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ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin

今だから動くんだ!(随時付けたしてます)

 9月7日、岩上安身氏 IwJのネット配信に早稲田大学の集会が放映。
敗戦論の白井聡氏は、早稲田大学の状況を強く懸念。学長の意識、学部あげて田母神氏を講演会に呼ぶ意識、安倍政権の意識をバッサリ切った。
早稲田大学の水島朝穂氏は、防衛の法的観点から安倍政権の今おこそうとする事態をつぶさにいろんな見解を付け足しながら詳しく説明している。
自衛隊はすでにアメリカの軍隊と化して内閣抜きにして動いている事実を伝える。
制服組の暴走は既にははじまり、そのくさびを打たないといけないと叫ぶ。
大変早口にこれだけは・・・と思いがこもった説明解釈。
それを聞くと学者たちの学者ゆえの知を自分の物にし、咀嚼し、掴んだ答えが本当に安倍政権や安倍政権を取り巻く人たちが危ないんだと言う事がわかる。
IwJの岩上氏は早稲田OBとして、また滅び行くジャーナリズムをひとりのジャーナリストとしてその直中で見て感じている岩上氏は、切にこの社会の危うさを伝える。
サンケイ読売は基、いまやNHKはサンケイ以上にたちが悪いと。
公が正しいと言う概念の覆しが、今まさに日本で起きている。
テレビ、学校、役所・・・正しいと思いついて行けば崖っぷち・・・
私が大事。
早稲田安保法制反対デモ集会
(会員になってみてほしい。新聞よりテレビより多岐にわたって今を知る事が出来る番組)

早稲田大学安保法制デモ集会 
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9月5日、こんな記事を見つけた。

「論点スッキリ 安保くっきり 秋田の女性ネット公開が人気」

東京新聞 2015年9月5日 夕刊 添付
 
秋田県横手市の自営業新田祐子さん(50)が、集団的自衛権行使容認を柱とした安全保障関連法案の国会審議の論点をテーマごとにまとめ、ホームページ(HP)で公開している。支持政党も政策への関心もなかったという新田さんが、かみ合わない議論の中身が気になり、やりとりをまとめた。分かりやすさが評判を呼び、これまでのアクセス数は一万三千件を超えている。 (安藤美由紀)
 タイトルは「安保法案の論点整理」。八月二十一日までの審議内容を議事録やネット中継で点検した。参院の審議は自衛隊の身分や武器・弾薬、シミュレーションなど十一の大項目に分類した。
 大項目「シミュレーション」のうち「火消しのたとえ話」という中項目を開くと、七月二十八日の安保法案に関する参院特別委員会のやりとりが見られる。
 安倍晋三首相が民放テレビ番組で、他国を武力で守る集団的自衛権について自宅と他人の母屋とその離れに例え、離れから火が移りそうなときに消火活動に入ると説明したことに関し、民主党の小川敏夫氏が「消防士と武力の行使を同じに論じるのはおかしい」と迫り、首相は「たとえ話で概念整理をした」と答えている。
 「政府の情報隠し」のうち「シビリアンコントロール」との中項目では八月二十一日の同特別委での緊張感のあるやりとりを紹介している。自衛隊作成の資料を入手した共産党の小池晃氏が、資料で自衛隊を「軍」と表現している点を突き、中谷元・防衛相が「便宜的な表現だ」と答えた。
 新田さんは、ある政治家のファンとして国会中継をネット視聴しているうちに安保関連法案では「政府側が質問に答えていない」「時間切れで議論が生煮えだ」と感じた。「審議を見ている人たちも、法案の中身や法案成立後にどんな国になるか分からないのでは」と思い、審議のまとめを八月十三日からHPで公開。その後も仕事の合間にネット中継を見て、HPを更新している。
 新田さんは「政府は何をしようとし、野党は何に反対しているのか。みんなが法案への賛否を考える一助になればうれしい」と話している。
◆動画 手軽にチェック
 国会審議はテレビ放映されていない時でも、本会議や各委員会の様子を、インターネットで無料視聴できる。衆議院や参議院のホームページで「審議中継」をクリックすると、中継施設のない場所での開催や非公開の委員会などを除き、審議が生中継されている。
 録画は審議終了後、1時間程度で見られる。過去の映像は、衆院は2010年以降の審議が、参院は審議終了後1年間の審議の模様が保存されている。
 議事録もネットで公開されている。審議が終わって数日たつと国立国会図書館が運営するサイト「国会会議録検索システム」で無料閲覧できる。


