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ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin

心落ち着かせて

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いろんなことがおきます。
社会においても、我が家においても・・・
とまることなくいろんなことがおきます。
たとえば、今社会におきていることに意識し、思考し、行動していたとします。
その最中に私事に大変なことが起きたとしたら、たちまち社会のことよりも私事に心が奪われてしまいます。
それが大きければ、大きいほど社会への思いが薄れます。
当たり前のことですが、人は余裕がなければ他へ意識を持っていけなくなるものなんだと感じます。
先週義父が亡くなり、今日初七日を迎えました。
嫁として、ひたすらお客様への対応におわれました。
息子たちへ死の大切さを伝えました。
火葬場では、映画「おくりびと」の話を思い出し、子どもたちに伝えます。
死後の処置・・・私は昔時折亡くなった患者様の身体を拭き、綿をつめ、死に化粧を施します。
手を合わせ、くくります。おくりびとのごとくそんな仕事も看護師の仕事でした。
その話も子どもたちに伝えます。
お寺さんが来て、法名の話・・・お葬式・・・
はっと気づきます。お金あっての法名、葬儀の階級・・・不思議な感じです。
人は亡ってもお金で階級をつけられるんですね・・・
さまざまな社会の図式が見えましたね・・・義父の入院から葬儀までの間に・・
そしてちょっと一息ついた頃・・・学校から電話。
息子が手を骨折してしまいました。
折れ方が悪く、月曜に入院となります。
先週はじめ、お通夜、葬儀のためにお菓子等の買出しに大忙しだったのですが、その週末には、息子の前開きのパジャマ、下着、シャツ等の買出し。
息子に寄り添う今日この頃です。
今、心はどちらに向いていこうかと感じております。
ただ心落ち着かせ、目の前にある日常を深呼吸して過ごしています。
さまざまなことが重なると、人って弱気になるものですね・・・
そう感じつつ今福島の方、被災地の方の日常はもっと過酷なものなのだろうと時折心をそちらに向けております。
息子が言いました。
「手が動くっていいな~」
当たり前ってほんと忘れてしまいます。
病気や負は心を自分に戻す大切な時間なんだと改めて思います。
by polepole-yururin | 2012-02-18 12:43 | 私のこと