ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


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東京都知事選に思う

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2月9日日曜、私は造形教室のお手伝いで滋賀にいた。
20人あまりの子どもたちと親御さんとの関わりは、私の明日を確かなものにしてくれる。
政治はどんどんどんどん私達を不安に追いやるが、私の目の前には、子どもたちが生き生きした表情を見せてくれる。
アナログの造形遊びへの誘いは、子どもたちを確かに優しくさせている事に気づく。
これからの社会に生きる子どもたちが生き生きしている事が、今後の社会の明るさだと私は確信する。
だが・・・造形教室が終わったその夜・・東京では都知事選。
日曜だったのでニュースにも流れず、どうか原発廃炉に向かえるようにと東を向いてお祈りする。
月曜朝のニュースで舛添氏が当選。

9日に投票が行われた東京都知事選の投票率は、46・14%で、衆院選と同日選挙だった2012年12月の前回選の62・60%を大幅に下回った。
8日から9日未明にかけて降り続いた大雪で、除雪されていない雪が多く残るなどして、投票所への足が遠のいたことが主な原因と見られる。
都知事選の投票率は鈴木俊一氏が3選を果たした1987年が過去最低で43・19%だった。次いで低かったのは石原慎太郎氏が再選した2003年の44・94%。今回は、都知事選としては過去3番目に低い投票率だった。
(2014年2月10日01時22分 読売新聞)


大雪の影響で投票率46、1%と低く、その半分の投票数で都知事になった舛添氏だということで、民意は反映されていないのだと本当に思う。
細川氏や宇都宮氏を応援した人たちは、今の安倍政権の歯止めにならなかったと落胆し、自衛権の問題や秘密保護法の公布に至る戦争への道を辿る事への懸念を訴えていた。
今まで東京都知事選は私には意味のないものだった。都民ではないので・・・
でも今の社会は、放っておけない。
いろんな場所で民意を示す事が大事である。
それほどまでに市民をないがしろにした政策が取られているからだ。
あれほどの原発事故が起き、今もその問題は続いているのに、それを押し進める思考は何度も言うがおかしすぎる。
でもなぜ、原発推進される動きが出るのか、なぜ危ない物から手が離せないのか・・・そして市民もなぜもっと声を上げないのか・・・
経済の二文字で事を治める今の日本だが、その経済という今のシステムがとても歪な形をしているからだ。
東電の株主は東京都。そして今の自民党の面々、そして民主党の面々・・・
株というものが人を正しい方向性に導かない。
東電が倒産すれば、株は暴落、株券は意味のない紙切れとなり何の価値もないという訳だ。
私は以前働いていたお金を銀行の言うように投資信託に投入した。
危険はなく、10年おいておくと原価保障はされるし、貯金しているより断然いい。今やお金は運用する時代だと言っていた。
私は、お金の事にはあまり興味なく、うるさいのでそのまま言われる通りにした。7年前の出来事だった。
投資信託は安心の物ではなかった。
ギリシャが破綻。ヨーロッパのものを持っていたので、これは影響が出ると思ってすぐさま投資信託を手放した。すると、損失分を他の物で補った方がいいという話に従い、単独の物に切り替えた。
そんな時だった。
私は、少し自由を失ったように感じた。
そして又3ヶ月後のこと、もっといいものをとブラジルの投資信託を勧められた。
ブラジルにワールドカップ、インフラ整備でブラジルは今買いだという。
・・・もういい、私は株をしている訳ではなし、お金を儲けようとしている訳ではないから、もうやめると投資信託から手を引いた。
私は自由になった。
株と投資信託は少し違うが、今経済は株や投資信託でお金を運用し経済を動かしている。
私は、興味のない話だったが、いつの間にかその話の中に知らぬ間にいた。
確かに自分の一生懸命働いたお金が減っていく事やなくなることは心をざわざわさせる。
そしてそのお金が投資している国や会社の豊かさに反映されるのだから、倒産されたらその会社の事ではなく、自分ごととして降り掛かるのである。
連帯責任である。
そうすると、興味のない国の事も、今買いですと言われ、偶々そこに投資していれば自分はたちまち、日本国民でありながら、投資している国の経済破綻は自分ごととなるわけである。
去年5月ブラジルがいい!ここ3年は景気がいい!と銀行側は言い切った。
けれど、その三ヶ月後、ブラジルは危ない、手放せという話になった。
怖い話だ。
要するに、東電があんなに大変な事故を起こし、責任を当然取らなくてはならない状態にあり、倒産してでも福島の人たちを救い、廃炉に向かうべきであるのに、稼働を推進し、責任も負わないのは、その投資家が、この国であり、この国の政治家であり、この国の大企業人であり、東京都であるからである。そして今は個人にまで投資させて経済をまわしているので、個人までがお金に縛られ、命の大事さを言えなくなっている。
株、投資信託などを商品といい、安易に銀行や証券会社が個人に売りさばく。
その商品は、単独の商品ではなく、会社や国の責任を一緒に担うという大きな(小さいか?)責任を負う事になる。
賢く儲けて・・・というキャッフレーズが呪縛を生むのである。
命というものを見れない理由は、個人のお金の取り扱いに問題があるのだった。
それほどまでに巧妙に仕組まれた今の経済体制である。
巧妙というより当たり前の話なのだが、人の心理をうまく利用した社会システムである。
以前郵政民営化で、アメリカの保険会社が日本にどっとやって来て、たくさんの人が外資系に移行した。コマーシャルと保険取り扱いのおばちゃんやお兄さんに言われて・・・
それと同じ…株と投資信託。
100万円以下でも投資でき、手数料0のシステムが作られ、個人投資家を募るキャンペーンをしているが・・・その安易な金儲けは、福島県民を置き去りにしてしまった。
コツコツ貯蓄が・・・リスクはあるが、儲けもあるのだから、それが今の世の中だからと伝えるバイヤー。
金儲けが自由を奪い、他の命まで奪うシステムが、今の経済システムだということだ。
自由の意味さえ見えなくなった日本の首都東京の顔が舛添氏となったのだ。
経済重視の人々が見る未来の行方には子どもの笑顔はあるのか・・・私の見る未来には子どもの優しい笑顔を切望する。

PS:原発を争点に考えると、東京都民は脱原発を示しているといえる。票が割れて、民意を一つに出来なかったが、これから東京都民は脱原発だともっと声を上げていくべきである。
東京五輪への経済効果を切望するには、皆が安全でいられることが重要視される。
収束していない原発が今日本に覆い被さっている事は絵空事ではないのだから〜。


・・・
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by polepole-yururin | 2014-02-11 14:19 | 思うこと | Comments(0)