大事な記事、是非目を通してください。 広げてください。
ここにリンク!
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SEALD’s トーク !
呼吸をするのように語ろう。

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8月30日日曜日、国会前に12万人集結!
全体を通しては35万人の人々が集まった。
各地でも大きなうねりを見せた8月30日。
安保法制反対!
私は琵琶湖の造形教室があり子供達と関わっていた。
しかし、アゴラの先生は今日の日が何の日かを子供達やお母さんたちにちゃんと伝えた。
ここで子供達は琵琶湖の守られた環境を目にして絵を描き、今年の夏の記憶、思いを木のボックスにアートした。
思い、想像を膨らませ、この木の箱に詰め込む。
木箱の中に又小さな木箱を入れて錠をつけて大切なものを入れる。
アゴラからは200万年前の貝化石をもってきて子供達に少しずつプレゼントした。
記憶が宝。
思いが明日を作る。
そんな大事な時間を琵琶湖では朝10時〜夕方17時まで行う。
たいへんな集中力だ。
ある人はいう、子どもの集中力は30分が限度だと言い切る。
しかし、どうだろう、琵琶湖のアゴラ子どもたちは、自然にもっともっとと制作を続け、17時になっても終わらない子が続出。
ということは、こどもの集中力は環境と多いに関係する。
つまり場所(空間)と関わる人々である。
考える大人がいなくなったのは、合理化を推し進めた教育の結果だと私は最近いたいほど感じている。
その中でお母さんたちとも話す。今の社会の事。
17時教室は修了し、解散。
その後有志でお茶をする。
そこに今回20代の若者とお母さんもひとり加わった。
今日の日を噛み締める。
野鳥センターの若者にお母さんが質問した。
「どうしてどんなときも子どもの質問に答えてくださるんですか?はぐらかす事無くちゃんと答えてくださる」
「いろいろ難しい質問もありますが、僕ははぐらかしはダメだと思うんです。
僕の仕事は、環境、自然のことを伝える仕事です。そこに嘘が混じってしまっては、不自然になってしまう。自然が不自然になってしまったら、もうそのことは意味をなさないんです」と。
自然と不自然・・・
いい話だった。
「僕は人に環境を話す時、三本のはしらを立てて話します。自然、文化、歴史・・・その三本柱を立てて話すんです」
彼は環境が何で形成されているかを本当に感じている。
彼の揺るぎない意志は私たち出来上がった大人の怠惰を刺激する。そして明日の未来を豊かにさせてくれる。
そんな大人になりたての大人がいる。

8月31日朝、コンビニで朝日新聞、毎日新聞、中日新聞、読売新聞を買った。
並べてみたら一目瞭然。
三社は一面に大々的に国会包囲デモの様子をカラー写真で大きく伝えた。
読売だけが京都梅小路のSLに紅白の旗をつけた写真。
明治の大日本帝国の香りがした。
デモの様子は後ろの記事にあった。
それも反対派と賛成派のデモ行進の写真を対比して載せている。
さらに反対デモの写真は上空からではなく、明らかに下からの写真で人数は同じように見える。
こうも作られる記事である。
さらに読売新聞の広告記事は、曾野綾子さんの本の広告や今の政権を広告するもの、軍需産業の広告である。
読売新聞やめて軍国新聞と変えてしまったらどうだろうかと思えるほどに偏りある新聞だ。

9月2日、京大有志の会主催の安保法制反対集会に参加した。
京大の先生方中心の集会にママの会、SEALD’s関西、ティーンズの高校一年生の子、各近隣の大学の先生の声を聞いた。
いちばん心に響いたのは、ティーンズの高校生の演説だった。
飾らない言葉が、同じ年の息子を持つ母親を刺激する。
飾られない、本当の声が木霊する。
いいかっこうしいの大人なんかより断然いい!
大人はずるい。
自分の立ち位置で自分の居場所をも変えるし、言い分さえ変える。
特に現政権は嘘ばかりで作られた中身のない空洞。
幻想に捕らわれた想念だけで出来上がった器でしかない。
その器は、金と欲で塗りたくられている。
どんどんメッキが剥がされ、丸見えの中身の無いハリボテ。
その中に私たちは委ねているのだ。
今ならハッキリわかる。
民主主義ってなんだ!?
民主主義って、委ねないことなんだ。
他人任せじゃないんだ。
自分の生きる社会、環境を自分が見据え、つかみ取る、掴み続けないといけないんだ。と
委ねる社会が、いまのこんなに壊れた社会を作った。
他人任せの明治時代から続く、封建的委ねの人間意識が、戦争の反省もせず、そのままアメリカと組んだ。
戦中の社会構造を作り上げていた権力の温存が、今まさにうごいている。
大学では、もう軍事研究に予算を盛り込まれ、それ以外の学部に対しては予算削減の動きが出ている。
自衛隊に企業が研修と称し、若者は企業統制出来る人材育成のために自衛隊に入隊させられている。10年前からあったらしい。
その研修が大学で、研修という隠れ蓑を来て子ども達を自衛隊へ連れて行くこともあり得ると京大の先生は言った。
これでいいのか?

