人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin

経済重視の日本の行方

経済重視の日本の行方_f0215179_10225292.jpg

日曜、フジテレビで、東京都知事選の立候補者が出演していた。
舛添氏、細川氏、宇都宮氏、田母神氏…その他は出ていなかった。
あの若者やあの発明家は論外だというのか・・・マスメディアはもはや平等という概念はない。
番組の中で、舛添氏は大変温和な口調で話す。
皆選挙となると変わるもんだ。
舛添氏の放送時間は他者より長い、明らかに・・・
そしてその後を追うのが田母神氏・・・
各人が、個の公約を話す。
最後にフジテレビ特派員が、この公約のまとめを言う。
要するに、舛添氏が一番現実的だ。と締めくくった。
脱原発は、非現実的だと言うのだろうが、福島の汚染も未だ収束していないのに、福島県民をあんなに狼狽させ、先の保障も未だないのに、原発から手を離せないなんてこんな事自体が非現実的である。
舛添氏の公約は、都民一人一人を思考するより企業、東電、東京五輪、・・・のことが優先である。
田母神氏は、昔(バブル期か、高度経済成長期)の政治家の公約を聞いているようだった。東京五輪をもっと盛大にやって、カジノを作る・・・
要するに、このフジテレビ自体が自民党政権と関わり、この番組は、誰のために構成されているか・・・という事で、市民は、テレビ=公共電波だと勘違いしてしまうので、(NHKも他局も同じテレビ局だと言う概念)テレビから流れるものは、、そのマスメディアの言葉を知らず知らずに信じ込む。人は、テレビコマーシャルのように多く流れるものや、その顔が脳裏に残ってしまうもので、その心理というか、人間の特質をうまく利用している。
情報操作をしているマスメディアが震災後、もっともっと色濃くなっている。
日本は経済という言葉を先に出していつも、その経済成長のためとか、経済が成り立たないとかそういう経済という字を出して、人の心を制しさせてしまうが、どうして命より経済が大事なのだろうか。
それは、経済が潤う=お金がある=医療保障、公衆衛生の徹底がなされ、国民が守られるのだという。
今すばらしいワクチンが開発された。
インフルエンザの高熱で髄膜炎でたくさんの子どもが亡くなっている。その髄膜炎に効くワクチンが出来た。それは本当にすばらしい成果を上げている。その髄膜炎での致死率が減少する事は画期的な事だ、だから経済は大事なのだ。そして原発事故で死ぬより交通事故で死ぬ確立の方がはるかにあるのである・・・。という。
科学重視の賢い人たちはこういう話を良くする。
だから放射能被害の話なんぞ、意味がないのだという。
髄膜炎で亡くなった人は、そんなにいるなんて知らない・・・。
息子たちも私の知人も元気に幼児期、少年期を過ぎた。インフルエンザワクチンも打ち続けた訳でもなく、今に至る。昔なんてワクチンなんてない。でもそれなりに生きていた。
それなのに、インフルエンザワクチンをうち、またその予防に髄膜炎予防ワクチンをうつ医療ってなんなのだろう。
原発も車も同じ危険物。車は必要で、原発は危ないとはおかしい・・・という話ももっとおかしい。
原発事故は、原爆と変わらない放射能である。その放射能の影響も長崎、広島、マーシャル諸島、チェルノブイリ等確実に起きている。遺伝子に大きな痛手を受けている。
車の事故は単一の事故であり、影響の度合いからしても大幅に違う。
原発で働く原発労働者と自動車工場で働く人の健康被害等どうだろう・・・
今の医療が本当に正しいのか?
公衆衛生もどうなんだ。
消毒の徹底で菌を除去し、病気をなくす考えは異常である。
もっと自然界は優しい。
滅菌、除菌で病気を予防する前に、人の免疫力を強化すればいい。
すると免疫力強化の健康食品やいろんな療法が出てくるが、これもお金が絡む。
日本は、恐怖と安全、健康を交互に言葉で使い、お金が流通する。
これは個人レベルの話かと思っていたが、国上げて、その作戦に投じているようだ。
コーラが特保(特定保健用食品)
メタボ予防にいいということでトクホとなっているが、コーラは昔から飲むなと母に言われた代物であった。それが、悪者通り越していい食品に選ばれた。
メタボが病気となり、そのためにそのカロリーを押さえるための食品として消費者庁が認可した物となる。
国のお墨付き商品なら国民は喜んで安心して買う。
今日本の国が出している様々な政策や、国の許可された物は、はたして私たち国民にとっていいことなのどうか考えなくてはならない。
検診にしても、それは自分の意志で行くものである。県や市が強制するものではない。
自由意志に基づくものである。
毎年市からうるさく検診へ行くように何通もくる。
私は医療者の時は、くどいくらいに検査をしていた。胃が痛いとなると胃カメラを飲んだ。バリウムも飲んだ。医師の言う通りにおりこうさんな患者だった。
試薬も裏でいただいたから飲んだ。薬疹が出た。ソルコーテフというステロイドの点滴をした。
医療者はバラ疹(梅毒にでる湿疹)ちゃうかと大笑いされた。同じ医療者間の話だったので、私もちゃうわ!て笑いで返したおバカな20代。
そんなこんなが20代を思い返せばいろいろあった。
そんな中で、薬とはなにか、検査とは何か、検診とは何か・・・そんな事を思う。
早期発見早期治療が私の習った医療だ。
しかしそれが今は、予防医学に徹している。その先を行ってワクチンをうって、異常行動や、死亡者も出た。予防医学も、その前の早期発見早期治療もアメリカからやって来た。
そして正しい医療の啓蒙啓発が徹底され、今の正しい認識となっている。
けれど、すべてお金が絡む。
昔以上に新薬が生まれる。そして日本で使われる。
昔ひいおばあちゃんは、赤玉をタンスの中に入れていた。
薬はほとんどその赤玉だった。おなかいたには良く効いた。
ひいおばあちゃんは、82歳で亡くなった。老衰だった。その間病院なんて行かない。
大変話が迂回してしまったけれど、要するに経済という言葉を前に出して命を扱う医療も原発は経済のためには必要だという意識がおかしいという事である。もっと原発のあり方について命を扱う人間が意識してほしいのである。
経済重視は、お金中心の世界である。
命よりもお金がもうかればいい訳だから、その商品が命をどう左右するよりも利権が絡む訳である。
今制する大人が日本にはいなくなった。
怖いほどに金しかみていない大人ばかりだ。
子どもが買うゲーム産業の伸び悩みをグラフにして伝えていたが、子どもを金儲けの道具にしている企業こそがとんでもない思考である。「ピノキオ」のお話の見せ物小屋のオオカミのようだ。
子どもを大事にする事が人間として一番の基本で、モラルだ。というかモラルという言葉を使う前に本能的な意識である。
その意識すら金儲けに返還された今の日本。
塾や教材の教育産業や出版社等も、子どもの未来よりも売れる物しか作らない。
嘗て売れる物が、ニーズであり、そのニーズは、社会の流れを作り、売れる物はなんか本物のようだという錯覚を植え付けられていたようだが、それがすべて裏にお金が絡んでいたという事実である。
その事実が浮き上がって来たのは、もうその経済・お金重視の思想を制止してくれる大人がいなくなって、助長する大人がはびこってしまったというほかない。
話を元に戻すが、舛添氏が、東京に縦長の建物を造り、そこに高齢者を住まわせ、下には大きなショッピングモール、そして特養「特別養護老人ホーム」、待機児童の託児所を作るという構想を言った。
昔からある構想である。(CMの三菱地所のような話である。これから日本にはたくさん三菱地所ができそうだ。三菱・・・財閥は解体していない。欧米も企業がすべて牛耳っている。国は国民のためになく、企業の構想に税金や国民を導入しているのだな・・・と思えてならない・・・)
待機児童の問題は、母親も働かざる得ないピラミッド式の資本のシステム・格差社会を作った事に問題がある。15年ほど前に完全に労働組合をつぶし、女子、底辺の声を上に伝える事が出来ない。上への意識の統制が企業の形成であり、派遣社員で成り立つ企業を保護する政策が問題である。
そして女性を大事にしない政治に問題がある。道徳教育より前にちゃんと子どもと寄り添い子育てできる親子の関係を作る事に重きをおいてほしい。
(子どもスタイルとか、ママスタイルとか、格好ばかリ助長する育児本や雑誌。・・・)
税金を分けのわからない物へ投入し、福祉に使わない。(その福祉も歪みがいっぱいあるのだけれど・・・)
底辺を守る政治ではなく、企業、ピラミッドの上を守る政治が今の日本の政治である。
私たち一人一人がブレーキをかけるか、そのまま勝ち組にいられる(いるための)生き方を選択するか。。。
その後者の選択の中には、経済重視の破壊がもっと拡大する事が否めないけれど。。。

