ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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壊れゆく日本という国

新聞の記事、本、・・・読むべきもの多し・・・ただいま野本貫一氏の「生態と民俗」を読んでいる。震災と民俗・・・人が培ってきた真実は、人間を超えた科学ではなく、自然と共に生きる知恵である。
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日ごとにいやなニュースに心揺れる私である。
テレビでは、強気の安倍総理の答弁が流れ、安倍総理の中東への原発セールスも停まることなし。
支持率は高いという・・・誰が支持してんねん。
昨日のニュースでは、東電が放射能汚染された地下水の行き場がなく、海に放流するとあった。
で、それでいいんかいな!?
海やで・・・海は日本だけのもんちがうねん!
福島の漁業権侵害に対して問題あり・・・とあっただけで、もっとちゃんと答弁すべきだろう!
自民党が出てこない。安倍総理が出てこない。
東電の・・・原発事故に関する出来事に対して何も論じない。おかしいやろ!
で、原発他国に輸出するってどないやねん!
日立、東芝、三菱、…日本の原発産業は電気屋さんが製造してる。
この木なんの木きになる木の日立さん。サザエさんでおなじみの東芝さん。優しいイメージの電気屋さん。ちなみに医療のレントゲン機器も日立、東芝が作っている。
昔三種の神器のテレビ、洗濯機、冷蔵庫をつくって国民の便利を提供してくださっていた電気屋さんが、時代と共に開発!研究!と言われ続け、とうとう原発に行き着いた。
そして防衛産業にも知る企業が軒を連ねる。三菱、川崎重工、NEC、富士通、東芝、コマツ、IHI、日立、富士重工・・・企業は儲かれば何を作ってもいいのだろうか。
その真逆の話。以前オリンパスが初の内視鏡を作ったというドラマがあった。が、そのオリンパスの研究者は、以前は戦時中零戦を作っていたという・・・人を殺す武器を作っていた俺が、人の命を救う機器を作る事ができてよかったという場面が今も思い浮かぶ。
企業もその中の科学者も、常に平和と命の尊さをもって存在してほしい。
その意識を欠いてとんでもないものを作ったのが、原爆を作ってしまったロバート・オッペンハイマー・・・そしてアメリカは、平和のために・・・戦争をやめさせるために・・・日本に原爆を投下しました。そして平和利用として1960年代アメリカから原発が輸入されました。
福島の人たちをあんな状態にして、そして今も続いているのに、そして行き場をなくして汚染水を海に流すのに・・・平和だというのか、原発が!?f0215179_2319788.jpg
農業、漁業の方がTPPで大変な状況に置かれるであろうと嘆いていらっしゃる声を聞いた。
福島の事故での放射能汚染で一次産業の方々がどんな痛手を被ったか・・・食の安全の確保もできず、海に流すという事は、どうなる事になのか誰だって想像できるだろう!
福島だけではない!三陸、千葉、静岡、…海は、魚はどうなるのだろう。
だからTPPで安全な食べものが他国から贈られるんだよって戦法かい?
日本の食料自給率が低いのは、政府の政策のおかげ。米が余っているとか言って減反政策とって、安い農作物をアメリカから輸入して、一次産業を守らず、上記企業を筆頭に自動車産業等を保護した日本政府。
すべてアメリカ式。
戦後の給食がパンと牛乳になったのもアメリカからの小麦、牛乳など輸入する戦略をとったわけであるし・・・。生活形態もすべて輸入。ライフスタイルを宣伝するマスコミを使った戦略に国民がはまっていった訳である。あこがれやこれが未来の・・・ってこの台詞でいとも簡単に〜。
戦後日本を動かした自民党が、今また返り咲き、戦争好きのアメリカに寄り添い歩む政権である。
日本の政治を知るには、アメリカの政治を知るとよくわかる。
アメリカ政府が戦時中から戦後、そして今に至り、何に関与して動いていたか・・・
今日も、NHK・BS1で「オリバー・ストーン監督が語るもうひとつのアメリカ史」が流れている。
政治とは、平和の為にあるはずである。
しかし、あんな悪夢があってもいいのか!?
そしてもう終わったんだろう?って思っていたのに、最近安倍政権が、おかしい動きをしている。
国民の平和なんて考えていない。
平和を崩す存在は、もう21世紀には必要ない!
国民よ、本当に子どもの事を考えろ!
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2013年、5月8日、朝日新聞朝刊、オピニオンの記事。
「企業利益は国の利益」国民に犠牲を迫る詭弁 政権与党が後押し
国民国家の崩壊だと内田樹氏はいう。
政府は、もはや企業を守るために動いている。
その企業も、起業したのは日本国内で、創始者は日本人であるが、既にそれはずいぶん昔の話で、株主も従業員も今では多国籍であり、生産拠点も国内に限定されていない「無国籍企業」のことである。この企業形態でないと国際競争では勝ち残れないと常識では語られる。・・・そして企業のグローバル化が最も正しい選択であるという。
国際競争力のあるグローバル企業は「日本経済の旗艦」である。だから一億一心をあわせて企業活動を支援せねばならない。そういう話になっている。そのため国民は低賃金を受け入れ、地域経済の崩壊を受け入れ、英語の社内公用語化を受け入れ、消費税増税を受け入れ、TPPによる農林水産業の崩壊を受け入れ、原発再稼働を受け入れるべきだ、と。この本質的な要求を国民に「のませる」ためには、「そうしなければ、日本は勝てないのだ」という情緒的な煽り(あおり)が、どうしても必要である。これは、「戦争」に類するものだという物語を国民に飲み込んでもらわなければならない。
中国、韓国とのシェア争いが「戦争」なら、それぞれの国民は「私たちはどんな犠牲も払ってもいい。とにかく戦争に勝ってほしい」とめを血走らせるようになるだろう。
国民をこういった上ずった状態に持ち込むためには、排外主義的なナショナリズムの亢進は不可欠である。だから、安倍自民党は、中国韓国を外交的に挑発するのがきわめて勤勉なのである。外交的には大きな損失だが、その代償として日本国民が「犠牲を払う事をいとわない」というマインドになってくれれば、国民国家の国富をグローバル企業の収益につけ加える事に対する心理的抵抗は消失するからである。私たちの国で今行われている事は、つづめて言えば「日本の国富を各国(特に米国)の超富裕層の個人資産へ移し替えるプロセス」なのである。
現在の政権与党の人たちは、米国の超富裕層に支持される事が政権の延命とドメスティックな威信の保持に大変有効である事を良く知っている。戦後68年の知恵である。・・・
今私たちの国では、国民国家の解体を押し進める人たちが、政権の要路にあって国政の舵を取っている。


