ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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危ない社会

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6月7日、東京のちひろ美術館で開かれた講演会に行った。
小児科医の山田真先生の講演。
福島の今をテーマに話された。
震災後山田先生は地元のお母さん達からの依頼で、子どもたちの健康診断をやっておられた。
お母さんたちは、福島では声を上げることさえ出来ないつらさを先生の診察時に、いっぱい吐き出した。
「この日本で福島の一人一人に時間をさき、向き合った医師はいないだろうと思うくらいに関わってきました。」と先生は言った。
本当にそうだろう。
私も震災後、福島の医療情報を探してもちゃんとした話は出なかった。
嘉田知事ひきいる滋賀県は福島が担当になり、医療支援を行ったらしい。
ぜひどのような医療支援を行ったのか知りたいものだが、結局国が上に立ちその下に地方自治体がいる行政は、地方自治体が独立して動くことを良しとしていない。(国が資金が関与する場合のみ地方に任せるという大変国の身勝手な行政であるが)
よって福島医大の山下教授が、大丈夫といい、放射能の問題はありませんという見解を伝え続ける以上、この山下教授の言葉は、福島医大の統一した声になり、福島医大しか福島県に医療を専門とする大学病院がないということは、福島中の病院(公立)は山下教授の言葉が基本方針となる。さらには、公衆衛生を担当する保健所、学校の保健室の先生もその方針に従う。
さらに、健康被害はないとする言葉は、身体に関与するものすべてに影響を与える。
つまり、食するものに対しても山下教授の言葉が生きる。
それが強いては思想にまで反映し、福島全体は国(その当時の総理大臣、官僚、党)の意向に沿った言葉を発する山下教授の言葉がすべての正となる。
ただ、戦後このような事態はほとんどなく、三権分立という言葉でもあるようにすべてが独立し、様々な見解を表に出して討論され、医者という責任ある立場で物事の本質を議論し、言葉を発していたと思われる。
がしかし、原発という国策に対し、原発は独占企業のように、国の顔とも言うべき存在であったようだ。
東電という株式企業であるのにも関わらず、事故の責任を取られない現状と国(自民党)との切っても切れない太いパイプが存在するゆえに、正しく法が動かない。
これはまぎれもない腐敗政治であり、その腐敗政治が福島の県民を壊してしまった。
福島だけではなく、放射能は拡散しているわけだから、東日本・・・日本の問題である。
がしかし、国は徹底して否を認めず、東電に対しても責任という言葉も出ない。
平等という言葉はもう存在しない。(もともと世の大人たちはこの日本、世界に平等という言葉はないと言い切るが・・・私はこの言葉を鵜呑みにしない!憲法で法の下の平等、基本的人権の尊重は謳われているのだから。)
原爆が投下された広島、長崎の人々が辿った道を福島は辿っている。
あの時と同じシナリオが使われている。徹底的に・・・
放射能の問題はないと言ったのは、山下教授を育てた重松医師だった。
あの当時はアメリカが原爆を投下したので、アメリカの否にならないようにアメリカとの関係性の中で様々な行政活動が行われた。(当時敗戦国の日本はアメリカの支配下にあったから)
今我が日本はアメリカの支配下にはない。(安保条約等でアメリカとの関係はあるが・・・)
その独立した国として日本国憲法がちゃんとここに存在する上では、山下教授の言葉で皆が同じ方法に動かないといけないわけではない。
山下教授や嘗ての重松医師も、嘗ての薬害エイズ問題で問われた帝京大学の安倍医師と同じ立場であるとも言える。
身体の不調は医師に診断され、病名を貰う。がしかし、医師は絶対ではない。
神様でもない。病気のメカニズムを病態生理の学びと経験の中でこたえているだけである。
よって誰にも解らないのである。