ヒトラー研究をしている京大の藤原先生がいる。
先生は、言う。
アウシュビッツの近くには工場があった。
戦争は武器を作り売るお店が儲かる。
そのお店が儲ける為には安い賃金で遣える労働力が必要だ。
ただ同然の労働者・・・アウシュビッツの隣にそのお店はあった。
今も日本でもそういうお店はある。
去年4月パリの武器の展示会に参加した多数の日本企業。
そこに働く一社員がいう。
発注が追いつかないくらいに忙しいんだ。
武器を作って儲ける。そのお金で遊園地に行ったり、おいしい物を食べて・・・
それでいいの?それがあたりまえなの?それで豊かなの?
もう辞めようよ!
企業が人を殺め、破壊を作る。
戦争がなぜ無くならないの?
それは、戦争で潤う武器を作る企業が昔も今もずっとずっといるからさ。
そしてそこに働きに行っている人がいるからさ。
そんな企業を良しとしている人間がいるからさ。

京大有志の会「安保法制反対集会」

大阪大学でも安保法制反対集会


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私は今この本を読んでいる。
「民主主義」文部省著書教科書
1949年に文部省によって作られた高校生への教科書である。
1946年日本国憲法が発布された。
同時に中学生にはあたらしい憲法のはなしという本が文部省によってつくられた。
その中学の憲法の本は三年後には文部省によって教科書から外された。
その危機からなのか、「民主主義」という教科書は当時義務教育ではない高校でつかわれた。
大変部厚い本である。
しかし読んで行くと、ここまで感情的な教科書が存在したのだと感じる。
まさに今の日本社会を暗示ているがごとくの話が書かれてある。
権力の横暴が民主主義を壊して行く。
その民主主義と言う名の危うさもこの本にはちゃんと書かれている。
民主主義はすり替えでどんどん自由を前提に変化して行く。
その変化は誰によってもたらされるか・・・
この日本社会が安倍政権によって持って行かれるように、時の権力者によって歪められていくのだと。
それが最近あった戦争だとこの本は書いている。
3・11がおこった日本。
3・11は私たちにとってまさに最近の災害だった。
あの当時の方にとって日本をめちゃくちゃにした第二次世界大戦・太平洋戦争は、最近のことなのだ

その痛みを体全体で掴み、体全体で、誰が悪かったのかを知った先人が次の未来を作る若者へ一生懸命伝えている本なのである。
私はこの教科書でありながら感情的に人間の心理を盛り込んで書かれているこの本の作者の気持ちがいたいほどに理解できる。
もうあんな戦争は辞めよう!あの戦争に連れて行った超本人がまだいるんだ!反省しきっていない人がいるんだって教えている。そしてだから本当の民主主義を勝ち取るんだって叫んでる。掴み続けないと民主主義は持って行かれるんだって!
是非購読を!
私は数冊購入。知人・わが子二人に配った。
先人の叫びここにあり!


「民主主義」一文添付

今や日本は、新しい憲法を持っている。この憲法は確かにりっぱな憲法である。しかし、どんなに立派な憲法が出来ても、それがどのように荘厳に公布されても、それだけで民主主義がひとりでに動き出すものではない。どのような憲法も、法律も、政府の組織もそれだけで真の民主主義をもたらしたためしはない。民主主義は広く国民に行き渡った良識と、それに導かれた友愛・協力の精神と、額に汗する勤勉・努力によって自らの生活を高く築き上げて行こうとする強い決意とから、そうして、ただそれのみから生まれてくるのである。





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by polepole-yururin | 2015-09-03 09:09 | 政治(思う事)