朝日新聞購読者でない方は、図書館で朝日新聞のこの内田樹氏のオピニオンの記事を全文、読んでください。そして考えてください。本当に今の日本の事を今ひとつ思考してください。
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Commented at 2013-05-10 01:18
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-05-10 01:22
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by saheizi-inokori at 2013-05-10 11:15
3・11が日本を大きく変えて窮地に陥りました。
いままでの価値観が崩れています、とくに合理主義とか個人主義などが。
ニヒリズムに陥ることなく国を建てなおす価値観が求められますね。グローバリズムでないはず。
Commented by polepole-yururin at 2013-05-12 19:35
鍵様、いつもありがとうございます。
鍵様の話を聞いて現実が目の前にあって悲しくなりますね。私も医療者の時こんな状況ありなんだろうか・・・と思う事が多々ありました。当然その現場にいると黙認というか、どうなんだろう・・って思うだけになってしまうのですが・・・。若いときはいいのか悪いのかも上の人たちの当たり前の対応に従うしかないようで・・・大人になった今、ちゃんと意識を持っていきたいと思います。
今日も宮城県に農業を守ると言いにいってる総理ですが、戦略は着々と進められている。国民には直接声をもっていくに限る。たとえ、その後嘘となっても、ちゃんとやりますという事だけは言う。ちゃんとできなくても念を押す_・・その手法は過去に培われた失敗害来ているのでしょうね。最近あの方がテレビに出てこられるだけでいやになります・・・
Commented by polepole-yururin at 2013-05-12 19:48
saheizi-inokoriさま、いままでの価値観が崩れています、とくに合理主義とか個人主義などが。…そうですね。言われる通り。個人主義過ぎる国民の反応や政党が誰か特定のものだけを守る・・個人主義・・・そのことばにつきますね。グローバルってすごくいい加減な言葉です。アホの一つ覚えみたいにグローバル・・・競争競争って何で競争せなあかんのか!競争をなくすと人が怠惰するとか言うけれど、競争社会が人を向上させるのではなく、人を罵倒し、蹴落とし、個人主義にもっていき、その他は切り捨てる。価値のある人間はお金勘定や勉強ができる人間だけのようなこんな社会おかしいです。
Commented by junko at 2013-05-15 07:57 x
Ciao ゆるりんさん
昔からその気配は濃厚だったものの、今の日本はおかしいことだらけです
自分のところで後始末もできない原発を他国に売り付けるなんてもってのほか、恥ずかしいです

内田樹氏のブログ
http://blog.tatsuru.com/ でも見れますよ
Commented by polepole-yururin at 2013-05-15 09:21
じゅんこさんありがとうございます。
はい内田さんのブログ、私もみています。ちゃんと書いてらっしゃいますね。大事な事を流されず、動じず、伝える行為。これが今の日本には大事な事でしょうか。スピードを要求される時代ですが、そのスピードの早さにどさくさに流してしまう風潮がある日本です。情報は賞味期限ありのように流される。そしてその大事なできごとも流行のように過ぎ去っていく。でも原発も戦争も風潮ではない!人の命や自然や町を奪い去っていくものは、流された・・・ではすまされない!もう地球放棄したいのでしょうか、みんなは・・・そう思います。
by polepole-yururin | 2013-05-09 20:00 | 思うこと | Comments(7)