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ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin

自立社会に向けて ・・・原始に戻れ!

原始に戻れ!
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社会はどんどんどんどんおかしな空気に包まれている。
その反面どんどん覚醒している空気も感じる。
本当に二分している。その分かれ目でどんどん違う方向に向いている。
真逆。
私たちはどちらの道を選ぶだろうか。
私はアゴラ森物語3を書いていた時、この社会は二分すると思った。
それを強く思ったのは、それは確信だ。
既存の社会にいるのか、もう一抜けするのか。
特に今の日本人は、委ねる生き方をし続けてきたから、自分で思考する癖を無くしてしまったようだ。
さらにずっとずっと封建社会で生活してきた日本人にとって、上からの圧力に頭が上がらない。
仕方ないと言う言葉を使って自分をいさめる癖を持っていしまった。私もそのひとりだ・・・まだまだ。
でももうこの社会から一抜けしないと破壊されていくだけだと言う事だ。
生易しい社会ではない。
戦時中の記憶を綴った書物が少なく、またあの頃の時代を語る人も減った。
故にあの当時委ねた故に、痛い目にあったと言う話をあまり聞かない。
委ねは自分のダメだった原因さえも封鎖する。
だから戦争の反省無く、親方が変わっての社会を遂行してきただけだった。
誰も悪くない・・・仕方ないと言って。
倉本聰「屋根」を今年始めに見に行った。
倉本聰氏の脚本の「北の国から」は大好きだったドラマだった。あの主人公ジュンと共に成長したと言っても過言ではない。
親と一緒に感情移入した。ビデオにも撮って何度も見た。
その後、中井貴一主演の膵臓がんになって死んでいく話「風のガーデン」を見た。
私は医療者だったから、その医者と言う描写や、ガーデニングしていた現在の自分にも重なって、面白く見る事が出来た。緒形拳が中井貴一役を同時に自分で病状を追って演じているんだっても感じていた。
その後緒形拳はがんで亡くなった。
そんな倉本聰に希望を持って「屋根」を見た。
ぼ〜と見ていたらまあいい劇だったと言えるのかもしれない。
でもいち抜けし始めた自分にとって、こうやってみんなを連れて行く役目をするのもアーティストの役割なんだと怖くなった。
「屋根」は北海道の戦時中から話は始まり、現代に至る。
戦時中、優しくしてくれた世間体離れしたおじさんに、赤紙がきた。おじさんは戦争を馬鹿げていると言って、戦争に行かず山に逃げていた。その親戚のおじさんをわが子に危害が来ないように特攻に売ってしまう主人公。おじさんはその後死んだ。
主人公の娘は炭坑を開拓した会社に勤める男と結婚。その後夕張炭坑は破綻し、原子力発電所に勤務。原発事故の惨事になるが、これを主人公の農業を営む老夫婦は、仕方ないという。
何も悪かね〜、悪いのは世間だ。川の流れのようにただ世間は流れのままにきただけの事・・・
そんな言葉が連呼する。
農業で大規模農業を営む跡取り息子も借金が膨らんで夜逃げ。
それも悪かね〜。仕方ないと主人公の老夫婦はいう。
その後老夫婦は、夜逃げせずにたぶん死んでゆく。

後味の悪い劇だった。
倉本さんはどちらにいる人なんだと思った。
民衆はこの劇を見て苛立ちもしないのか。原子力も、炭坑も、大規模農業もたまたま流れがあった訳ではない。
意図的に、誰かが青写真を持ち、その実現に向けて着々と計画を実行したまでに過ぎない。
戦争だってそうだ。戦争は天災ではない。計画がちゃんとある人災である。
武器産業が売れるための人災だ。
大規模農業も、炭坑も、原発もお金ももうけのために動き出した物である。
それを時の流れといい、仕方ないといい、事を終わらせる・・・
倉本聰氏は大事なものを私たちに残すべきである。どうか少数の権力の為の先兵とならないでいただきたい。
むのたけじのように、老うごとに本当を伝え、清しく透き通っていってもらいたい。

今は本当に危うい時代である。
いいも悪いも紙一重。その分かれ目でド〜んと道が開いてしまう。
医療は今本当に産業と化している。
教育の医療化。
教育に医療が参入し、ついていけない子ども、脱線した子どもを病名を付けて、病気だからついていけなかったんですね・・・でももう大丈夫。この薬で良くなっていきますよ。お母さんも御苦労されましたね。といって精神薬が処方される。
子どもは安定剤でテンション下がるからおとなしくなる。でも薬がうまくあっていないと、副作用で興奮する。また興奮を抑える為に薬が増える。こうして二次的に精神疾患は作られていく悪循環。
今、精神科、心療内科が急増。その部門の利益が急増している。
医療産業と言ったなら、この産業は景気がいい。同時に自殺者も増えている。
けれど精神疾患で亡くなるという動向ではなく、不慮の事故死が急増。
実体は伏せられる。

授産所の実体。
統合失調症で苦しむ人が増えている。
なぜ滅多に無い病名がどんどん増える?社会が!?というが、病名を付ける医者が増えたからだし、病名になるチェックリストの幅が狭く、簡単に病名がついてしまう。簡単に薬が処方される。
薬の副作用からの症状で苦しんでいる事が表にでない事から、副作用による二次的精神病になっている実体がある事も表に出ない。

こういう事をあたりまえに話すと、その当たり前が悪者で、薬をだしてくれる病院がいい人で、いいよいいよあなたは悪くない。病気のせいだから・・・この優しい場所、授産所、病院、家にいて生活保護を貰ってゆったり過ごせばいいというところが救世主。

精神病に対して、警鐘を鳴らしている医師、家族がいる。その人たちは自殺で大事な人を失った。
だから原因を突き止め、原因が実は逃げ込んだ場所にあった事に気づいた。
こんな馬鹿な事!?ってみんな思う。
だって病院はいい人。行政もいい人。福祉もいい人・・・そう思ってきたんだもの。
この呪縛をどうやってとく?

辛い目にあった人はハッと目が覚める。
辛い目にあっても、事の本質を見ないで、委ねグセの人はドボドボ泥沼。
既存の社会形態は、もう崩壊している。
安倍政権がそれをもっときつく強引に動かした。
文部省、厚生省、大蔵、経済産業・・・ありとあらゆる大臣が何処のどいつだって人事。
原発事故の後始末、沖縄の基地問題含め、ファシズムの横行は、私たちの足下の生活も破壊していると告げている。

障害者がキャンペーンに使われる。
日本財団は、今福祉に夢中。
福祉事業に志しない人が、産業の為にどんどん参入した数年前。それがずっと続く。
予算が降りて、障害者、老人は施設に収容された。
同時に病名が変わった。老人性痴呆は認知症。みんなと一緒じゃないは、機能障害・・・薬が売れる。保護される産業って国と絡む。ワクチンだってそう。

12月19日、東邦大学の医師が統合失調症の特集を「今日の健康」と言う番組で伝える。
その近辺に使われるキャンペーン番組。
野田医師がNHK「今日の健康」は詐欺だって言った。
こんなことを書けば、民衆がどんどん鵜呑みにする。危ないと・・・
「お父さん鬱かも」キャンペーンも然り。

欲を煽り、存在意義をもつ為には・・・と甘い言葉をもってあらわれる人は悪者とみなせ!
それくらい、今社会は終わっている。
自立は金儲けではない!意識の自立が先である!
ps:病名は鎧じゃない!鎧付けたアクターになるな!
by polepole-yururin | 2016-12-27 10:34 | 思うこと