ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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新自由主義について

このままではこの風景も亡くなる・・・!
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大阪ダブル選で維新が当選。
どうして?と言いたい。
けれど、大阪府民としたら、立候補者が自民党と維新がほとんどで、その他知名度のない候補だったのか・・・
今まで、選挙活動に向けて、自民以外にというキャッチフレーズが流れ、9月の安保法制に向けての戦いは自公対野党の戦いで、維新も野党側についていたのだから、政治状勢をほんとに個別に逐一見ていないと誰が正当なのかもわからない。
ましてや、自民も大阪維新も公約とまったく違う政治を行っている以上、政治はなれは起こりうる。
その政治離れ、選挙離れが、命取りになりうるのだけれど、本当の真実を伝えてくださるメディアを掴む事が今や難しくなっている日本である。
日本テレビ、フジテレビ、NHKはもはや独裁政治側に加担している。
それに反発しているように見えるTBSも朝日も時には得?と思える情報が流れている。いまや局や新聞社等の違いというより、その中のどの番組のどの人が正常かどうかというと、限りなく国民側に立った情報が少ないのだと感じるのである。
するともうあきらめの気持ちがわいてくる。
それがどんどんと政権の力を持たせてしまう。
iwjで私はほとんど情報を得ているが、その中で、大阪維新への批判を京都大学教授の藤井聡氏がおもしろく、時には怒りを込めて伝えている。そこに大阪維新のペテンや脅しがある事の事実を伝えている。
がしかし、藤井氏は現自民党政権の内閣府を勤めているため、自民党の悪口はNOコメントだという。
この空気が私はいやだ。
確かにサラリーマンだからと藤井氏は自分を擁護するが、大阪維新の批判も現政権の批判も同じ線上にあるのではないのだろうか・・・
そんなことをいう私はまだまだ政治力学がわかっていないと言われてしまいそうだが、そういう時と場合によって変化する立ち位置のある人をみていると、この立場主義的な日本人がいろんなことを見えないようにさせてしまっている超本人であり、こういう感覚の人が国民の意識を錯乱させる要素を持ち合わせているのではないかと見る。
自分が所属する場所の異をも批判できる人を国民は求めている。
18歳選挙権を持ってしまった息子は、要は何処がいいの?どの政権が悪いの?という。
その言葉に簡単に何処何処って答えられない私がいるのも事実である。
だって公約違反ばかりする自民がいて、公明党がいて、民主党の中にも右傾化議員がいて・・・日本は何処を見ても嘘も方便を正当化する政治家が多い事。
そして金で買われる人の多い事。
日本昔話でもアンデルセンも、イソップもお金の危うさを伝える話ばかリ、正直であれと伝える話ばかリ・・・なのにその意識を守るのは権力を持たない労働者階級である。
弱い立場がモラルを守り、権力を握る者はモラルなんて消え失せている。

先日京都で京大の准教授藤原辰史氏の講演を聴いた。弁護士さんたちに中での講演会だったので、大変話も詰めていて、リアルな話だった。
つまり、どの戦争もふっかけた側いて、ふっかけられた側がいる。ふっかけられた側が圧勝し、ふっかけられた側が急激に戦争を推し進める。情報はふっかけられた側の悲劇ばかリ流れ、ふっかけたと言われた側の悲劇は何処にも報道されない。消えているわけである。
さらには、戦争には死が伴っているにもかかわらず、そこに儲ける企業が存在する。
もうたくさんだとみんなゲーゲーいっているのに、そのゲーゲーいっている声や様子は、消えてしまう。もうお金の為に悲劇が見えなくなってしまっている人たちがこの世には多数存在している。
軍需産業は、戦争時は武器を作り、戦争が終われば家電や日常品に切り替え、また戦争が起これば武器に切り替える、こういう変容がある。
戦争はなぜ起こる・・・それは経済がとまってしまうからで、つまり物が売れなくなるからで、そこにイノベーションが!と声高らかに訴える経済学者が権力を持つ国から生まれ、そこに同時にきな臭い空気が生まれ、破壊を否応無しにおこしうる事件が突如勃発し、破壊を生み出す。
すると破壊からは復興が必要になり、その破壊により人々は常識的な判断を失い、価値を失い、踏ん張る気力を失うため、今まで守ってきた自分の大事な物を手放すのである。
そこに襲いかかる権力に追従する。そして平和の空気を振りまきながら亡くなった物を買い求める為に物がまた買われ生産が生まれるのである・・。
これが20世紀のイノベーションであり、そのイノベーションにモラルをなくしてしまったのが21世紀の経済の形である。
それを新自由主義という。