されば、その言葉を鵜呑みにし、今だ収束されていない原発が存在し、そこで働く原発労働者の体調不良の訴えもあるのに、放射能をなかったものにするこの日本の現状はどう考えても間違いである。
未熟な国であるとしか言いようがない。
NHKで民主党時代に作られた番組が再放送で流れている。
ちゃんと正しさを伝える番組があった。ドラマもちゃんと流れがあり、戦争という時代背景をちゃんと伝えている。
NHKにはちゃんとした表現者がいた。
電波という意味をちゃんと知り、NHKの独自の立ち位置があった。
ものを作り出す、ニュースも、ドラマも、バラエティーも、ドキュメンタリーも、すべて表現である。
その表現は作り出した人々を映し出す。
表現は、社会的行為である。
ましてや公共機関を使っての報道は、社会的行為そのものである。
それゆえ、平等な見識を持って報道すべきであり、公的機関にいる職種の人間は、ひとりひとり自分のやっている行為に意志と責任を持つべきである。
今の日本は集団的意識を使い、法の存在さえもないものにしている。
「赤信号、皆が渡れば怖くない」
この赤信号を国は堂々と無視している。
その赤信号が見えているのに、渡っちゃっているから私も渡らねば、一人こっち側に置いてけぼりだから・・・と言う具合である。
平和と安心と人権と・・・大事なことがちゃんと存在していた今までの日本だった。
それが赤信号を渡る前のこの時点である。
あっちに行けば、戦争である。あっちに行けば放射能被害である。あっちに行けば破壊である。あっちに行けば騙し合いである。あっちに行けば隣の人が敵である。
あっちに行けば・・・
洗脳が続く。
ジョンレノンは、反戦を謳い愛を謳った。
528ヘルツが愛を伝える周波数。
それを彼は音楽で世界に広め、ミュージシャンとして表現者として世界の人々に愛がすべてであると伝えた。
ベトナム戦争の最中、・・・
今、440ヘルツの周波数がこの世界を覆っているらしい。
破壊の周波数である。
528ヘルツは、ジョンレノンが発見した訳ではない。
528ヘルツは、自然界の周波数である。
鳥の鳴き声、風、川、海、様々な優しい音と空気。
私は、里山で日々感じる。
自然の中には、優しさがある。それを愛と呼ぶのだろう。
自然から離れれば、人は我を忘れる。自然に身を寄せれば、人は我を取り戻す。
生まれて間もない子どもたちを見て思う。
「裸の王様!」と平気で口にする子どもは、何が大事か知っている。
その大事なことを知っている子どもを守ることをまず考えれば、私たち大人が今やるべきことは自ずと見えてくる。
そして自分の立ち位置も見えてくる。
人が生きるということは、社会を作っているのである。
どんな社会にいたいか・・・それは私ひとりの存在と比例するのである。


PS:528ヘルツを癒しの周波数というらしい。
では、その周波数に近いものはどこにあるのか・・・
これは宗教、麻薬、麻酔、SEX・・・
本当の癒しではない。528ヘルツと近いものである。
あくまでもプラセボである。
それに人は溺れて行く。
本当の癒しは、誰かからいただくものではない。
自然界にある優しさであり、守るという本来の本能的な種の保存から来るのである。
ベトナム戦争時代、反戦を謳い、ヒッピーという若者たちが生まれた。
その若者たちの中には愛を勘違いした者もいた。
薬、フリーSEX、新興宗教・・・
皆利用される。正しきものを表に出して、気持ちいいものを表に出して真実から引き離す。
今の日本も同じである。
救われる何かと東京五輪の経済効果という文句を人参のようにぶら下げて、放射能をかき消す。
福島の双葉町に核廃棄物の中間管理施設を建設する方針。20キロ圏内に住宅地建設予定。
そこにでも住めるという実態を作る国の新しき放射能に向き合うプロジェクト・・・
大丈夫という言葉という麻薬と現実の危うさ。
本当の528ヘルツを!
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by polepole-yururin | 2014-06-11 09:47 | 思うこと | Comments(0)