてまた続ける。
20年という時間の中で生まれた子供達の作品展。
是非見に来てください!
さぁ、今月は夏休みにも入る夏!子どもの美術展を開催するよ。
『アゴラ子ども美術工場 日々の子どもと仲間 展』
アゴラ子ども美術工場は、1997年に子どもたちが自分の表現を見つけるための実験場所にと思い開設した居場所です。自然に包まれ、ゆったりと時間が流れる里山で、美術の世界から生物の世界へと様々な感覚、意識を刺激して来ました。小さな美術大学のような、ファーブル昆虫記の世界に居るような場所として、これからもこどもたちの“そうぞう”を見守り続けます。 ※“そうぞう”-創造と想像
今回は、アゴラから巣立った仲間と日々の子どもたちの“そうぞう”の記録と絵や造形の展示です。
〒436-0008 掛川市千羽1679
電話:0537-27-1428(担当:渋垂)
1、小倉鮎乃のイラスト画/ペン画、パステル、水彩、アニメージュ掲載コピー
今年2月アゴラギャラリーにて初の個展。好評を得た。また、雑誌アニメージュにも投稿、たびたび掲載されています。
◎7月5日(水)10:00搬入〜7月10日(月)閉店まで
2、子どもの素描画と造形/鉛筆、水彩、色鉛筆、マーカー、紙工作、木工、他、楽焼き
◎7月11日(火)10:00搬入〜8月2日(水)閉店まで
3、アゴラ子ども美術工場の日々/写真と文章の記録コピー
◎7月5日(水)10:00搬入〜8月2日(水)閉店まで
4、親子で楽しむ紙工作イベント/7月18日(火)/10:30〜11:30
※3歳前後のお子さんとお母さんが一緒に色画用紙、新聞紙、折り紙を使って作るイベント
※参加は自由です。スペースが埋まり次第締め切りとさせて頂きます。
戸田書店