ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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日差しの中で思う事

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優しい日差しが私たちを照らしている。
そのまぶしさに安堵して明日を思う。
けれど、今日本はこの日差しさえも感じ取れない大人が多い事か・・・
新聞やテレビでも「特別秘密保護法案」について議論がなされている。
もっと前にマスコミや新聞がもっともっと言い続ければいいものの、政治が危なくなりはじめてテレビ画面上や新聞に載り出す。
これが駆け引きで、これがマスコミの、これが社会のやり方なのだろうが、もっと早くから情報として異を表明し続けてほしい。
それでなくば、国民は情報をキャッチできない。
情けない話だが、国民の大半は、ネットからランダムに情報を取り入れ、さもなくばテレビニュースからの情報で社会の出来事をキャッチする。
もう新聞から情報を取り入れようとする者は少ないだろう。
新聞を読んでも、いろんな新聞があるから読まれている新聞の違いで情報も変わるし・・・
私も嘗ては新聞もあまり読まない人だったから、世の中の情報の捉え方もよくわかる。
だから、今この現状を歯がゆく思うのである。
公園でゲートボールをしているお年寄りたち、中学の役員会で出会う親たち、ショッピングセンタ―にたくさんの人たち・・・そういう人たちとすれ違うたびに、「今の社会を、いまの自民党を何も思わないの?あなたたちは、なぜのほほんとしているの?これはたまたま今一瞬のあなたですよね?」と聞きたい。
ちょっと前に、友人から突然アーサー・ビナード氏の講演会のお知らせとYouTubeを添付してメールが送られてきた。
YouTubeをいくつか見て、講演会に息子を連れて行った。
今まで思っていた私の違和感をアメリカ人であり、詩人である彼が言葉の罠について語っている。
ちょうど小説を書いていて、言葉について書いていたものだから自分の考えを確かめるのに大変いい話だった。
昨日は知人から清水真砂子さんのYouTubeを添付してメールをいただき、早々に清水さんのYouTubeを見た。
実は私は、絵本を二冊自費出版し、その本を編集してくれた青年が、私の本をもって彼の尊敬する編集者に会って、清水さんを紹介されたという。
その流れで、清水さんの事を知った。
「ゲド戦記」を翻訳された児童文学の評論家の清水さん。
その方の話は、たいへん聡明で、今の社会を教育者の立場からちゃんと捉え、分析し、何が大事で何が危険なのかをしっかり伝えてくださっている。
競争社会への投げかけ。感情を失っている子どもたち。幼児教育から小、中、高、大学・・・教育がもはや商品化している現状と統制された管理下に置かれた教師たちが、子どもたちに何を教育するか。教育者だけでなく、公務員は国に管理され、会社員は会社に管理される。個は尊重されず、国や会社に従う人材がいい人なのである。
だからいい子は、その先生の意向に従える子なのである。
戦時中の日本とよく似ている・・・
そんな風に日本という国が、戦後憲法改正で、「大日本帝国憲法」から「日本国憲法」になって民主主義になったのに、自民党なのか誰なのか・・・じわじわと労働組合等の国や会社への圧力を排除し、知らず知らずに統制されていたわけである。
それが、度を超した。
テレビでどうでもいい情報を流し、馬鹿な番組を流し、何も思考出来ない人たちを作った。
もうテレビなしではいられない・・・
教育では、国のための子を作る教育がずっとなされ、右に倣えを強い、学校という大勢の意識を力にし、個の異を排除する。
この国は、個を大事にしない。
個がそれぞれ自立し、成長すれば、今の政府の思う国としては、不都合な人材育成になるからだ。
政治家、官僚、企業人・・・上に立つ者は賢い。
よくもここまで見込んで長いスパンで国作りをしていたか・・・
あ・・・一息ため息を漏らして、次をゴクンと飲み込んだ。
原発事故は私たち国民に見せてくれている。
この日本という国が、何を大事にし、何を企み、何をいらないものといして国作りをして来たか・・・
自然の中に身を置いて、温かい日差しに包まれると、自分の纏った鎧がどんどん溶けていく。
私は、私だったんだと。

ps:清水真砂子さんとアーサー・ビナードさんのYouTubeを是非!
今思考しなかったら、この先思考する事はないくらいに、危ない日本だから・・・
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by polepole-yururin | 2013-11-25 11:35 | 思うこと | Comments(0)