ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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私の事

琵琶湖の北を里海というらしい。
野鳥が安心してまた戻って来れる場所を人間の手で守り、立ち入らない。
守るとは、力ではない。
続くために見守るのである。
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震災後、私のブログは変わってしまった。
震災前は、日常の細やかな優しい出来事を書いていた。
けれど、震災があって変わってしまった。
一女性、一母親で縁の下の力持ち的な存在だった私が被災地に向かった。
人は余裕があって支援すると思うだろう。
自分が充実しているから社会や人に対して行動できるのだろうと思うのだろう。
ただ、私は余裕があるから、充実しているから動き、思うのではなかった。
震災前後から私には私なりに背負う何かがあったし、押しつぶされそうな出来事もあったし、なおも継続して抱えているものもある。
そんな中で、震災へのサポートや子どもたちへ関わったり、本を書いたり、山の再生をしたり、湖へも子どもたちの居場所をと動いている。
なぜ、動くのか・・・
私は、この社会への苛立ちと、恐怖から逃れたいために動いているのかもしれない。
津波の無惨さ、原発の存在の恐怖、子どもたちのいじめ、病気・・・様々な事が目の前に現れ、当然それを解消すべく政治や行政は動いてくれると信じていた。
が、社会は弱きものを取り残し、忘れていく。
忘れることで皆が幸せになっていくのであれば、私だって忘れたい。
そして日常にもどって自分のことだけ考えて、過ごしたい。
そして我が子の進路や健康を考えて生きていく事が母親としての生き方だとも聞こえる。
私のバックグランドを見て、私の動きを解釈する人もいるだろうけれど、このバックグランドが私のフィールドにもなり得ているかも知れないとは誰も想像しないだろう。
例えば本を出す事、絵を描く事は、お金あっての事、道楽、趣味であるという。
けれど、実のところ、絵を描く行為も本を出版する行為も書き手によって全然違う。
日展の現状を知れば、芸術の世界は金であるかのように思われるが、本当に表現している人は、ハングリーである。
本も同じで、なぜ本を出すか・・・自分を自己アピールするものかどうかは、その内容に寄って全然違うのである。
炭坑労働者をずっと取材したジャーナリスト、戦中戦後ハルピンで強制労働を虐げられ、自尊心を傷つけられた人たちを取材しているジャーナリスト、被災地やマーシャル諸島の被曝者の人たちを取材しているジャーナリスト、利用する社会への葛藤も持ちながら表現活動するアーティスト・・・そういう人たちが本や作品を作る事は命がけであり、自分のためでもあるが、ほとんどは、社会への伝えである。
そういう人たちがいなかったら救われない人たちが、葬られていく。
もし、それでもそれを心の余裕というのなら、そんな他者への余裕をもつ人がこの国にもっと存在してほしいと心からお祈りする。
2013年7月から、私の不安はもっと増強した。その不安を消すように花を植えた。そして子どもたちへの対応も変わった。我が子はかわいいが、それと同じく教室で関わる子どもたちの行く末を案ずるようになり、ひとりひとり子どもたちと話をするようになった。
政府が動く事に反比例して、私は優しいものを側に置いた。花や子どもたち・・・
12月秘密保護法が可決された。
世間は、それでも静かである。
テレビは明らかに政府からの圧力がかかっているように大事な事は流れない。
秘密法後法案が可決した後、政府は日々市民に苦しい法案を通してくる。
消費税、所得税、軽自動車の重量税・・・あげくに年金に対して強制に加入させる手続きを取らすという話が出た。
中国が!という話が出ている。それに対して国防軍というけれど、皆本当にこの日本を戦争に加担する国にさせたいのだろうか。
様々な本や知識を入れた。
戦中、戦後の日本の政権がやって来た事、アメリカがやって来た事、アメリカと日本においてどんな関係がなされ、どんな教育が日本においてなされてきたか・・・様々な事を理解すれば、権力者が何を思い、何を目指しているのかを感じる事が出来る。
左とか、右とか、共産主義とか云々・・・人はレッテルを貼って異見の者を排除する。
けれど、戦争を知らずに生きて来た私に取って、戦争はだめ!だめなものはだめ!命は大事!優しさは大事!お金と地位名誉で人は崩れていく・・・そんな話を童話や昔話で聞いて、それを基本にし、純粋に思い、行動しているだけである。
理由付けでいろんなものが崩されていくこの日本をここまで悲しく思った事はない。
学校でも特別秘密保護法の話は、先生からは全く出ないらしい。
我が家でも私だけが怒っている。
声がない事に、時折自分の感覚がおかしいのかと振り返るが、身近にいる社会を見つめているジャーナリストや表現者、新聞記者様々な人は、危機感を抱き、自分たちの出来る声を上げている。
不安症の叫びだと揶揄する人もいるだろう。
けれど、こんな日本は嘗てなかったと本物たちは声を揃えて言う。
プロパガンダという言葉を大人たちは知ってほしい。
今日も子どもに伝えた。
テレビからの情報を鵜呑みにするなと・・・