自由のため何でもありの絶対権力体制の構築。
自由と言う言葉に惑わされた民衆は、第二次世界大戦時のナチスの亡霊をずっとずっと見続けてる。
新自由主義は独裁政権のまたの名である。
軍国主義国家日本、ナチスドイツはいまや自由の国アメリカである。そしてその力に追従している国家も又同じである。
新自由主義は、規制緩和をいう。いかにも規制緩和は自由を連想し、国営のけん利がいかにも悪いように伝える人がいる。がしかし、社会保障も年金も税金としてとられていたお金が規制緩和で切り崩され、それが自由経済と言う言葉で、企業に吸い取られていくのである。
競争に勝ち抜く事はいい事だ、自由なんだ、勝てばいいのだ。皆平等なんだという。いかにも理にかなった話に聞こえるが、勝つために手段は選ばない。つまり勝つ為にあらゆる手段が講じる。その手段は、サギであろうと、独裁であろうと、脅しであろうと構わない。勝った者が解釈変更し、勝った者が法律を考え、事を貫いていく。平等も正当性もそこにはもはやない・・・
新自由主義とは、税金や国がもつものを一握りの企業に流れるシステムを作っているのである。そしてその企業は自国の企業に停まらず、外資に流れることさえ、よしにする。その恐ろしいシステムを読みとれる国民がどれがけいるか・・・

「ショックドクトリン」と言う本がある。
これは映画化もされ、今や旬報社からDVDとなって出ている。f0215179_2344310.png
時間のない人は、映画をみるといい。視覚的に伝えているので、ショックは大変大きく、いやになってしまうが、戦後アメリカにおいて何が行われ、チリのクーデター等、南アメリカの出来事や、欧州、ベトナム、ソ連等で起こった様々な革命が、誰により行われ、どういう具合にはじまり崩されていったかのか。また、どの背後にも何が動き、誰が得をしているのかが見えてくる。
そしてナチスを習っているのは、我が国だけではなく、新自由主義を提唱する組織が皆同じような非人道的な行動を行っているということなのである。
今日本はナチスを習っている。
どんなふうに少数政党が政権を獲得し、力をどのように伸ばしていったかを検証し、同じような手口で動いている。そしてナチスの崩壊を学び、その崩壊が起こらぬように手だてを思考している。
ならば、民衆は、どうしてナチスは崩壊したのか、その崩壊した足取りをしり、またナチスが生まれる頃の民衆の過ちを正す事である。
そして軍国国家が出来た日本の過ちをもう一度検証し、その動きに従わない意志を持つ事である。
国家神道という統制する意識に近い集団に属しないことである。
救世主は神ではない。
そして暴力は破壊しか生まない。
アメリカのテロに屈しないという宣言が終わりのないイラク戦争を生み、ISISを生み出した。
武器を作らせてはダメだ。企業の生産を家電にせめて停まらせよう。しかしその家電も壊れる物を作り出す企業ありきの社会システムがゴミを作り、汚染をつくり続ける。それが見せかけのイノベーションである。
まやかしのイノベーションはもう止めよう。
本当のイノベーションはもっと実りのあるものである。
皆が幸せと言う概念の削除が新自由主義の概念であるから、そこからの離脱を考えないと私たち人類は戦争からはなれる事は出来ない。
資本主義の崩壊の最後のあがきがモラルなき新自由主義の姿であった。
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Commented by saheizi-inokori at 2015-11-23 10:12
そういう意味で自民党と民主党のほとんどと大阪維新は同根、非立憲・新自由主義の勢力ではないでしょうか。
共産党がなぜ自民党を押したのか、わかりません。
反新自由主義・立憲主義の政党が出てこないかと思います。
Commented by polepole-yururin at 2015-11-23 18:05
saheizi-inokoriさま、そうですね、本当にそうです。
ただ大阪維新はいま本当に危ないようです。ヒトラーの手口を真似ているのは、安倍さんもそうですが、それ以上に大阪維新の橋下さんだそうで・・・記事中の藤井聡氏は、自民の悪さどころじゃない。とんでもないでっせ〜って強く言い放ち、本まで書いています。SEALDsカンサイの子たちも反維新となりたぶん自民党を応援したのかな・・・と。この政治力学的な構造が国民に伝わらないから・・・。本当に反新自由主義・立憲主義の政党が出てこないかと思います、私も。山本太郎氏が労働者階級のこと伝えてらっしゃるし、そこが大きくなったらいいのにと思ったり。
Commented at 2015-11-24 19:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by polepole-yururin at 2015-12-01 00:34
鍵コメさん
お返事遅くなりました。
いろいろ忙しかったのですね。
鍵さんのいうようにほんとうに、橋下さん、安倍さんに如何せん!
どうして権力を持つとこうもとんでもない発想になるのでしょうか。戦争と言う言葉が死んでしまった。大した事のないような言葉になっている。想像力がなくなった先の破壊ですね。
いまこそ、そうぞうすることが私たちには大事です。アーティストでいましょう。そう思います。
by polepole-yururin | 2015-11-22 23:44 | 政治(思う事) | Comments(4)