ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


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日本という国は・・・

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昨日福島の浪江、飯館村、南相馬市、川内村にバスで二泊三日の視察をされた方々の報告会を聞いた。
大変綿密な情報会で、今の福島の現実を知る事が出来た。
結局福島は、置いてけぼりだ。
原発事故で今までの生業を奪われ、仮設住宅に住み続け、これが続く。
帰還解除は安全だという事が前に出ているのではなく、とにかく政府や東電の避難者への保障削除とおおいに関係する。
安全?な所から帰還させる。
今仮設住宅にいる方は10万円の保障をいただいている。けれど、帰還すればもう報償は無くなり、一から自分で生活して行く。ただ潤っていた町の活気は今や原発事故でなくなり、お店も閉鎖、若者は健康面の事、仕事のある所を考慮し、帰還せず。
過疎の過疎状態に帰還する少数の人々。
帰還は村単位で行われ、村長、町長の判断で遂行される。
帰りたいお年寄りの意見も尊重し、苦肉の判断。
福島も郡山も放射能問題が全然無くなった訳ではない。
それはもう言えない風潮を国単位で作っているのだから。
子どもの事を考えて動いている団体がいる。しかしその団体の情報提供はできない。
どうして?・・・
風評被害をバラまく指標に成るからだそうだ。
正しい放射線の情報を学校でも市でも提供されない・・・出来ない。そしてもらわない。
もう自己責任で個人個人が安全を探し、子どもに対して守らないとと意識した人だけがその情報を得るためにそう言う団体を探し、個人レベルで行動するしかないのである。
農業県の福島は放射能汚染の被害は山野に及ぶ。
除染をしましたといかにも効果的なマニュアルが出来上がっているように見える?が、実は山の除染は麓から20メートルのみの除染で、それ以上上の除染は出来ないという。
そして山の除染は不可能である。
よって放射能は雨が降れば山から又放射能物質は麓におりて田畑へ流れて行くのである。
積み上げられた除染土はやぶけビニールからはみ出し、放置。
ちなみに福島市、郡山市の町並みのお話。
各家の庭の除染は自治体に頼めるらしい。けれど一回きりでそれ以上は個人負担。そしてその除染土や剪定した木などは誰もひきとらず、自宅の庭に置くという措置しかないのだという。
恐ろしき現状が未だに続く福島である。
情報は拡散されず、もっともっと隠されて行く。
放射能でこんなに自由を奪われ、生活を奪われた人たちが声もあげる事の出来ない雰囲気、圧力をかけ、もう表情さえ消さないといけない状況に皆が陥っている。
美味しんぼの件で煽り立てるマスコミと国。
正しい事がすべて消され、嘘ばかリが表にじゃんじゃん流れている日本は奇異である。
昨日の報告会にきたアメリカ人の学者は言った。
「こんなに危ない、とんでもないことが日本で起きている。放射能はまだ収まっていない。今聞いてきた話を考えても尋常じゃない。けれどどうしてこういう場に若い人がいないんですか?
私は怖い、どの国の人も怖いと思うでしょう。でもどうしてこの日本はこうなの?
そこをちゃんと追って考える必要があります」と。
そうなのだ。
私世代も若者も本当にいない。考えない?・・・
私は一人いろいろ興味ある所に行ってみたりする。けれど若者はいない。
けれど私もその集まりにいる事が大変窮屈に思うときもある。
若者は考えない訳ではない。でも考える場所がない、もっとカラーのない場所が欲しいのではないかとも思う。
そう言う事を思案しながらアゴラ子ども美術工場でもいろいろ活動をする。
でも今度は若者はあつまっても大勢はこない。
どこに行く?サッカー場と企業の納涼祭と花火とお台場のコンサートにいる?
学者は言った。「お祭りチケットを貰っているように持って行かれているね」と。
そう、そのとおり。
正しい情報は拡散せず、どうでもいいお祭り騒ぎはどんどん拡散している。
ネットも新聞も広告もテレビももう国営である。






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by polepole-yururin | 2014-08-31 07:44 | 政治(思う事) | Comments(0)