偶々見つけたので添付します。↓
元自衛隊陸将補だった池田整治氏の東京都知事選へのコメント

東京都知事選の真っ最中だというのに、
盛り上がりに欠けている。

 理由は明白である。
 今回の選挙の最大の焦点である
「原発問題」をメディアが正面から取り上げないからである。

 取り上げないというとりも、完全に焦点にならないように
メディアコントロールされているからである。

 辺野古で500億円で住民の良心を買うことに失敗し、
今度、原発問題で、知事の席を取られたら、それこそ、
取り戻した支配体制に大きなヒビが入りかねない。

 全力を挙げて、原発推進候補を当選させなければならない。
 だから、焦点を、景気や経済、年金、防災、オリンピック等々に
もってきているのだ。

 これらは、どの候補が知事になっても、やらなければならない共通の
課題でしかない。焦点にならないものを焦点として報道するから盛り上がらない。

 盛り上がらなければ、若者たち多くの浮動票投票者は、選挙に行かず、
低投票率になる。

 低投票率となれば、組織票に乗っている候補が勝つ。

 つまり、自民党・公明党の候補が当選する。
 これまでの、衆院選と参院選と同じ、「カラクリ」である。

 メディアを通じた洗脳支配。
 マインドコントロールされていることさえ、意識できない。


他・・・東京都知事選の実体田中龍作ジャーナルより



・・・
by polepole-yururin | 2014-02-03 10:17 | 思うこと