坂本龍一さんとオリバーストーンさんの声








・・・
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Commented by stanislowski at 2013-12-13 16:17
琵琶湖でしょうか?朝陽と水鳥とがうつくしいですね。
優しく見守っていきたいです。

余裕が有るとは思ってません。
上手く言えませんが、どれだけその事柄に共感できるか?自分のこととして捉えられるか?動く事で自分や愛するものとかを守りたいという、仰るとおり、私も恐怖から逃れたいのかもしれません。それは生きることの基本と、私は思います。
Commented by polepole-yururin at 2013-12-13 20:00
stanislowskiさま、はい琵琶湖です。
奇麗でしょう。北琵琶湖の夕日の風景は、日本の美しい風景100選に選ばれているようで、みんなが見に来ていました。
ありがとうございます。本能をもてば逃げる。野生動物なら逃げるのでしょう。異常を来す前に・・・
守りは、じっとすることではないですね。
ある人が言いました。仕方ないは仕方が無い。やり方が見つからないから、無い。無なんです。このままでいいのなら無でいいんです。でもこのままではいやだという気持ちが少しでもあったなら動く事です。仕方…やり方を思考する事ですと・・・恐怖から逃れる事が動物・生き物としての人間の基本。恐怖がなくいる事は、もうロボットの様になっている・・そう思います。
Commented by cocomerita at 2013-12-14 01:43
Ciao yururin さん
リンクしてくださってありがとう

お気持ちがとてもよくわかります
私のブログも変わりました
余裕ね、、
それもあるかもしれないけど、それだけじゃない。ですよね
坂本さんがおっしゃってるように、どれだけ危ないか知ってしまったら言わないわけにはいかない
どれだけ悲惨な状況か知ってしまったら、動かない訳にはいかない。
目の前で溺れてる人を見て、見ないふりなどどうさかだちしてもできない技です
そうですね
日本は、静かで相変わらず静かです
広島に行ったときも、感じました
暴力的にとは言わないけれど、
消極的な慰霊ではなく、顔を上げて発するメッセージは、ないものだろうか?と
経験していなくても、戦争が例えば第二次世界大戦が、どんなに悲惨で、国民の普通の幸せとは無意味なものだったか、誰でも知ってるはずです
そういう気風が高まってる、政府の横暴を政策だと、難しいことはわからないからと口をつぐむ人たち
このことなかれ主義、長いものに巻かれる。が日本人の致命的な弱点であると思います
一体いつからこんなになってしまったのでしょうね?
守ることをないがしろにした種は、破滅するしかないと思うのです

Commented by polepole-yururin at 2013-12-15 20:29
cocomeritaさま、大事な事は今ちゃんと伝えなければいけない。
今反日とか国家とか言う言葉が氾濫していますが、私たちが国家であり、政府の一握りがなぜ国家と言えるのでしょうか?一握りの人が思う国家に異を唱えれば、これがおかしいという話で罵倒されたり、揶揄される。今破壊へと突き進み、話すよりも軍事で解決する。アメリカの存在もなんとも・・・そして戦中戦後の政治の中心にいる政治家たちのやっていることは、国民を同じ人間だとは思っていないようです。秘密保護法を通した後、市民への税の負担がどんどんと押し寄せています。弱い物いじめです。でも勝ち組もいつか奈落です・・・
Commented by たさり at 2013-12-15 23:20 x
メールありがとうございました.私も,子どもと,よく話します.でも,ゆるりんさんのような,行動力はないです.ずるいのかもしれません.でも,原発についても,特定秘密保護法案についても,出来るだけ子どもたちと話すようにはしています.
Commented by polepole-yururin at 2013-12-16 09:06
たさりさま、はい、伝える事が力です。
伝える事が教育です。
伝える事が未来を作るんです。
大事な事です。
ありがとうございます。
by polepole-yururin | 2013-12-13 10:24 | 私のこと | Comments(6)