ゆるりんのポレポレ日記 yururinp.exblog.jp

つれづれなるままに~日頃出会うこと、思うことを綴っています。


by polepole-yururin
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せんねんまんねん

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下の息子の授業参観、国語の授業。
子供達は一斉に朗読する。
せんねんまんねん・・・

せんねんまんねん     まどみちお

いつかのっぽのヤシの木になるために
そのヤシのみが地べたに落ちる
その地ひびきでミミズがとびだす
そのミミズをヘビがのむ
そのヘビをワニがのむ
そのワニを川がのむ
その川の岸ののっぽのヤシの木の中を
昇っていくのは
今まで土の中でうたっていた清水  
その清水は昇って昇って昇りつめて
ヤシのみの中で眠る

その眠りが夢でいっぱいになると
いつかのっぽのヤシの木になるために
そのヤシのみのが地べたに落ちる
その地ひびきでミミズがとびだす
そのミミズをヘビがのむ
そのヘビがワニがのむ
そのワニを川がのむ
その川の岸に
まだ人がやって来なかったころの
はるなつあきふゆ  はるなつあきふゆの
ながいみじかい   せんねんまんねん


そう、この循環は変わらない。
まだひとが来なかったころから続く自然の循環の波の中。
ただただ自然はやさしくもあり残酷でもあり。
亡くなった方やなくなったものは元には戻ることはないけど、確かに自然の形は戻るだろう。
循環の中にいる以上、いつかきっと美しかった町は戻るだろう。
そんな大きな循環の中にひとはその一部として存在する。

自然の流れをいじくってはいけない。
自然を細工しては、循環サイクルから外れてしまうことを、まどさんも、手塚治虫さんも、先住民の掟にも伝え続けているんです。
子供達はまどみちおさんの詩からどんなことを思い感じたのだろうか~
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by polepole-yururin | 2011-04-28 08:15 | 宇宙 | Comments(0)