ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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山田真先生の講演会無事終了。

18年間の子どもたちの絵や作品があっちこっちに飾ってあるアゴラで講演会。
駅前の暖房ガンガンの整った施設より、これからの未来を生きる子ども達の存在を意識してもらうことが大事だと思いました。
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ゲド戦記の訳者・清水真砂子さんも来てくださった。
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12月14日、世間は衆議院選挙の日だったが、子どもの居場所アゴラでは小児科医・山田真先生の講演会を開いた。
60人近くの方がこの里山アゴラに来てくださった。
子どもの未来について先生にお話ししていただいた。
アレルギーの話から話ははじまった。
今やガン以上に免疫疾患が過剰に増えた。それは環境の変化による。その変化は1960年代からの世界中で頻繁に行われていた核実験やチェルノブイリ原発事故に起因するようだ。
2011年、福島原発事故に寄る放射能による影響もさることながら、私達を取り巻く環境問題はもっと前からあったのだという。福島があって、皆表に出にくい話がようやく語られた。
原発の危機を言っている人たちはずっといた。広瀬隆さんはずっと前からその怖さを語っていた。それでも日本はチェルノブイリ事故があっても遠くの話で、原発神話はずっと続いた。広瀬さんたちの話は、恐怖を煽るものでしかなかった。それが福島の原発事故でこの人たちの警告が的中し、今こんな事態になってる。事故後、危険性を訴えていた人は、もっと人々に警告をやらなかったからだとたいへん落ち込み、大丈夫と言っていた人は変わらずひょうひょうとしている。原発を遂行してきた張本人たちが落ち込まない・・・それが日本という国だ。
福島は大変豊かな土地が広がり、有機農法をしようと移り住んできた人たちもたくさんいた。雪もそんなに降らない恵まれた肥沃な土地が点在する。そんな福島を原発事故により失ったのだという。
事故後、三重県に避難した方が、科学薬品過敏症でしんどいから、定期的に福島県郡山市に養生に帰るんだという。この話はえ?っと思うほどの話であるが、それほどまでに福島は有機農法、除草剤をまかない農法をやっていた土地柄で、その土地に放射能という危険物質が拡散したのである事実と、三重県という放射能だけを見たら、安全という土地だと言えるのかもしれないが、日常に化学薬品・農薬等が当たり前に撒かれている事で、健康被害は放射能以外にもいっぱい存在していたのだという事を知った。
アレルギーは、身体の警告を伝える大事な免疫システムである。だからそういう人たちは僕たちにいち早く危険を察知する能力を持ちえて教えてくれているのだと。
健康相談を未だに一ヶ月〜二ヶ月に一回福島に行っておられる先生曰く、放射能は目に見えないが、確実に感じるという方がいて、今もホットスポットでは高い数値が見られるわけで、測定しなくとも線量が高い所は空気で解る人もいれば、その匂い、味が解る人がいるのだという。ちなみに放射能は、金属の味がするのだという。
福島は大きな力の中で言えないようになってしまった。
例えば福島の人が、広島や長崎へ行って放射能被曝の問題で同じ気持ちを共有できると思いきや、広島や長崎においては、真逆に放射能に対して、ある同一のいい方を言うように教育が既になされていて、安易に被害者同士の絆はうまれないのだという。それほどまでに国策においての原発や日本独自で動けない実体があるのだ。集団という意識に無関心という意識を刷り込む、そんな感じだろうか。
日本人は、原爆を投下されたのに、・・様々な問題があったのに、うまくやり過ごしてきたのだろう。言葉をかえればスレスレの状態で通り過ぎてきたのだろう。
例えば鬼畜米兵と言っていた日本人が、戦後アメリカが日本にやってきて優しくしてくれた。すると昨日の事は忘れてアメリカの言いなりになったら、うまくいった。だからそのままズルズルとここまできた・・・
日本だけで決められない実体がここにあるのだろう・・・
例えば医療において、日本は実験所になっている。
ワクチンもアメリカではいろいろと問題が上がっていると簡単には施行されないが、日本は簡単に施行される。その結果副作用の有無でアメリカ国内の施行は見送られたりするようだ。
日本は戦後文化的に侵略され、アメリカ流のやり方を取り入れているのだから・・・と。
ちなみに、ピロリ菌は胃がんの原因だと言って、抗生物質を長期投与にてピロリ菌を除去する医療が言われていたが、今逆にピロリ菌がいるから胃がんになりにくいという見解がある。つまり、常在細菌は人間にとって重要で、人間の身体は細菌によって作られていると言ってもいいのだという。だから常在細菌によって守られ、免疫システムを正常化しているとも言える。だから動物が傷をなめて治す事は理にかなっていて、唾液には殺菌作用があるのである。さらにじっと食べずに安静で治癒させる野生界は、自然の摂理に乗っ取っている。人間も自然治癒力を大事にするべきで、安易に薬に頼るものではないと。

