2011年 10月 09日
不思議な光の遊び♪高橋匡太の光のワークショップ
KAМEの翼プロジェクトのプレイベントの一環として開催された、高橋匡太さんの光のワークショップ。
一夜の夢のような光の輝き。
普段はトカゲ、まつむし、野うさぎ、ウリボウ・・・様々な生き物と遭遇し、四季折々の自然の彩を楽しませてくれる里山にあるАgora子ども美術工場は、虹色の光に包まれた♪
光のアーティストとして日本、世界を飛び回る高橋匡太さんが9月10日から三週間(各土日)このАgoraにやってきた。
10日11日は、子供達と実験を試みる。(その様子は私の9月ブログ「光のワークショップ」の項参照)
17、18日、24日には前週の試みを広げ、みんなで高橋さんが作ってきたАgoraのぬりえをやった。普段は緑の自然いっぱいのАgoraを様々な色の配色に変えていく。
本当にこのАgoraが自分の塗った色に輝くんだと想像して、色鉛筆でぬった。
「地上絵を描こう!」次の提案が高橋さんから発した。
子供達は「地上絵?」と理解しがたい様子だったが、次第に想像が膨らんで、黄緑色の画用紙に凧紐で一筆書きの絵を表現した。
子供達は、たいへん想像力豊かで、カブトムシ、カメ、クローバー、人の輪、喜ぶという文字・・・などを描いた。
子供達はほんと面白い♪
また巨大風船を膨らませ、子供達と空き地で遊んだ♪
25日18時、とうとうその日はやってきた!
里山は暗い闇に包まれた。
子供達は手をつないで大きな輪を作った。
光のひもが手渡された。
真っ暗な闇に中に光のひもだけが浮かんでる。
不思議な感覚になって子供達はひもを動かし始めた。
ビュンビュン!光が飛び回る♪時にはハートに、時には自分を囲ってみたり♪
その光の残像が一本の線から何重にも螺旋を描き子供達や大人を魅了する。
そしてしばらくしてАgoraは、子供達の描いたぬりえが現実に現れ、虹色に輝き始めた。
そして定期的に子供達の人数分の不思議なАgoraが表現された。
その後子供達はグループに別れ、指示に従い、光の線で地上絵を描き始めた。
クローバー、鳥、人の輪♪
ワーワー言いながら、子供達は大きな絵を、庭の広場に描く。
そして二階に上がって、確認する、鳥?クローバー?人の輪?
ナスカの地上絵を描くとき、こんな試みがあったんじゃなかろうか?となんとなく思った。
最後に巨大風船が空に舞った。
光の線だけが空に聳え立った。不思議だ!
みんな空をずっと見上げている。しばらくして光が風船に灯った。
七色に変化する巨大風船に光の線・・・
七色のАgoraに七色の光の実・・・
ここはいったい何処なんだ?
ピノキオのお話、ピノキオが見た不思議な世界を見ているような・・・でもこの光は、ピノキオのお話のように決して恐ろしい世界への入り口ではない。
みんな、君達の想像をまず形にしてみよう。その小さな形がきっと本当に想像したように形化する!
想像は、君達の表現の一歩なんだと教えてくれたような一日だった。
高橋さんも楽しんだ!
高橋さんは、普段本当に忙しい人だ。
いろんなところから引っ張りだこ。
時には、自分の表現さえ屈しなければいけない世の中の強引な力が、存在することだってあるだろう。
高橋さんは、20年前の島田市であった「紙ワザ大賞」を原点といって、ここで試みる様々なことを思いっきり楽しんでいる。
高橋さん自身が子供になって表現する。
好奇心と、想像と・・・今きっと大人も子供も必要としている大事なこと!
高橋さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
高橋匡太さんの試みに、次は12月に出会えるかも♪
関連サイト:KAМEの翼http://kamenotsubasa.blogspot.com/
徹夜で、パソコンで照明プログラミング。
風船を終う時、ヘリウムガスをすってみた♪
馬鹿声になってみんな大笑い♪
by polepole-yururin
| 2011-10-09 08:57
| カメの翼プロジェクト