質問1)甲状腺ガンの実体について・・・
ふつう甲状腺ガンは10歳以下は稀である。15歳以上急に増えるのが今までの話である。けれど、今小児甲状腺ガンが見られているのは福島原爆事故の影響が確かにあるということである。さらに福島県や国は追跡調査をしている人数が少なく、本当の追跡調査をするなら何万人という子どもたちをずっと追跡してみて行く必要だあるのに、4000人調査してそのうちの一人が甲状腺ガンが見つかって、その後の追跡もなく一回きりの調査結果で4000人にひとりの割合だと判断した訳だという。
要は小さく被害は見積もっていて、追跡はやらないというのがこの国の態度なのである。

質問2)ワクチンについてだが、インフルエンザワクチン、日本脳炎、老人おいての肺炎球菌ワクチンも必要ない。今ロタウイルスワクチンが施行されるようだが、それも必要ないだろうと。
世のギランバレー症候群は、ワクチンの副作用において引き起こされるのだという。
ワクチンへの問題視は、欧米に置いてはちゃんと行っている。副作用が出たものは、停止となりうる。しかし日本においては、その点において異を唱える声があまりにも少なく、安易にワクチン投与施行となってしまう現状があるのだという。
ならばどうるすか?
そういう事をちゃんと伝えてくれる医師を探す事だし、行政の言うように言いなりではなく、親として知識を持つ事であるのだろう。
ただ今の社会は、レッテルを貼って異を排除する傾向が強く、行政のいう方針にいいなりの医師が当たり前で、医療を世界単位で捉えて診てくださる医師が何処にいるのかさえわからないので一般の私達には本当を知れないのが現状である。(だから今の私なら、様々な公害問題、森永ヒ素ミルク事件、福島へ今も通い続けてらっしゃる山田先生の言う話を参考にするだろう。)

質問3)学校において子どもの発達障害や多動、精神様々な問題に対して、今カウンセラーが学校に入るようになった。それは一見専門性が際立ったありがたい話と思えるが、実はカウンセラーによる判断において安易に心療内科を紹介され、薬が簡単に投与される事態になっている。私もそう言うお子さんを何人も身近で見ていたのでその点について聞いた。
先生はそれを教育の医療化と言った。
学校教育において詰め込み教育が施行され、それ以外に教師は公務員としての様々な強要されるもの、提出物等が増え、先生方は忙しく、余裕がない上に、子ども達一人一人と向き合える幅のある教師が少なくなった。ゆえに簡単にカウンセラーに委ねてしまう。するとその判断は簡単に病院へ送られる。さらに昔に比べ精神科が心療内科という名をもつことにより、敷居が低くなり、安易に精神科にいき、薬を投与される。医師も話を聞くというコミュニケーションや触診等やってくれる先生が少なくなり、薬投与により症状緩和を得る方法に委ねてしまった故に、いつしか学校にも薬ありきの教育体制がひかれてしまった。ちなみに薬は最初は効くがどんどん効かないようになり、どんどん薬を増やすはめになってしまうのだという。
先生曰く、日本は数学が出来ると(理数系)医者になる傾向があるが、海外では、そう言う子は数学博士とか学者、研究者になるのだそうだ。治療というのは今や薬で治療するようになってしまっているが、もっとコミュニケーションをもって解決できる問題は多数あるという。いろんな人の幅を持ち合わせ、相手と時間を取って話する時間の配慮、相手を理解する能力、いわゆる文系が医者になるべきだと先生いう。
そうなのだ。昔医は医の隣に仁と書いてその下に西と書いた。医術には仁・・・愛、心があって技術があるものとしていた。
それが医と言う漢字になって、技術だけが残った・・・パソコンデーターと画像診断と薬・・・
だから親として、教育者や医者に委ねてしまわず、見守る立場でいないといけないのだと私は思う。

質問3)放射能で食べてはいけないもの、危険性は・・・
たけのこ、しいたけはやめた方がいい。椎茸は原木が問題であるから・・・魚は解らないが見解。魚は泳ぎ回るから・・・じゃ〜ノルウェイ産の魚は?というと・・・チェルノブイリ原発事故後、ノルウェイ産の魚は汚染されていた。その汚染が今も大丈夫とは言えない。だから福島を区切れば、日本の近海の話だと思えるが、様々な嘗ての問題がある事も含め、意識したほうがいい。
福島産食べて応援とあるが、福島産は測っている。けれど、個人で測っている値と国、県が測る値、測定方法がかろうじて違うので、その点においては測っているから大丈夫とは言えない。それに福島以外に茨城、群馬にもホットスポットはあり、その方が危ないとも言えるのだそうだ。
放射能のみを考えると、中国産とかアメリカ産とかの方が・・と判断する人もいるだろうが、アメリカ産は作られた食べ物であるという。つまり、純粋培養の食物ではなく、抗生物質、大量の農薬、遺伝子組み換え等の農業産業となっているため、安いの後ろにあるものを考える必要があるという。

これは私の講演会レポートであるから、箇条書きのような書き方になってしまっているが、子育て中のお母さん方はぜひとも知っていただきたい事だからBlogにUPした。
山田先生は、大変真摯な態度で一人一人の質問に答えてくださって、福島の話だけに停まらず、今の医療について解りやすく丁寧に話してくださった。
福音館の『母の友』でずっと連載されていた先生だけあって保育者の方が大勢来てくださった。他に子育て中の親御さんや読書会を開いていらっしゃる方々も多数参加された。

14日、選挙で自民公明がまた政権を維持することになった。
安倍政権は、改憲に踏み込み、他にも続々と格差社会を助長する法案を可決するとある。
集団的自衛権行使容認、特別秘密保護法、原発・・・子どもたちが生きる日本の行方は大変危ういと感じる中、私達は、上記話を聞いた。
不安をもち、危機感を煽る方が、人は動き出すのだろうと思いきや行政は一向に制し出来ず。
ある人が「不安をもってまき散らすのではないよ、動き出す私が不安を乗り越え、存在することなんだ」と言った。
大変難しい課題だ。
だって怖いと身体が反応するのだから・・・
でも怖いという意識から人を真逆の方に持って行っても、人は条件反射のみで動いてるだけだからこの動きは、たいへん不安定である。さらにまた恐怖を煽られれば違う方に動く羊の群れのごとく怖がる人を誘導するだけに過ぎない。それでは日本は、あの頃(戦後当時)と同じである。そのままズルズル・・・
だから心ある言葉を丁寧に遣い、一人一人にむきあって、丁寧に繰り返す。
それが確かな実体で、新たなコミュニティーだとある人は言った。
昨日集った人々は、真剣に今の日本を意識している方々たちだった。
このコミュニティーがあっちこっちに出来れば確実に日本は変わる。
そう確信した討ち入りの日、12月14日。

山田先生ありがとうございました。






・・・
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Commented by stanislowski at 2014-12-31 03:43
山田先生を迎えての講演、お働きお疲れ様でした。
様々な気持ちを抱えつつも、私達は前を向いて歩いてきましょう。
友人は看護師の資格を5年前に取り、さらに臨床心理を学ぶのだそうです。「何で?どうして?」を、知って行きたいそうです。
苛立ちもあったりしますが、子どもたちのため、闘って行こう、しっかり地に足をつけて行こうと思います。

どうぞよいお年をお迎えください、ね! ゆるりんさん。
Commented by polepole-yururin at 2014-12-31 20:21
stanislowskiさま、そうですね、前にむいていきましょう。
私もいろいろ考える事いっぱいです。
うれしい事、楽しい事をBlogに載せて行きたいと思うのです。私のBlogが重くなったという知人もいます。が、私が重くなったのではなく、社会が重くなったのです。それに大丈夫と容易く言えなくなってしまったし、言ってはいけないと思うのです。だから重いけれど、大事な事は書こうと思います、来年も。
私は12月14日を機に少し明かりをいただきました。世間は選挙で暗いのですが、すーっと線が見えたというのでしょうか。山田先生は今だから動かれている人ではない。ずっとずっと意識して弱い人の心に寄り添っていらっしゃって、清水さんも然り。このアゴラの先生も然り。他にも・・・ちゃんと変わらず道を歩んでいる方がここにいたといった実感を持ったんです。だから例えヤンキーが暴れようとも変わらずにいる事だと思ったんです。いいように変わるのはいいですがね・・・いつもありがとうございます。来年も宜しくお願いします。
by polepole-yururin | 2014-12-16 00:50 | 子育て(思うこと) | Comments(2)